「太った姿に周囲の視線が痛い...」“結婚願望”が10キロ減量成功の後押しに「健康的に痩せてダーリンもゲット」
先ごろ、筋肉だけではない健康的なボディの美しさ競うコンテスト『ベストボディ・ジャパン(BBJ) 2021関東大会』が開催された。レディースクラス(30歳~39歳)に出場したフィットネスでダンスインストラクターをしている柏田真理絵さん(37)は、半年間で10キロのダイエットに成功。健康的に痩せたメリハリのある美しいボディを披露した。
【写真】美くびれ&プリッと上がった美尻…10キロ減量した美ボディを披露した柏田真理絵さん
◆男性ならどんな女性がいいんだろう…健康的な食生活ができる女性を目指すように
――ダンスインストラクターの仕事をしていますが、以前から運動をしていたのでしょうか?
【柏田真理絵さん】 はい。体育大学出身で、運動が好きでずっとしていました。
――なぜトレーニングをしようと思ったのでしょうか?
【柏田真理絵さん】 半年前まで10キロほど太っていまして…。当時、とてもストレスの多い環境に身を寄せていました。それを解消するかのように、ついつい炭水化物を食べ過ぎてしまい、ブクブク太っていって…最高62キロまで太りました。
――どのようにして痩せたのでしょうか?
【柏田真理絵さん】 基本的には食事制限とトレーニングですね。食事は、肉やと野菜中心に切り替えて、炭水化物を減らしました。筋トレは、一番多い時で1日2時間を週3~4日やっていました。
――かなりストイックですね。
【柏田真理絵さん】 インストラクターとしてダンスのレッスンも週18本やりながらなので、かなり運動していました(笑)。
――“痩せよう”と思ったきっかけとなった出来事はありますか?
【柏田真理絵さん】 37歳という年齢もあって「そろそろ結婚したい」と思うようになりました。彼氏もいなかったので、“男性ならどんな女性がいいんだろう…?”と考えたときに、「健康的な食生活ができる女性が魅力的だよね」と思うようになりました。自分でも「変わりたい」と思っていたタイミングだったので、インストラクターの仕事に復活することにしました。
――お仕事に復帰した時、周囲の反応はいかがでしたか?
【柏田真理絵さん】 以前から私を知っているお客さんは、「あー(ずいぶん太りましたね)」という感じでした。その言葉にならない視線が、結構ショックでしたね。それがきっかけで昨秋にダイエットアプリ『FITFES(フィットフェス)』のボディメイクコンテストに出場し、1ヵ月で5キロ減量しました。
◆目的がある方が頑張れる、もっとスポットライトを浴びたい
――トレーニングを始めて、周囲から言われて嬉しかった言葉はありますか?
【柏田真理絵さん】 「キレイになってきているね」や「結果が出ているね」と言われるようになりました。でも、それ以上に嬉しいことは、私が痩せたことで刺激を受けたお客さんがトレーニングを始めたり、食生活を変えるといった、そういう変化の起点に関われたことです。
――痩せたことで異性からの視線が変わったなどの変化はありましたか?
【柏田真理絵さん】 はい。ダーリン(彼氏)ができました。これもダイエットというか、健康を手に入れた副産物かなと思っています。
――憧れる理想の女性や体型はありますか?
【柏田真理絵さん】 ラテン系女性のように、胸と腰とお尻のバランスが良い人に憧れます。細ければいいというのではなく、健康的でバランスの取れた身体になりたいですね。
――『BBJ』に出場したのは初めてですか?
【柏田真理絵さん】 初めてです。
――大会に出場を決めたきっかけは?
【柏田真理絵さん】 目的がある方が頑張れるタイプなので、昨年出場したアプリのコンテストより上を目指したいなと思いました。今年は、いろんな意味で挑戦の年にできればいいなと思っています。
――大会出場にあたり、周りからどのような言葉をかけられましたか?
【柏田真理絵さん】 皆すごく応援してくれています。インストラクターという仕事柄、大会に向けて鍛えていく私の姿を見ている人が殆どなので、「もうちょっとだね」と応援してくれる人が多いです。あとは、『フィットフェス』で知り合った友人からもInstagramでメッセージをもらいます。いつも応援してくれる人たちに対して、私がステージに立つことで勇気が与えられたらいいなと思うし、そういう存在になりたいです。
――ステージに立っていかがでしたか?
【柏田真理絵さん】 楽しかったです。もともとベリーダンスの大会に出場するなどスポットを浴びることが好きなので、「スポットライトが私を呼んでいる」みたいな感じでした(笑)。コロナ禍でなかなか舞台に上がる機会もないので、いい経験をさせてもらったと思っています。
――筋トレや食事制限を続けられる秘訣は?
【柏田真理絵さん】 「〇〇すべき」や「〇〇しなければならない」という考えを持たないことですかね。それよりも「筋トレや食事制限をやった先に何を得られるのか?」をイメージする方が続けやすいと思います。
(文/地原みどり)