スマホの中に大阪駅！メタバースアプリ「REALITY」上に「バーチャル大阪駅」開業

2024年03月18日 08時00分

大阪最大のターミナル駅である大阪駅が、スマートフォン向けのメタバースアプリ「REALITY」上で「バーチャル大阪駅」として再現され、2024年3月6日から期間限定で公開されました。

メタバース上での旅の起点になったり、ユーザー同士が集う場になったり、リアルの大阪駅をモチーフにした架空のフィールドでアバター同士の交流が楽しめます。

メタバース空間内での旅立ちの場「バーチャル大阪駅3.0」

リアルの駅には「旅立ちの場」「集いの場」「情報が集まる場」などさまざまな顔がありますが、JR西日本ではこうした駅が持つ多彩な側面をメタバース空間上に拡張する試みとして、これまでも二度にわたって「バーチャル大阪駅」の構築に取り組んできました。

2024年3月6日に開業した第3弾「バーチャル大阪駅 3.0」は、メタバース空間での交流プラットフォームとして全世界1,500万超のダウンロード数を誇るアプリ「REALITY」内に誕生。

「バーチャル大阪駅」はリアルの駅さながらに、アプリ内で公開されている各目的地「ワールド」へ移動するための起点である「ワールドロビー」の役割を担います。

リアルの世界では、駅で誰かと待ち合わせるシーンも多いと思いますが、バーチャル大阪駅もメタバース空間内での待ち合わせや交流の場として活用できます。

駅構内にはアバター同士が語り合えるスポットが数多く設置されているほか、「REALITY」アプリの特長でもある「顔出しなしのライブ配信」などに使える特設ステージも用意。列車内やカフェ、広場などさまざまな場所が配信者同士の集いの場となります。

北陸新幹線が大阪駅に!? 最新トレンド発信やイベント会場にも

駅は最新の商品や情報が集まる場でもあります。リアルの大阪駅では広告やイベントなどを通じて多種多様な情報が発信されていますが、バーチャル大阪駅でもこうした「情報が集まる場」としての駅の役割を再現。

バーチャル大阪駅を訪れたユーザーたちは、企業や自治体などが出展するそれぞれの広告物をコンテンツとして楽しめます。

また、単に情報に触れるだけではなく、駅構内に掲載される企業広告をユーザー自身のライブ配信で取り上げるなど、自由にコラボレーション※できる点も魅力です。

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バーチャル大阪駅の開業当初は、JR西日本グループが駅構内に出展。2024年3月16日に金沢〜敦賀間が開通した北陸新幹線のPRや、北陸の魅力を発信するブースが設けられます。

さらにリアルの大阪駅では目にすることができない、北陸新幹線W7系がホームに停車。メタバース空間内に再現されたW7系への乗車体験が楽しめるなど、将来の北陸新幹線全線開通に向けたワクワク感を一足早く味わえます。

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