夜なべして”地獄の名前書き”、義母に裁縫を依頼...子どもの入園準備、保護者を悩ませたものとは?

2022年04月18日 08時40分

ライフスタイル eltha



どんなに小さいものでも「名前書き」は必須、SNSでは書きすぎてゲシュタルト崩壊したという声も


 幼稚園、保育園の入園を無事に迎え「やっとひと段落した…」と胸を撫でおろした保護者の方も多いのでは。入園前の準備は、持ち物を揃えるだけでも一苦労。お稽古バッグの裁縫、すべての持ち物に名前を書くなど、細かい作業も多い。入園前、保護者をもっとも困らせる準備は何なのか? 準備を終えてみた感想は…? 入園準備の経験をした1073名の保護者の声を集めた。


【画像】名前シール購入もまさかの使用NG? 「気が滅入りました…」保護者から届いた、入園準備あるある


■オムツを入れるポリ袋にも…”地獄の名前書き”、約4割が大変だと感じている


 eltha by ORICON NEWSでは、子ども・孫の入園準備に携わったことのある1073名にインターネット調査を実施。「入園前、もっとも大変だと感じた準備は?」と質問をすると、もっとも多かったのは「持ち物への名前書き」(36.8%)だった。どんなに小さいものであっても全てに名前を付ける必要があり、子どもが起きている日中には集中して時間が取れない。まさに気が遠くなる作業だ…。


「子どもが寝て家事も済ませた後に名前を書くしかなくて、たくさんある持ち物全てに名前を書く作業は夜遅くまでかかりました。数日に分けて準備したけどそれでも大変でした」(30代女性)


「時間もない中で名前を書くという地道な作業に気が滅入ります…。名前書きがあると思っていたので、名前シールを作っていたのに、まさかの直接油性ペンで書くようにと言われ、心が折れました」(30代女性)


「算数セットが一番大変でした。小さいおはじきから、細い棒まで。名前シールがあったので、名前は書かないで済みましたが、シールを貼るのでさえ大変でした」(50代女性)


「名前のハンコを買いましたが、全ての洋服、靴下、さらにはオムツをいれるポリ袋1枚ずつにハンコを押さなければいけませんでした。お得用ポリ袋は150枚入りです」(30代女性)


「持ち物が細かいのと数が多くて名前書きは大変でした。それでも紛失するんですけどね。仕方ないです」(50代男性)


 さらに「当時子どもはまだ字が読めなかったので、名前と一緒にワンポイントを付けて、さらに周りの子とかぶらないようにするのが大変だった」(40代女性)という苦労の声や、「こんなモノにまで名前を!? と思いながら夫婦で作業したが、今となっては良い思い出でしかありません」(40代男性)と記憶が美化されている(?)ケースも。子どもが成長した時にあらためて振り返ると、笑い話として語れる日が来るのかもしれない。


■おけいこバッグは外注すると高い…裁縫ができず義母に頼ったという声も


 続いて大変だったと声があがったのは「袋物(おけいこバッグ、弁当袋、靴袋)」(28.8%)、「制服、カバン、靴などの通園用品」(7.3%)の準備。このためだけにミシンを用意しなければならなかったという人や、義母に頼むことになって気まずい思いをしたという人も。


 園によって細かいサイズや色の指定もあるようで「全て指定の大きさを守りました。母親の手作り必須と言われました」(40代女性)、「幼稚園から大きさと作り方のプリントが配布され、入園までに用意する必要がありました。が、私は裁縫が苦手なので、遠方の姑に全部お願いしました。裁縫好きな姑は喜んで作ってくれましたが、ものすごく後ろめたい気持ちでした。」(50代女性)、「手作りできないと言ったら『みなさんしてきます』と言われた。そのあとに『近所の指定のお店で注文して作ってもらえます』とほかのお母さんに教えてもらえた。お金も高くて、お金がないから保育園に入れて働くのに矛盾していると思った」(50代女性)と、やはり”手作り”のハードルは高く、それぞれのご家庭で苦労があるようだ。


 通園用品については、どのくらい量を用意すれば足りるのかが分からなかったり、他の子との差が出ないように”情報収集”するのが大変だったという声もあがった。


「はじめての準備で体操着やブラウス遊び着など、何枚用意しようか、金額もなかなかする…と頭を悩ませました」(30代女性)


「サイズを合わせに行ったり、周りの子と同じに合わせてあげたり、いろいろ情報を集めたり、店舗回りが大変でした」(40代男性)


 子どもの喜んだ顔を見たいーーその一心で準備を進める場合がほとんどだろう。しかし環境によっては、”どれだけこだわれるか=子どもへの愛情”という図式で、親が試される儀式的なものにもなっている。


 実際に「母親が試されている感じがする」(40代女性)、「親同士の競い合いみたいになっていた」(50代女性)、「人によって得手不得手がある。手作り=愛情ではないと思う」(40代女性)というコメントも散見。「やるからにはこだわりたい」という気持ちは大事にしたうえで、既製品を購入したり、フリマサイトやハンドメイドの販売サイトに頼るなど、負担を減らせる選択肢が柔軟にとれるようになってほしいものだ。


【調査概要】

調査対象: OMR会員 男女20~60代

サンプル数: 回答者全体 1073名

調査期間: 2021年3月23日(水)~28日(月)

調査手法: インターネット調査

調査機関: オリコン・モニターリサーチ(https://omr.oricon.co.jp/?cat_id=omr-news)

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2022年04月18日 08時40分

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