”フェアリーキャットライン”の目元に注目、新体操日本代表「フェアリー ジャパン POLA」2022年の新メークを発表

　新体操日本代表「フェアリージャパン ＰＯＬＡ」の2022年新メークがこの度発表となった。メークには株式会社POLAが開発した選手専用メーク品（非売品）を使用。メークテーマは『勝色（かちいろ）』で、本年度よりメンバーやルールなど選手の置かれる環境が大きく変わった選手たちに「新しい未来を自ら切り開き、どんなに困難な時でも自分に打ち勝って欲しい」という想いが込められている。

【写真】”勝色メーク”目元をクローズアップ、深いブルーのアイカラーと目頭のラメに立体感

　新メークのテーマを象徴するのは、アイカラー。団体メークのアイカラーは、「ジャパンブルー」と評価される、紺よりもさらに濃い、黒に見えるほどの深い藍色が採用されている。日本人の肌色を際立たせる色であり、立体感を引き立ててくれる。個人メークのアイカラーには、選手自身が好み、勝負色と表現する力強い赤に、深みを演出するブラウンを掛け合わせている。目頭には、シルバーのラメライナーがキラリと輝き目元のアクセントに。アイラインも”フェアリーキャットライン”として、目のフレームを強調する新たなラインの引き方に進化しているという。

　リップは、演技や、衣装、試合開催国の雰囲気、その時の気持ちなどに応じて色を選択できる”赤リップ”を使用。ブラウンの暖かみが溶け込み、大人な表情を引き立てるブラウンレッドの「デイゴ」、甘さの中にほんの少し黒を含ませて優しさと力強さを両立させたピンクレッド「シバザクラ」、彩度の高いイエローを忍ばせて紅葉をイメージした鮮やかなオレンジレッド「カエデ」の3色が開発された。

　新メークを開発したPOLAは、メークの基本コンセプトに「崩れない、目力、立体感」をあげている。

「新体操のメークでは、汗をかいても崩れないこと、選手全員の統一感、そして15メートル以上離れた審判員席や客席から見ても、インパクト・華やかさのあるメークであることが必要となります。「15メートル先から美しく見えること」を目標に「崩れない、目力、立体感」の３つを新体操メークの基本コンセプトとして定めました。この基本コンセプトをベースに、演技や衣装、音楽に合わせて、新しい専用メークアイテムやメークパターンを毎年開発しています」