配信動画を大きく見た~い! おすすめのプロジェクターは?
小型プロジェクターとサウンドバーで完成!
一昔前は、壁に映像を映すプロジェクターといえば、“高くて買えない…”というイメージが。またスピーカーも、ゴツゴツしたデザインは“女子の部屋にはちょっと…”と思う人も多かったはず。
「しかし今、ホームシアター系機器は安価になり、気軽に扱えるコンパクトな製品が増えています」 と言うのは、ホームシアターデザイナーの鴻池賢三さん。
「特にプロジェクターは、バッテリー内蔵で手のひらにも乗るモバイルタイプも増えていて、配信映像などを再生できる機能が搭載されているものも多く、5万円以内で手に入るものも。ほとんどはスピーカーがついていますが、音をリアルに感じたいなら、ぜひスピーカーの追加を。スピーカーはサウンドバーと呼ばれる一本の棒のような形状のものが人気。テレビや投影した画面の前にポンと置くだけで、包み込まれるようなサラウンドサウンドが体感できる。リーズナブルなものは2万円くらいから購入できます」
プロジェクター選びのポイントを聞いてみると…。
「リビング程度の照明がある部屋での投影なら、明るさのスペックに注目。400ルーメン以上あると鮮明な映像を楽しめます」
まずは、自分の暮らしに合ったプロジェクター選びから始めよう。
とにかく小型化にびっくりな、最近のプロジェクター。ワンルームでも全然邪魔になりません。あまり凹凸のない白い壁さえあれば、買ったその日から部屋がシアタールームに早変わり。
縦長で場所を取らない。ミニマム派におすすめ。
【BenQ】GV1
重さ708g 、手のひらに乗るサイズの、バッテリー内蔵ポータブルプロジェクター。Wi-FiとBluetoothに対応し、各種配信映像の再生が可能。「デザインの洗練度が高く、インテリア雑貨としてもかわいいです。それでいて、映像の上下調節も簡単なところも高得点」。¥37,000*編集部調べ(ベンキュージャパン TEL:0570・015・533)
明るい部屋でも大画面で映画が楽しめます!
【エプソン】EF-100B
スタイリッシュなデザインが自慢のプロジェクター。メディアストリーミング端末を差し込めば、ネット配信動画も楽しめます。「2000ルーメンと映像が明るいので、明るい部屋でも大画面映像が楽しめる。パーティで見るのにぴったり。写真の黒の他に白もあります」。¥95,000*編集部調べ(エプソン TEL:050・3155・7010)
フルHDの高画質ゆえ、大きく投影しても大満足。
【LGエレクトロニクス】PF50KS
Wi-FiとBluetooth対応、メニュー画面にLG独自のwebOSを採用しており、各種配信映像にももちろん対応。自動的に垂直方向の画面の歪みを調節してくれるのが嬉しい。「映像が明るく、鮮明さが素晴らしい。100インチの投影も満足度が高い」。¥55,000*編集部調べ(LGエレクトロニクス・ジャパン TEL:0120・813・023)
さらに臨場感が欲しい人は、スピーカーもアップグレード!
今の流行は、1台あるだけで、迫力&広がりのあるサウンドが楽しめるサウンドバー。一本の細い棒のようなデザインは、狭いスペースにも設置できるところが魅力です。
この価格でこの音質!! 話しかけての操作も。
【ヤマハ】YAS-109
内蔵されたAmazon Alexaに話しかけるだけで操作が可能なサウンドバー。バーチャル3Dサラウンド技術に対応しているので、前後左右、そして高さ方向の音場も再現。「Bluetooth対応なので、対応プロジェクターの音声をワイヤレスで再生できるのも便利」。¥26,800*編集部調べ(ヤマハ TEL:0570・011・808)
配信非対応のTVでも、これで動画の視聴が可能に。
【JBL】LINK BAR
「Android TV内蔵なので、配信非対応のTVやプロジェクターでも、HDMIで繋げば各種配信映像の視聴が可能」。Googleアシスタント機能もついており、一声かければテレビもオフできる。Bluetoothを通じ、スマホなどの中の音楽をかけることも。¥39,800(JBL/ハーマンインターナショナル)
サブウーファーでさらに奥行きを出せる。
【ソニー】HT-Z9F
映画館でおなじみの音声フォーマット「ドルビーアトモス」「DTS:X」対応サウンドバー。「ソニー独自のバーチャルサラウンド機能で、驚くほど立体的で広がりのある音が楽しめます。別筐体のサブウーファーで、映画館のような重低音も」。¥79,880*編集部調べ(ソニーマーケティング買い物相談窓口 TEL:0120・777・886)
ワンピース¥18,000(アダワス) パンツ¥32,000(ティッカ) 共にビームス ハウス 丸の内 TEL:03・5220・8686
※『anan』2020年3月18日号より。写真・小笠原真紀(モデル) スタイリスト・仮屋薗寛子 ヘア&メイク・浜田あゆみ(メランジ) モデル・花梨(etrenne) 取材、文・河野友紀
(by anan編集部)