シベリアンハスキーが育んだ猫たちとの”家族愛” 「かわいいモフモフにまざりたい」子猫育て動画に反響
飼い主さんの自宅近くで保護された、キジトラの子猫。その親代わりになっていたのは、5歳になったシベリアンハスキーの女の子だった。体の大きさもまったく異なる2匹は、ピタッと寄り添って一緒に眠り、犬は子猫の世話をして、悪さをしたらきちんと怒る…先住猫の茶トラもその様子を見守っており、犬と猫で子猫を育てる”家族のような温かい関係性”がSNSで注目されていた。3匹の日常について、飼い主さん(@b09a2032c)に話を聞いた。
【動画】3匹のモフモフが密集しててんやわんや、子猫のかまって攻撃に動じないシベリアンハスキー
■子猫の母親代わりになっていたシベリアンハスキー
ーーシベリアンハスキーのユキちゃん(5歳)が、茶トラのレンくん(1歳)やキジトラの子猫の成長を見守り、寄り添っている様子が印象的でした。子猫は引き取られる予定で、当初は期限付きでお世話をされていたんですよね。
「そうです。子猫はもともと、駐車場で親猫に忘れられていたのを保護しました。その時に私の兄も一緒にいて、自分で引き取りたいと話していたのですが、まだ生後7日程で数時間おきのミルクが必要だったため、うちで預かることに。ある程度大きくなるまで世話をするつもりでした。本来であれば今週末にも兄のところへ行く予定だったのですが、諸事情により中止になりました。ツイッターでも以前から伝えていたことで、急な話で申し訳ありませんが、今後どうするかはまだ未定です…」
ーー特に母性が強い様子のユキちゃんは子猫にとってどのような存在だと感じますか?
「子猫にとってはユキは母親代わりになっていたと思います。排泄の世話をしてあげたり、ベッドになってあげたり(笑)。最近は子猫も大きくやんちゃになってきており、ユキも手加減はしながらも追いかけたり強く接する機会が増えてきました」
ーー子猫はどうなる予定なのでしょうか?
「子猫の引き渡しは中止になったので、もうしばらくはうちにいる予定です。ユキは子猫がいなくなってもそこまで気にしないかなと感じてます(笑)」
■「今まで通り仲良く過ごしてほしいです」
SNSでは、シベリアンハスキーのユキちゃんが健気に世話を焼く姿に「ワンちゃんがおりこうすぎる」「迷惑そうにしている時もあるけど、ちゃんと相手をしている」「かわいいモフモフにまざりたい」などと反響が集まった。
ーーユキちゃんは、どんな性格ですか?
「天真爛漫だと思います。女の子って感じで我が強いですし、ワガママです。ただとても人懐っこく、撫でてもらうのが大好きな甘えん坊でもあります。昔にも一時的に猫を預かったことがあり、ユキは猫に『遊ぼうよー』とアタックするのですが、嫌がられてシャーシャー言われていました(笑)。だからこそ、犬猫でこれだけの関係性を築けたことに正直驚いています」
ーー今後、3匹がどのように過ごしていってほしいですか?
「一緒にいられる時間が増えたので、今まで通り仲良く過ごしてほしいです。一緒に寝たりちゅ〜るを食べたり、親子のような関係性を続けてもらえればと思います」