夏祭り、花火デート…男が萎えた「彼女のやりすぎ行動」3選
文・塚田牧夫
欲張りすぎ
「彼女と行く初めての夏祭り。浴衣姿が新鮮でした。背中にうちわを差し、下駄を履いて、手には巾着。ほぼ完璧と言って良い装いでした。
そして、いざ出陣。すると、彼女が入口からもうハイテンション。並んでいる露店に次から次へと入り、定番のものを買って行くんです。
かき氷にチョコバナナ、綿菓子にあんず飴、さらに金魚やお面まで。三十分ぐらいしか経っていないのに、持ちきれないぐらいの品物が……。
いちいち写真も撮っていくので、もうぐちゃぐちゃ。欲張り過ぎ。ついていけない……と思ってしまいました」ヨシキ(仮名)/30歳
ガッツリお弁当
「彼女と夏祭りに行くことになり、駅で待ち合わせをしました。混んでいるだろうと、時間は少し早めで、夕方になる前ぐらいでした。
すると、彼女が浴衣姿で登場。可愛かったんですが、手に大きめの紙袋を持っていました。彼女が“お弁当作ってきたの”と言うんです。
お腹も空いていたので、近くの公園のベンチに座ってお弁当を広げました。つまみ程度かな……と思ってたんですが、かなりガッツリでした。
残したら彼女の荷物になるので、仕方なく完食。もうお腹いっぱいで何も入りません。
屋台から漂ってくる様々な食べ物のニオイが、気持ち悪くて仕方ありませんでした。もう、見てまわるだけ。デートの趣旨が変わってしまいました」ナオヒロ(仮名)/28歳
花火でヘッドホン
「クラブイベントで知り合ったちょっとファンキーな女の子を誘って花火を見に行くことに。当日、彼女は浴衣だったんですが、見たことないような星柄の派手なものでした。
そして、下駄ではなくヒールを履き、首にはヘッドホンを付けていました。なんとファンキーな……。でも、それは想定内。可愛いで収まる範囲でした。
会場に到着し、シートを敷いて座っていると、花火が打ちあがり始めました。すると彼女が“ヒューッ!”と声を上げました。カラダを揺らしながらノリノリ。楽しんでるなら良かったと思ったんです、が……。
よく見るとヘッドホンをつけて音楽を聴いているんです。それに合わせて踊っている。花火は音も楽しむものだろう……。さすがに、この子ぶっ飛んでる……と感じました」タカカズ(仮名)/33歳
“夏祭りデートでの彼女のやりすぎ行動”をご紹介しました。
それぞれの楽しみ方があるとはいえ、相手の存在を無視してはいけません。あくまで二人で楽しむもの。それを念頭に置けば、準備や振る舞いも、相応しいものが見えてくるのではないでしょうか。
(C) zak / PIXTA
(C) プラナ / PIXTA
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