EXIT・兼近の結婚願望は? プロポーズは「自分からいく」

お悩み：月に1回以上は食事に行くし、体の関係もある人がいます。だけど、お互い付き合っているかどうかには一切触れないし、突き詰めません。次に発展させたいと思ってはいるものの、向こうからはそんな空気をあまり感じられず、これまでズルズルと…うまく関係を発展させるには、どうすればいいでしょうか？（28歳・会社員）

愛を伝えまくって愛で押し潰す作戦で！　ダメなら離れてくから。

兼近：コレは無理なんじゃない？　相手もそういう関係になりたかったら、最初から言ってくるはず。

りんたろー。：特例として、セックス目的であっても一緒に過ごすことで内面が見えてきて彼女に昇格するパターンもあるけど、ごく稀だよね。

兼近：じゃあ家庭的な料理作ったり優しいところ見せたりして、「あれ、こいつ優しいな、家庭的だな」っていうのを食らわせて反応を見る。それで離れてったら重かったってことで、相手はそういうのを求めてなかったっていうのがわかるから。

りんたろー。：あとは彼に実は好きな人がいて、ダメになったタイミングでそれを食らわせたら、「大切に思ってくれてるのはこっちだな」って思うかもしれないという、外的要因しかないかもな。

兼近：やっぱ愛で押し潰す作戦で。愛情推しです。

お悩み：独身アラサー彼氏なしです。男性といまだに手を繋いだこともなく、未経験です。特に何もしてない状況にやばいなと思いつつ、やばいと思ってるだけで何もできてない！　行動力ゼロ女ですがどうすればやる気出せますか？（29歳・会社員）

バージンにも価値を感じる人はいっぱいいるから大切に。

りんたろー。：バージンといえば兼近でしょ。

兼近：いや童貞じゃねえし（笑）。バージンに価値を感じる人だっている。男もアラサーで経験ない人いっぱいいるんで、そういう人を見つければいい。マッチングアプリとかに同じくらいウブな人が絶対いるから、そこを掴まえる。でもこの人、本気でヤバいと思ってないから行動を起こしてないんじゃないかな。本当にピンチなら、人間動くから。だからそれまで待てばいいんじゃ？　焦って変なやつに掴まってもね。どうですかバージンハンターとしては？

りんたろー。：自分とは歩幅が違いすぎて、合わせるのがしんどそう。僕はムリかも。すみません。

兼近：俺には魅力的。経験ない分、こっちにプレッシャーがないから。同じ感覚でいけるのがいい。

お悩み：3年間付き合った彼に、「私も30歳になるので結婚したい」と告げたら「今はまだ結婚できない」とフラれました。だけどまだ好きなので一緒にいたいです。どうすればいいですか。（30歳・会社員）

男の「今は結婚できない」は、「まだ遊びたい」って意味だと思って。

兼近：携帯を勝手に見る。それでどういう人なのかを自分の目で確認する。なぜ結婚できないかっていう理由がそこに入ってるはずだから。30歳だし、時間もったいないと思うんですよ。だから手っ取り早く。すっげぇ現実的なアドバイスじゃない？

りんたろー。：まだ遊びたいってことでしょ。仕事を理由にする人も、大半はまだ遊びたいんだろうし。

兼近：うん。だから、他に女がいるっていうのを目の当たりにするといいと思うんですよ。

りんたろー。：僕は逆プロポーズされたらヘラヘラして逃げます。仕事とか言って、ズルズル延ばしていくと思う（笑）。

兼近：俺は結婚願望ないけど、その人が大切だったら結婚する。まあ言わせる前に自分からいくけど。

かねちか・だいき（一枚目写真右）　1991年生まれ、北海道出身。愛称かねちー。2019年「吉本男前ランキング」1位獲得。チャラ男キャラとは裏腹に、鋭いコメントを繰り出す真面目な一面も。そのギャップに萌え！　ジャケット￥38,000　ネックレス￥15,000（共にジェダ／KIKUNOBU TOKYO TEL：03・6455・0535）　カットソー、ファスナーベスト、パンツ すべて参考商品（以上ミツルオカザキ TEL：03・5787・5218）　靴はスタイリスト私物

りんたろー。（一枚目写真左）　1986年生まれ、静岡県出身。2017年のM‐1グランプリ出場のため、「ぷりずん。」解散後の兼近さんを誘い、コンビを結成する。’19 年「吉本男前ランキング」では5位にランクインしている。趣味は美磨き。紫のブルゾン、中に着た黒のブルゾン、カットソー すべて参考商品（以上ミツルオカザキ）　その他はスタイリスト私物

イグジィット　吉本興業所属のお笑いコンビ。「ネオ渋谷系」と称される新感覚のチャラ男漫才でブレイク。ルミネtheよしもとでは結成最速で単独ライブ完売。毎週金・土曜更新のYouTubeチャンネル「EXIT Charannel」も大好評。

※『anan』2020年6月10日号より。写真・土屋文護（TRON）　スタイリスト・YOSHI MIYAMASU（SIGNO）　ヘア＆メイク・岩田美香（mod’s hair）　取材、文・さかいもゆる

（by anan編集部）