「やっと普通の人の生活が送れる...」幼少期から太っていた大学生が、23キロ減量で人生が激変「毎日が刺激的で楽しい」

　幼少期から太っていたというゆうかさんは、思春期になり恋愛話についていけない悔しさからダイエットを決意し、23キロの減量に成功した。ダイエット成功前は悲観的だったが、積極的でアクティブな性格に変わったという彼女に、減量中のストレス発散方法や食事、ダイエット法について聞いた。

【ダイエットビフォーアフター】まるで別人…“整形レベル”23キロの減量に成功したゆうかさん

◆中学3年生まで標準体重だったことは一度もなかった、約2年半で23キロの減量に成功

――いつ頃から体重の増減があったのでしょうか？

【ゆうかさん】　幼少期からずっと太っていたので、ダイエットを成功させるまでの十数年、標準体重だったことは一度もありませんでした。幼い頃は、病気がちで頻繁に病院に通い、お医者さんからも健康のために体重を減らすようにと言われていました。でも、母親が外国出身で「食べて力をつける！」というマインドだったので、ダイエットをするまでは、体重が落ちるという経験をしたことがありませんでした（笑）。

――ダイエットを始めたのは、いつ頃なのでしょうか？

【ゆうかさん】　中学3年生から高校2年生までの約2年半で、23キロの減量に成功しました。最初の1年間は、さまざまなダイエット方法を片っ端から試して、「自分の身体やメンタルに合ったダイエット方法の模索期間」だったので、体重の減り具合もイマイチでした。その模索期間が終わってからは、スルスルと体重が落ちて、52キロまで減量できました。

――23キロ減量成功して、どのように感じましたか？

【ゆうかさん】　「やっと普通の人の生活が送れる！」と思いました（笑）。私は、太っていることが悪いことだとは全く思わないのですが、周囲の人から「自己管理ができない人」と思われてしまい、対人関係などに支障が出ていました。ダイエットが成功したときは、「やっとスタートラインに立てた」と感じました。

――目標体重は、ダイエット前から決めていたのでしょうか？

【ゆうかさん】　はい、決めていました。身長160センチの標準体重といわれている56キロくらいを目標にしていました。56キロまで減量後、自分の身体を鏡で見たときに理想とは少し違うなと感じたので、そのままダイエットを継続し、理想の体型を目指して52キロまで減量しました。

――ダイエット中の食事内容は？

【ゆうかさん】　タンパク質を摂るように心がけていたので、鶏ムネ肉・卵・豆腐などを食べることが多かったです。私の場合は、タンパク質ばかり摂っていたら便秘になってしまったので、それを改善するために食物繊維をたくさん摂ることに苦戦しました…。

◆ダイエット成功前は悲観的だったが、積極的でアクティブな性格に変わった

――Twitterでは、「運動が苦手で続かず、毎月1万円ジムに募金していたようなものだった」とつぶやいていましたが、運動はしなかったのでしょうか？

【ゆうかさん】　ダイエット中は、軽度の筋トレとウォーキングをメインに行っていました。ジムだけでなく、YouTubeの筋トレや有酸素運動の動画も途中でついていけなくなって…。モチベーションが下がってしまったので、私には合わないダイエット方法だなと感じました。

――運動や食事以外で行ったことはありますか？

【ゆうかさん】　趣味を見つけることです。ダイエットを始める前までは、食べること以外のことに興味がなく、ストレスが溜まった時も食べることで発散していました。ですが趣味を見つけてからは、そのことに没頭している時間は食べ物のことも考えなくて済みます。何より自分が成長した感じがして、後々自信にも繋がりました。

――痩せていくことに喜びを感じましたか？

【ゆうかさん】　数百グラム減るだけでもとっても嬉しかったです。どんどん痩せてキレイになっていると実感できて、もっと頑張ろうと思いました。

――ダイエットしてよかったことはありますか？

【ゆうかさん】　性格がまるっきり変わって、毎日が刺激的で楽しいと感じられるようになりました。ダイエットをする前は内気でネガティブで、新しいことにもチャレンジできず悲観的でした。ですがダイエットを終えた後は、勉強・趣味・アルバイトなど、全てにおいて積極的になり「もっと知りたい！ やってみたい！」とアクティブな性格に変わりました。