紅白出場で更に注目のAwesome City Club、ニューアルバムでの新たなチャレンジとは

2022年03月14日 22時10分

エンタメ anan

Awesome City Clubが、4thフルアルバム『Get Set』をリリースした。2021年に「勿忘」が大ヒットし、紅白歌合戦に出場するほどの国民的アーティストとなった彼ら。その渦中では、何を思っていたのだろうか。

飛躍から更なるチャレンジに向かったニューアルバム!



「これまで味わったことがないような忙しさで。最初は戸惑ったりしましたけど、振り返ると、すごく充実していたと思います」(モリシー)


「心が忙しかったなって。うれしさもあったし、ずっと緊張もしていたし、不安もあったし。というのと、正直あんまり記憶がないくらいです(笑)。今は落ち着いていますけどね」(PORIN)


「そもそも、ミーハー心がないからだと思うんですけど、舞い上がることがなかったのと、だんだん慣れていったっていうのはありました。『勿忘』がひとり歩きしていって、それは自分たちが望んだことですけど、変に冷静に感じていて。どこか他人事のように見ていた節があります」(atagi)


そんな状況でも3人は、1年かけて着々とアルバムを制作していた。しかも、新たなチャレンジを掲げて。


「僕らはいつもコンセプトを決めてアルバムを作っていくんですけど、今回、それとは逆のことをしたいっていう話はしていて。まず、一曲の強度をできるだけ高めていくっていう。そして、そういう強い曲がたくさんアーカイブされたアルバムを作ろうと思ったんです」(atagi)


だからこそ、アルバムに至るまでに、7曲連続配信リリースというスタイルをとることもできたのだ。その中でも、最初にできあがった楽曲が、アルバムを締め括る「またたき」。「最後という役割を背負える楽曲」とatagiさんは語るが、そんな楽曲が最初にできあがっていたことに、運命めいたものを感じる。


「まだ見ぬ未来を歌った楽曲なので、アルバムの最後で、未来を思ってもらえればいいなって」(PORIN)


「歌詞は、自分が親の立場になった時に、子どもに注ぐ愛情ってどんなもんだろう? って、わからないことを書いたんです。自分には子どもはいないのに。だけど、考えれば考えるほど、親の持つ愛情の深さや尊さを感じて。フィクションの歌詞なのに、すごくよく書けたなって。自分がこういう人間で在りたいっていう、哲学めいたものにも触れられて、やったことのない表現と、行ったことのない深層心理にまで手を伸ばせた楽曲ですね」(atagi)


そんなスケールの広い愛の歌の前に収録されているのが「ランブル」。アルバム初収録であり、本音が聴ける、吐き出せるような親密さがある。


「コード進行が美しい曲です。ここから見えるノスタルジー、郷愁があるだろうなって」(atagi)


「2022年になってから作りました。atagiさんのパーソナルな部分が反映されて、このアルバムの中でいちばん深いところまで潜った楽曲だと思います」(PORIN)


もちろん、楽曲の強度は全編にわたって感じることができる。PORINさんは「雪どけ」について「オーサム流の冬ソングを作りたいね、っていうところからはじまったんです」と話してくれた。他にも「夏の午後はコバルト」など、四季それぞれで聴きたい楽曲が収録されている。


そんなアルバムの1曲目を飾るのが「On Your Mark」。ギターにはモリシーさんの衝動が秘められており、だからこそテンションが急上昇する幕開けになっている。


「いちばんエキサイトしたのが、『On Your Mark』のギター録り。特に最初の♪デー、デッデーデーのところは、いつも部屋でギターを録っているんですけど、部屋の中でエキサイトしました(笑)。オーサムで作ったことがない音色だったし。かつ、自分がギターをはじめた頃の気持ちを思い出す音色だったし。しかも、これが今年の仕事始めだったんです」(モリシー)


まさしく勢いのいいスタートを切った2022年らしく、アルバムのタイトルは潔く『Get Set』。


「位置について、よーいドン! の“よーい”という意味なんですけど。私たちの新しい一面を出すアルバムだから、スタートを切るイメージがあった時に、『On Your Mark』ができて。『On YourMark』って、“位置について”じゃないですか。そこからアルバムタイトルを『Get Set』=“よーい”にしたのは、アルバムがみんなに聴かれて、ようやく完成すると思っているので、そこで一緒に“Go”しようっていうことなんです」(PORIN)


4月からは約2年ぶりの全国ツアー「Awesome Talks‐One Man Show 2022‐」もある。大きくなったオーサムが、ライブハウスの距離感でパフォーマンスしてくれる、待望の機会だ。


「この2年間でいろんなことが変わったので、本領発揮できたらいいなって思っています」(モリシー)



パラスポーツアニメ「アルペンスキー編」テーマ曲「On Your Mark」など全10曲収録。Blu‐rayはライブ映像を収録。アルバム『Get Set』【CD+Blu‐ray】¥8,250 【CD】¥3,190(avex/cutting edge)


オーサムシティクラブ 左からatagi、モリシー、PORIN。男女ツインボーカル。2013年東京で結成。’21年、映画『花束みたいな恋をした』インスパイアソング「勿忘」がストリーミング累計3億回再生突破。

モリシーさん・ジャケット¥54,000 パンツ¥36,000(ハビィー TEL:03・6555・5451/ファースト ショールーム) atagiさん・ジャケット¥77,000 パンツ¥44,000(クティ info@cutistokyo.com/ファースト ショールーム)


※『anan』2022年3月16日号より。写真・小笠原真紀 スタイリスト・池田未来(インザピンク) ヘア&メイク・千葉彩子 黒川 麗 取材、文・高橋美穂


(by anan編集部)

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2022年03月14日 22時10分

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