8.3キロの愛猫が溶けだした? 衝撃画像に「ラグドールは液体」「ほんまに溶けてる!」と17万いいね
ブルーの目でこちらを見つめる凛々しい顔から、まるで溶け出したようにモフモフの体が広がる1匹の猫。8.3キロあるラグドールの“ぷり”くんの投稿には17万以上のいいねがつき、「猫って液体だったんですね!」「ほんまに溶けてる」と大きな反響が。“ぷり”くんの他に、メインクーンの“くう”くんと、ロシアンブルーの“かいしゃ”くんと暮らす飼い主さんに、猫たちとの生活と3猫3様の意外な素顔について聞いた。
【写真】冬毛はもっとモフモフ! メインクーンとラグドールたちの日常ショット集
■溶け画像の二度目のバズりに驚き 自分大好きっこのラグドール
――「8.3キロのラグドールが暑さで溶け出しているようです」の投稿は、大きな反響がありました。バズった感想をお聞かせください。
以前もバズったことがありますが、今回はその何倍も多くの反響があり、SNSの拡散力をあらためて知り大変驚いております。
――ラグドールはこの時期は夏毛かと思いますが、冬になるともっとモフモフになりますか?
固定されたツイートにもあるんですが、それこそモフモフとなり2倍ぐらいはありそうです。
――8.3キロということですが、猫種的にはこれよりも大きくなるんでしょうか?
ラグドールはメインクーンが出てくる以前は最大の家猫(現在は中型猫)で、大きいものは10キロもあるようです。オスですと6キロから9キロが一般的でしょうか? 親猫の遺伝も大きいようです。
――この猫種と暮らすことで、気をつけていることなどはありますか?
大型猫特有の肥大型心筋症が心配されます。体重に見合ったごはんを食べますので、その分運動をさせています。また家自体も猫が動き回れるように設計、壁や床等の部材には天然素材を使い、なるべくストレスなく快適に暮らせるように心がけています。
■物静かなロシアンブルー 実は負けず嫌いでNo.2の座を狙っている?
――3匹の猫を飼い始めたきっかけを伺えますか?
以前から猫の多頭飼いに憧れがありました。ただし、猫はテリトリー意識が強いため、多頭飼いを行うならば同時期にお迎えすることを決意し、3匹を迎えました。
――それぞれご家族に迎えた決め手は?
ラグドールは、SNSで見かけてひとめぼれし、ブリーダーさんに連絡を取って面談を。ひとめぼれした猫の両親が次回出産する予定の子をお迎え希望しました。メインクーンは、世界最大の家猫なところに憧れてSNSでリサーチ。大型猫に多く見られる肥大型心筋症対策をとっているブリーダーさんと面談して、両親とご紹介いただき、次回出産する予定の子をお迎え希望を出しました。ロシアンブルーは、以前飼っていたロシアンブルーのブリーダーさんに連絡をとり、次回子猫募集する際に連絡いただくようお願いして、迎えました。
――3匹の猫ちゃんたちは、みんな仲良しですか?
同時期お迎え作戦が功を奏し、3匹とも兄弟感覚の様です、日々遊びの喧嘩はありますが、威嚇のシャーも滅多になく、本気のケンカは一度もなく安心しております。ラグとメインクーンの遊びのケンカは、“2にゃん”で16キロもありますので大迫力ですが(笑)。
――今回のバズり主・ラグドールの“ぷり”くんは、どんな性格ですか?
人に「かわいい」と言ってもらえることに執念を燃やしている、常に自分が一番でないと気が済まない自分大好きっこです(笑)。注目を得たいがため来客の際には飛んでいき、足元にころがり腹を見せ、撫でろアピール。猫が苦手な人のネガティブイメージを覆し、猫好きに変えてしまう接待部長です。
――メインクーンの“くう”くんはいかがでしょう?
我が家のリーダーで、メインクーンらしく圧倒的な身体能力に加え大変頭もよく、常に人のそばにいるワンちゃんみたいな猫です。“ジェントルジャイアント”の名前の通り、温和なワイルドキャットです。ただし体格に似合わず、ちょっとびびりな(慎重な)一面もあります。
――では、ロシアンブルーの“かいしゃ”くんは?
ロシアンブルーらしく、飼い主に忠実で物静かな猫です。ただし、1番頑固で負けず嫌いであり、ラグドールとNo.2の座を争っています。
■在宅勤務中にすり寄ってくる猫たち 心穏やかな猫生を歩んでほしい
――飼い主さんだけが知る姿や行動はありますか?
ラグドールは飼い主が寝る時だけ添い寝してきて、そのまま眠り(寝たふり)に入ると、「やれやれやっと寝たわい!」といいたげに出ていってしまう、寝かしつけの癖があります。たぶん親猫になった気分なのでしょうか?
――猫ちゃんたちが、毎日必ずやる日課のようなことはありますか?
在宅勤務の際、まだ仕事が終わったわけではないのですが、「そろそろ仕事切り上げようかな?」と思った時、今まで寝ていた猫たちが、急に側にやってきて、パソコンの前にやってきたり、足元でスリスリし始めて、エサをねだられます。
――出会ってから現在までで、猫ちゃんたちとの印象深いエピソードがあれば教えてください。
ラグドールが体調不良となり病院で診断した結果、毛づくろいした毛が胃と腸の間に詰まっており、回復手術が必要かもしれないと言われて焦ってしまいました。まずは、閉塞している場所を特定するため、バリウムを飲んでレントゲンを撮ったところ、バリウムで毛が流れていったらしく閉塞が解消されて。それからは、今まで以上に食事、ブラッシングなどのケアに気をつけるようになりました。
――最後に、猫ちゃんたちと一緒に実現させたい夢や願うことはありますか。
何かの縁で共に暮らしておりますので、無事穏やかに楽しく“猫生”を歩んでもらえたら幸いです。