地獄のような結婚生活です...離婚を検討すべきモラハラ夫のエピソード3選
「こんなマズい飯、食えるかよ」

「夫はもともと優しかったのですが、結婚してしばらくしてから豹変し、今では何かにつけて私を否定するようになりました。ある時、私が作った料理を一口食べて『こんなマズい飯、食えるかよ』とポツリ。ずっと我慢してきましたが、その発言がキッカケで、私の中で何かがプツンと切れて…。今は着々と、水面下で離婚の計画を立てています。夫はとにかく外面が良いタイプ。交際期間も短かったので、結婚前は夫の本性に見抜けなかったんですよね。結婚は勢いも必要だけど、ある程度慎重になることも大切だなと思い知りました」(31歳/メーカー)
モラハラ夫は、妻を全否定する発言や暴言を繰り返し、平気で傷つけるようなことをします。そんな夫と一緒に暮らしているうちに、自己肯定感が低くなり、自信をなくしてしまう女性もいるようです。
そういう男性に限って、外面は良いタイプが多いです。そのため結婚前は、優しく紳士的なフリをしているので気づきにくく、結婚してみたらモラハラ男だった…というパターンをよく耳にします。
付き合っている相手に少しでも違和感を感じた場合は、一旦慎重になった方が良いのかもしれません。
「誰のおかげでこんな暮らしできていると思ってるの?」

「夫婦で揉めごとがあるたびに、夫が口にするのが『誰のおかげで、こんなにいい暮らしができていると思ってるんだよ。もっと俺に感謝しろよ』という言葉。確かに夫の稼ぎがよいおかげで、経済的には何不自由ない暮らしはできているのですが…。私が少しでも不満を漏らしたりすると、そのセリフを言われるのでいい加減うんざりしています。友達からは『それってモラハラじゃない?』と言われるのですが、自分でもよくわからず悶々とした日々を過ごしています。
正直、彼の年収につられて結婚を決めたことは否めず、浅はかだったと後悔することもあります」(30歳/音楽関係)
「誰のおかげで生活できると思っているんだ」というのはモラハラ夫が口にしがちな常套句。自分より稼ぎの低い妻や、専業主婦の妻に対してこのようなセリフを放つモラハラ男性は非常に多いです。
例え夫の収入で暮らしが成り立っている場合でも、妻は妻で役割をこなしているはずなのに、そのような言葉をぶつけられてしまうのは辛いですよね…。
こちらの女性のように、条件ばかりに目が眩んで結婚を決めてしまうと、思わぬ結末に後悔することもあるようです。条件よりも、性格の相性や価値観の方が、夫婦生活を維持するためには重要なのかもしれませんね。
「大した仕事もしていないくせに」

「今はもう離婚していますが、元夫が典型的なモラハラ男でした。結婚当時は共働きだったんですが、家事は全て私の仕事。彼に協力してほしいと頼むと『俺の仕事の方がずっと大変なんだから、家事は任せるよ』の一点張りなんです。でもある時、残業で私の帰りが予定より遅くなってしまったんです。帰宅すると、夫が先に帰っていて、夕飯がないことでかなり不機嫌でした。私が慌てて『仕事が忙しくて遅くなっちゃった。今すぐ作るね』と言ったら、『まずは“ごめんなさい”だろ!? 忙しいなんて言っても、大した仕事もしていないくせに…!』と怒鳴られて、絶句しました…。
そういえば結婚前のことを思い出してみると、女性を見下す発言がかなり多かったです。結婚してからは、妻の私を完全に下に見るようになったので、男尊女卑タイプの男性には注意が必要です」(33歳/小売)
日頃から周囲の女性を見下すタイプの男性は、結婚するとその矛先がすべて妻に向かうことがあります。あまりにも男尊女卑の気質が強い男性とは、結婚生活において苦労する可能性も。
このタイプは、女性が働くことに対して理解のないことが多く、妻が仕事を通して自己実現することに一切賛同してくれなかったりします。
また、モラハラ男性は気に入らないことがあると相手が悪いわけでもないのに、謝罪を強要することがあります。中には土下座しろと言われたことのある妻のエピソードも…。
以上、モラハラ男性と結婚した経験のある女性から聞いた、経験談を紹介しました。どれも耳を疑うような発言ばかりで、想像するだけで恐ろしい夫婦生活ですね…。
モラハラ男性との結婚を避けるためには、結婚前に相手の本質を見抜くことが非常に重要なようです。
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※ 2022年1月21日作成
文・小泉幸