NiziUに続け! J.Y.Parkさんのおかげで「TOEIC初受験で920点!」取れたワケ

2020年12月09日 19時00分

ライフスタイル anan

大人気女性アーティストグループNiziUの生みの親、敏腕プロデューサーのJ.Y.Parkさんの「本番に強くなれる」指導法。彼が教える自己管理・練習哲学を応用すれば、オーディション以外の試験や面接にも強くなれるのでは? そこで今回は、彼の言葉にインスパイアされ、TOEIC試験で実行してみました。結果は、初テストで920点と高得点をマーク。参考書の選び方、時間配分、当日の心構えなどを、具体的に解説します。『TOEICプロジェクト』、ハジメマショウ!

文・土居彩


敏腕プロデューサー J.Y.Parkさんのおかげで、試験も怖くない!



試験やテストがめっぽう苦手なわたし。だって赤点とったら、やっぱり凹むじゃないですか。どんな点数もこの連載のPV数ですら、できるだけ把握したくない。そんなテスト嫌いの私ですが、コロナ渦で釘付けになった、次世代ガールズグループ発掘プロジェクト『虹プロジェクト(虹プロ)』では、“試験=怖い”、“テスト=非日常”というその常識が揺らいだのです。


メンタルが完全にやられそうな、高いミッションを設定されても、プレッシャーに負けず成長していくオーディション生たち。もちろん彼女たちの頑張りがあってのことですが、そこで忘れてならない立役者がオーディション選抜者兼プロデューサーのJ.Y.Parkさんです。彼女たちの心が折れないように、かつ限界値を超えられるようにと導いた彼は、数々の名言も生みました。そこに共通するメッセージは、努力は才能をしのぐということ。まさに童話の『アリとキリギリス』であり、『ウサギとカメ』です。どんな試験でも難しいオーディションでも、真実・誠実・謙虚を軸にコツコツと取り組めば、本番を楽しんで、最高の力を発揮できるというのです。


そこで必要なのが、”私にはできる!”という自己効力感。自分を信じることができれば、自信と余裕が生まれる。目が輝き、プレッシャーを感じながらも本番を楽しみ、最高のパフォーマンスができる。そんな”できる!”という、自己信頼を生み出すのに必要なのは、練習量と自己管理しかないとJ.Y.Parkさんはいいます。魔法はないけど、やる気さえあれば、必ず達成できるのだと。だとしたら、このJ.Y.Parkさんの哲学を日常生活に当てはめ、試験で応用できないか? ということで、TOEICを受験してみました。


ちょっとスピリチュアルな「TOEICプロジェクト」、ハジメマショウ!


一発で920点突破 「TOEICプロジェクト」。



1.まず相手(TOEIC)をよく知る。


テレビ番組でマツコ・デラックスさんに、「(オーディションを受けた少女たちに)どうしてあんなに的確にアドバイスできるの?」と聞かれたJ.Y.Parkさん。彼は、ほめるのも、叱るのも、相手についてしっかり知っていることが一番大切だと答えます。知りもせず行う評価には、効果が全くないのだとか。ということで、まずTOEICについて愛と関心を持ちましょう。


TOEICには2タイプあります。それは、リスニングと文法・読解のTOEIC L&Rと、スピーキングとライティングのTOEIC S&W。どちらか一つを選ぶなら、就活・転職の目安として役立つのは、TOEIC L&Rです。理由はシンプルに、こちらのほうがメジャーだからです。


ターゲットを絞ったら、相手を知るためにまず攻略本選びを。限られた予算と時間で買うべきは、参考書よりも問題集です。本番では緊張せず、“楽しむ”ことが大事なので、試験を日常化するためにステージの場数を踏むのが有効だからです。TOEICで高スコアを上げることに焦点を絞るなら、なるべく実際のテストに近い問題集を選びましょう。


そこで、外せないのは、TOEICテストを行っている、一般財団法人 国際ビジネスコミュニケーション協会が出している公式TOEIC問題集(模擬テスト2つ付き)。模擬テストが3つついている、アルクの『TOEIC L&Rテスト 至高の模試600問』もオススメです。実際にテストを受けてみて、個人的にはアルクのほうが難解度が近いように感じました(公式問題集のほうがアルクより易しい)。この感じ方は人によって違うのかもしれません。単語帳の購入は特に必要なく、問題集を解くうちに、何度も出てくるTOEIC単語がわかってくるので、それを覚えればOK。3冊もあれば、最低模擬テストが7つこなせて、パターンがつかめるので安心です。


2.練習(問題集を解くこと)を日常化する。


いつも最高のパフォーマンスをするためには、日々の積み重ねを着実にするべきというのがJ.Y.Parkさん。自分ができないことは人にも強要しないという彼は、毎朝2時間筋トレ、ストレッチ、30分の音程調整のためのスケールトレーニングを欠かしません。さらにはオーディション生たちと少しでも心を通わせたいと、毎朝日本語も勉強。


そこまでやる必要はありませんが、試験まで1日30分、毎日TOEICの問題集に向かいましょう。リスニング、文法、読解と新鮮に取り組めるように、最長一週間ごとに変えることをお勧めします。そして月に一度は、模擬テストをフルでやって(合計115分)、試験(TOEIC)を日常化します。大切なのは、本番で緊張してテンパらないように、TOEICを解くという非日常を日常化させること。


細胞レベルまでそれを浸透させるために必要な準備期間は3か月。人間の細胞の大部分は約3か月で変わると考えられているからです。虹プロの各ミッションよりも、日数的には余裕がありますね。NiziUのマヤさんも、ダンスで軸がブレないよう、必要な筋力をつけるために、練習以外にもプランクを欠かしませんでした。彼女たちに習い、毎日30分筋トレする気分で、TOEICに向かいましょう。3か月の期限付きなら集中して頑張れるはず。


もう一つ大事だと思うのは、実際にテストを受けてみてわかったことですが、公式問題集のリスニングが本テストよりも遅めだと肝に命じておくこと。1.5倍速ぐらいのイメージだったので、不安だったら、倍速で聴いて準備しておいたほうが試験当日に焦らないと思います。


3.本番では力を抜いて、本領発揮。舞台に立てることに、感謝。


デビュー曲「Step and a step」のレコーディング中に、NiziUメンバーのマユカさんやニナさんに「体の力を抜いて」「力みが抜けると声量が力強くなる」とアドバイスしていたJ.Y.Parkさん。テストの本番も、力を抜くことで、本領が発揮されます。


私の場合、偶然にも前日に写真付きIDを無くし、「努力も試験代もパァだなぁ」といったん受験を諦めたのですが、近所のコンビニで奇跡的に見つかり、ことなきをえたというエピソードがありました。そこで、当日は「受験できただけでラッキー!」と肩の力が抜けていました。リスニングが思うより速くて焦りましたが、リラックスできていたので、うまく聞き取れなかった問題も引きずらず、「次!」とすぐ気持ちを切り替えて、次の問題に集中できたのです。


とはいえ私のように、免許証を無くすという失態をしでかす必要はありません。


脳が一番活性化する時間は、起床後3、4時間とも言われるので(1)、逆算して起床時間、試験時間(午前・午後という二択で午前を選択)を設定するのが、余分な力を抜いて問題に取り組むための小技です。また、試験直前まで参考書や問題集を開いている人がいますが、あれはオススメしません。新聞やテレビ、ネットに至るまで、当日は試験の前にはなるべく情報を入れないで。PCもファイルがいっぱいだと、作業が重くなりますよね。あれと同じ。会場についたら、むしろ目をつぶって深呼吸しているほうがベターです。脳のデータ負荷(認知負荷)をなるべく減らし、脳を疲れさせないことで、試験中に最大のパフォーマンスが発揮できます。


最後に、J.Y.Parkさんが強調する3原則 真実・誠実・謙虚の謙虚です。コロナ渦で、試験が受けられること、それだけでありがたいですよね。免許証を見つけてくれたコンビニのお兄さんにも、フェイスシールドしながら働いてくれるTOEICの受付や面接官として働いてくださった方にも、今日試験を受けられたすべてのことに対する感謝の気持ちを持ちます。万が一望むスコアが出なくても、それは「ここをもっと良くできるよ!」という、ありがたい情報として捉えましょう。


TOEIC以外にも応用できるメソッド。結果は、920点。



J.Y.Parkさんからインスパイアされ実行した、この「TOEIC プロジェクト」。結果のほどは、初テストで920点(リスニング475点、文法読解445点)でした。これで文法・読解がまだ弱いという自分の伸び代が把握できたので、次の学習配分に活かすことができますね。「900点マークは、海外に住んだ経験があるからでは?」と思われるかもしれません。それは、断じてNO。私が知る単語は、心理学と仏教というかなりニッチな世界のもので、ビジネス英語はまっーたく知りませんでした。TOEIC受験にはTOEIC受験ならではのお手前があると感じ、イチから学習させていただきました。学習中は、虹プロを観ながらコツコツやって、毎日のリズムができたのもよかったです。


「TOEICプロジェクト」は、他の試験や面接にも応用できると感じますので、よかったらぜひ楽しみながら取り入れてみてクダサイネ!


土居彩


編集者。マガジンハウスに14年間勤務し、anan編集部に所属。退職後に渡米しカリフォルニア大学バークレー校心理学部ダチャー・ケトナー博士の研究室で幸福心理学を学ぶ。帰国した現在は『東京マキワリ日記』運営。冷え性のコーヒー好き、グルテンアレルギー気味の焼き菓子ラバーです。


1. 参考記事「起床直後は脳の覚醒度がピーク 優先すべき仕事の内容は?」(AERA dot.)




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