【台湾情報】まだまだ希少。台北ラバーの憧れ、暮らすように過ごす、アパートメントホテル。

どこの国を訪れるにも、長期滞在となれば、キッチンと洗濯機つきのアパートタイプに泊まりたくなるもの。そうしたニーズに応えてきたのが民泊です。ただ、物件によって防犯面などに不安が残る場合も……。安心&安全を優先するなら、選ぶべきはアパートメントホテル。台北では数えるほどしかない豪華マンション風のホテル「晴美公寓酒店（Jolley Hotel）」が話題です。ロングステイはもちろん、お子様連れの台北旅にもオススメです。

ロングステイもこれで安心。待望のアパートメントホテルが誕生。

2018年10月にオープンしたばかりの「晴美公寓酒店（Jolley Hotel）」は、MRT中山國小駅から徒歩約３分。林森北路と農安街の交差点に位置し、ローカル色の強い商店や伝統市場を擁する晴美商圏が控える、いわゆる“住みやすい場所”に登場しました。設計を担当したのは、ヒルトンブランドの「Double Tree By Hilton台北中山」を手がけ、そのスタイリッシュな設計に注目が集まる九昱建設。建築士・郭旭原氏のおもてなしの心を感じる建物となっています。

安全性と快適さを追求した、ゲスト思いの設計。

「晴美公寓酒店（Jolley Hotel）」は13階のモダンな建物で、上質な石材で作られたエントランスは洗練と静寂を感じる雰囲気。ここで目を引くのが、フロント前のエレベーターホールに配された木の化石。このオブジェ、なんと一千億年前のもので、建設会社の長年の私蔵品なのだそう。１人で楽しむより、皆に共有したほうが有意義という思いから、ここにディスプレイされています。

客室は全部で62。最上階以外は、各フロアに６室ずつ。こじんまりしたホテルながら、避難階段を２箇所設けるなど、ゲストの安全に留意。また、防音対策にも力を入れていて客室ドアは重厚な造り。騒音に煩わされる心配なく、快適な滞在が可能です。

もう日本に帰りたくない!?　ストレスフリーの快適環境。

もちろん内装もクール。14坪以上ある客室は、控えめな色使いとシンプルな装飾で、マンションに住まうように過ごせる雰囲気。パーテーションを兼ねたシェルフで仕切られたリビングには、ソファーや43インチの液晶テレビを配し、大きな窓からは自然光がたっぷり入る設計。また、台北の街並みを存分に眺められるバルコニーは、滞在中の気分転換に最適です。

浴室はドイツのグローエのアイテムを採用。別注の滑り止めスリッパを用意するなど、快適に過ごす配慮が細部まで行き届いています。

過不足のないキッチンは、アパートメントホテルの真骨頂。

何より嬉しいのは、ミニキッチンの存在。電磁調理器、中型の冷蔵庫、電子レ
ンジ、調理器具と食器が揃っていて、好きなときに自炊が可能です。美食の国・台湾であっても、長期滞在時には、食の偏りが生まれがち。また、子連れ旅行では、離乳食の調理やアレルギー対策の食事が必要なことも。そんなゲストにとって、キッチンは救世主的存在、あるとないでは大違いです。ホテルの隣りには、趣きの異なる２つのスーパー、さらには伝統市場もあるので、食材の調達もラクラク！

洗濯環境もバッチリ。一部タイプの客室では室内に洗濯乾燥機を設置。そうでない場合も、共用バルコニーのランドリーコーナーにある洗濯機を使えます。洗濯が出来るかどうかは、旅の荷物の量を左右する重要なポイント。とりわけ長期滞在時には不可欠な設備です。

旅人のカラダを思いやる、ヘルシーな朝食を用意。

２階のラウンジは飲食スペース。朝食時は、ここでビュッフェ式の食事がいただけます。総菜類は、飽きないよう日替わりで内容をチェンジ。また、人気のルーロー飯をはじめ、ヨーグルト、パンナコッタ、プリンなどのデザート類もシェフが毎日手作りしています。手絞りのオレンジ&野菜ジュースをセルフサービスで作ることもでき、ヘルシーな朝食が摂れると好評です。
朝食以外の時間帯は、コーヒーなどのドリンク類を提供していて、読書やくつろぎの場として使用できます。

屋上テラスで、風とともに台北を感じるひとときを。

共用スペースでは、屋上のスカイテラスも利用価値大。青空や流れる雲、輝く月や星はもちろん、松山空港に離着陸する飛行機、遠くにそびえる台北101、豪華絢爛な中華建築の圓山飯店、大直のショッピングモールの大観覧車、陽明山などのランドマークが多数。“絵ハガキで見た景色”が広がっています。

ハード面の充実だけでなく、ソフト面の素晴らしさも「晴美公寓酒店（Jolley Hotel）」の強み。ホテルのコンセプト「Enjoy Your Everyday」を体現すべく、館内でのキメ細やかなサービスから、ショッピングや観光の旅行案内、地元の穴場などのオススメの美食紹介に至るまで、ゲストの滞在が実り多きものとなるよう、スタッフ陣が頼もしくサポート。そうした数々のインスパイアによって旅行者がまるで作家のように、数日滞在するだけで台北の我が家が出来た気分に……これまでにない体験が待っている予感。台北がもっと好きになる滞在、あなたも計画してみませんか。

◆晴美公寓酒店（Jolley Hotel）
住所：台北市中山區林森北路568號
電話：+886-2-6619-8888