10月の新作エンタメ情報をお届け！

2018年10月09日 08時00分

CINEMA

ルイスと不思議の時計

ジョン・ベレアーズのファンタジー小説「壁のなかの時計」を映画化。両親を亡くした少年ルイスは、叔父が住む時計がいっぱいの古い屋敷で暮らすことに。でも、その叔父は二流のポンコツだけど、不思議な力を使える魔法使い。そして、隣に住む一流の魔女も交え、世界を救う謎解きが始まる！

監督／イーライ・ロス
出演／ジャック・ブラック、ケイト・ブランシェット、オーウェン・ヴァカーロ、カイル・マクラクラン他
公開／10月12日（金）全国ロードショー

嘘はフィクサーのはじまり

リチャード・ギアが厄介事を引き受けまくる自称フィクサーを怪演。偉い人と繋がって、あわよくば大金を手にしたい。そんな万国共通の欲望を笑い、自省したくなるブラックすぎるコメディの傑作！過度の忖度がさまざまな混乱を巻き起こし、国際紛争に発展しそうな大騒動を巻き起こす痛快コメディ。

監督・脚本／ヨセフ・シダー
出演／リチャード・ギア、リオル・アシュケナージ、マイケル・シーン、スティーヴ・ブシェミ、シャルロット・ゲンズブール他
公開／10月27日（土）シネスイッチ銀座、YEBISU GARDEN CINEMA 他

ブレイン・ゲーム

名優アンソニー・ホプキンスとコリン・ファレル、超実力派2大スター競演のサイコスリラー。連続殺人事件の捜査に協力する医学博士と事件の容疑者が繰り広げる頭脳戦。並外れた予知能力の持ち主である医学博士は、この容疑者が自分以上の能力を持っていることに気づいてしまう…。

監督・脚本／アフォンソ・ポイアルチ
脚本／ショーン・ベイリー、テッド・グリフィン
出演／アンソニー・ホプキンス、ジェフリー・ディーン・モーガン、コリン・ファレル他
公開／10月6日（土）新宿武蔵野館他

アンダー・ザ・シルバーレイク

セレブやアーティストたちが暮らす、夢と光が溢れる街L.A.〈シルバーレイク〉を舞台に、消えた美女を探すうちに、街の裏側に潜む陰謀を解明することになるオタク青年の暴走と迷走を描く。幻想的な映像と天才的に斬新なアイデアで、現代人の恐れと好奇心に迫る、ネオノワール・サスペンスの傑作！

監督・脚本／デヴィッド・ロバート・ミッチェル
出演／アンドリュー・ガーフィールド、ライリー・キーオ他
公開／10月13日（土）新宿バルト9 他

チューリップ・フィーバー　肖像画に秘めた愛

フェルメールの絵画の世界に着想を得たという原作者のベストセラー小説を映画化。希少な品種の球根1個が3億円に相当した、世界最古の経済バブル「チューリップ・バブル」がピークを迎える17世紀のオランダを舞台に、肖像画を依頼された無名の青年画家と、依頼主の妻の許されざる愛の行方を描いた物語。

監督／ジャスティン・チャドウィック
脚本／デボラ・モガー、トム・ストッパード
出演／アリシア・ヴィキャンデル、デイン・デハーン、ジュディ・デンチ、クリストフ・ヴァルツ他
公開／10月6日（土）新宿バルト9 他

世界で一番ゴッホを描いた男

©Century Image Media（China）

芸術に人生を捧げた孤高の画家ゴッホ。そのゴッホに魅せられた男が中国に…。複製画制作で世界の半分以上のシェアを誇り「油画村」と呼ばれる中国・ダーフェンで、20年にわたりゴッホの複製画を描き続け、本物の絵画を見たいと夢み、ゴッホに人生を捧げるひとりの男の姿を追った感動のドキュメンタリー。

監督／ユイ・ハイボー、キキ・ティンチー・ユイ
出演／チャオ・シャオヨン他
公開／10月20日（土）新宿シネマカリテ他

エンジェル、見えない恋人

姿の見えない少年“エンジェル”と、盲目の少女“マドレーヌ”のとびきりピュアで切ない小さな恋の物語。詩的で幻想味あふれる映像美に包まれた物語は、“見えない”男の子エンジェルが語り部となり、ほぼ全編、彼の視点を通した映像世界で綴られる、切なくも愛おしい究極のラブロマンスの誕生です。

監督・脚本／ハリー・クレフェン
出演／フルール・ジフリエ、エリナ・レーヴェンソン他
公開／10月13日（土）ヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館他

マイ・プレシャス・リスト

IQ185の超天才、だけど“コミュ力”ゼロの屈折女子キャリーが、セラピストから渡された「幸せになるためのリスト」を実行していくことで心の成長を遂げていく、心あたたまる感動作。人生迷いっぱなしのキャリーがリストにチャレンジしていく姿は、全ての女性に“一歩踏み出す勇気”をくれるはず。

監督／スーザン・ジョンソン
出演／ベル・パウリー、ネイサン・レイン、ガブリエル・バーン他
公開／10月20日（土）新宿ピカデリー、ヒューマントラストシネマ有楽町、ヒューマントラストシネマ渋谷他

ハナレイ・ベイ

世界に名作・話題作を発信し続ける作家、村上春樹の短編作品「ハナレイ・ベイ」を映画化。ハワイ・カウアイ島の美しき湾、ハナレイ・ベイを舞台に、息子を事故で亡くし、一筋の希望を探し求める女性の10年を描いた珠玉の感動作。“人生で一番大切な人”に会いたくなる、“希望”の物語です。

監督・脚本／松永大司
出演／吉田羊、佐野玲於、村上虹郎、佐藤魁、栗原類他
公開／10月19日（金）全国ロードショー

音量を上げろタコ！なに歌ってんのか全然わかんねぇんだよ！！

驚異の歌声を持つ世界的ロックスター・シンと、声が小さすぎるストリートミュージシャン・ふうか。正反対の二人が偶然に出会い、ふうかは、シンの歌声が「声帯ドーピング」によるものだという“禁断の秘密”を知ってしまう…。歌声をめぐる“声の争奪戦”を描いた、ハイテンション・ロック・コメディ！

監督・脚本／三木聡
出演／阿部サダヲ、吉岡里帆、千葉雄大、麻生久美子、小峠英二（バイきんぐ）、ふせえり、田中哲司、松尾スズキ他
公開／10月12日（金）全国ロードショー

STAGE

RooTS Series　書を捨てよ町へ出よう

イラストレーション：宇野亞喜良　AD：名久井直子　撮影：井上佐由紀

没後35年を経てもなお、演劇界の伝説として今も熱く支持される「言葉の錬金術師」、寺山修司。鬱屈した青春を過ごす若者たちを挑発した寺山の問題作「書を捨てよ町へ出よう」は、2015年の藤田貴大（マームとジプシー）により上演。3年を経て再び挑む今作がどのような世界観になるのか期待大。

作／寺山修司
上演台本・演出／藤田貴大（マームとジプシー）
出演／佐藤緋美、青柳いづみ他
公演／ 10月7日（日）～21日（日）
会場／東京芸術劇場シアターイースト（池袋）
問東京芸術劇場ボックスオフィス 0570‐010‐296

ゲゲゲの先生へ

「イキウメ」を拠点に劇作家、演出家として活躍する前川知大の脚本・演出による新作。水木しげるの「世界観」を原作にしたオリジナルストーリーで、幾つかの原作短編を織り込んで編み上げられる新しい物語。佐々木蔵之介、松雪泰子、白石加代子ほか個性豊かな実力派キャストが揃う注目作。

原案／水木しげる
脚本・演出／前川知大
出演／佐々木蔵之介、松雪泰子、白石加代子
公演／ 10月8日（月・祝）～ 21日（日）
会場／東京芸術劇場プレイハウス（池袋）　
問東京芸術劇場ボックスオフィス 0570‐010‐296

ART

特別展京都大報恩寺　快慶・定慶のみほとけ

重要文化財釈迦如来坐像行快作鎌倉時代・13世紀京都・大報恩寺蔵

鎌倉時代の1220年に義空上人が開創した古刹で、千本釈迦堂の名で親しまれる京都の大報恩寺。本尊は、快慶の一番弟子、行快が制作した釈迦如来坐像で、行快の代表作のひとつ。本展では、鎌倉彫刻の宝庫・大報恩寺に伝わる「慶派」の名品の数々が紹介されます。寺外初公開の秘仏は必見です。

会期／10月2日（火）～12月9日（日）
開館時間／9：30～17：00（金・土・10月31日（水）・11月1日（木）は、21:00まで）
休館日／月（ただし、10月8日（月・祝）は開館、10月9日（火）は、休館
会場／東京国立博物館（上野）
問ハローダイヤル 03‐5777‐8600

ムンク展―共鳴する魂の叫び

オスロ市立ムンク美術館が誇る世界最大のコレクションを中心に、約60点の油彩画に版画などを加えた約100点が展示される本展。世界中の誰もが知るムンクの代表作「叫び」は、版画以外に4点の作品が現存していて、オスロ市立ムンク美術館所蔵のテンペラ・油彩画の《叫び》は、今回が待望の初来日。必見です！

会期／10月27日（土）～2019年1月20日（日）
開室時間／9：30～17：30（入室は閉室の30分前まで）
休室日／月ほか
会場／東京都美術館企画展示室（上野）
問ハローダイヤル 03‐5777‐8600

ルーベンス展―バロックの誕生

ペーテル・パウル・ルーベンス《マルスとレア・シルウィア》 1616‐17年油彩／カンヴァスファドゥーツ/ウィーン、リヒテンシュタイン侯爵家コレクション ©LIECHTENSTEIN. The Princely Collections, Vaduz-Vienna

17世紀ヨーロッパを代表する画家ペーテル・パウル・ルーベンス。本展は、ルーベンスの作品を、古代彫刻や彼に先行する16世紀のイタリアの芸術家の作品、そして同時代以降のイタリア・バロックの芸術家たちの作品とともに展示。ルーベンスとイタリア・バロック美術との関係を明らかにする貴重な展覧会です。

会期／10月16日（火）～2019年1月20日（日）
開館時間／9：30～17：30 金・土は20:00まで。但し11/17は17:30まで。（入場は閉館の30分前まで）
休館日／月　会場／国立西洋美術館（上野）
問ハローダイヤル 03‐5777‐8600

フェルメール展

ヨハネス・フェルメール《牛乳を注ぐ女》1658年‐1660年頃　アムステルダム国立美術館 Rijksmuseum. Purchased with the support of the Vereniging Rembrandt，1908　RIJKS MUSEUM

「光の魔術師」とも称される17世紀オランダ黄金時代を代表する画家、ヨハネス・フェルメール。現存する作品はわずか35点とも言われる希少な作品から、本展（東京展）では、日本美術展史上、最多の8点が集結。しかも8点がひとつの部屋【フェルメール・ルーム】に展示されます。日本初公開作品も見逃せません！

会期／10月5日（金）〜2019年2月3日（日）
開館時間／9：30〜20：30 ※変更の場合あり（入場は閉館の30分前まで） ※日時指定入場制
休館日／12月13日（木）
会場／上野の森美術館（上野）
問インフォメーションダイヤル 0570‐008‐035

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