『生理ちゃん』実写化、“緊急避妊薬を日本にも”...性の新しい動きに注目!

私たちの体のこと、もっと知りたい＆考えたい。新しいムーブメントが続々と！

ミレニアル世代の女子たちは、性に対する意識が高い！　そんな現代を象徴する保健体育的トピックを6つご紹介。

生理や生理用品について、もっと気兼ねなく話したい。ユニ・チャームの「＃NoBagForMe」、始動！

生理用品『ソフィ』でお馴染みのユニ・チャームが、「女性が生理や生理用品について気兼ねなく話せ、生理用品購入時の選択肢の多様化を目指す」ことを目的としたプロジェクトを始動。ハヤカワ五味さん、菅本裕子さん、あっこゴリラさん、塩谷舞さん、瀧波ユカリさんの5人と共に、まずは“紙袋で隠す必要のない、新しいパッケージ”を開発するそう。今年の末頃には、第1弾のタンポンを発売予定。生理用品の新時代が到来する予感！

目指せ、生理用品をもっと選べる世界。ハヤカワ五味さんが生理関連プロジェクト「イルミネート」をスタート。

胸の小さい女子向けのランジェリーブランド『feast』などを経営するハヤカワ五味さんが、「生理に光を当て、様々な課題について考えるきっかけに」と立ち上げた、新プロジェクト。生理にまつわるアイテムや情報にアクセスしやすいプラットフォームを作ることを目的としており、活動の第1弾として、生理用品などを扱うポップアップショップを東京と大阪で開催し、大きな話題に。今後の動きにも注目です。

性にまつわる情報＆権利、日本の女子にももっと！　福田和子さんの「なんでないの プロジェクト」が話題。

スウェーデン留学時、産婦人科“緊急避妊薬”や“避妊シール”など低用量ピル以外の避妊法を説明され、「なんでこれ、日本にないの？！」と思ったことがきっかけで、23歳の福田和子さんが立ち上げたプロジェクト。「なくて当たり前、と思うのではなく、問いかけや問題提起をしやすい社会になってほしい。目指すは頼れる情報をもとに、十分な選択肢の中から納得できる選択を下せる環境を」と福田さん

性教育YouTuber“シオリーヌ”さんが動画で体や性の知識を発信中。

助産師の経験を通し、「性の話をきちんと学びたい中高生や、妊娠出産が自分事の大人世代、子どもに性教育をしたい親世代に、正しい性の知識を楽しくオープンに伝えたい」と思い、性教育YouTuberとしての活動をスタート。学校ではあまり深くまでは習えないけど知りたい、そんな知識を楽しい動画で配信中。また、性を気軽に学べるオンラインサロン「yottoko labo」の主宰も。さまざまな情報を発信中。Twitterは@shiori_mw

女性の4週間のバイオリズムに寄り添ったライフデザインブランド『EMILY WEEK』に注目。

女性の日々を月経期、月経後1週目、2週目、3週目と4つのタームで捉え、その期間ごとに、身につけたり使ったりすると、暮らしが快適になるアイテムを扱う。そんな新しい視点で提案されるのは、防水布入りコットン製のライナーや、生理中の浮かない気分がスッキリする香りのアイテム、オーガニックコットンのサニタリーショーツ、心地よい部屋着など。繰り返される4週間が楽しいものになりそう。

女子たちから共感の嵐の名作コミック『生理ちゃん』の映画が11月に公開に！

「生理のツラさや面倒くささを、こんなに描いてくれた作品はない！」と、全女子から大絶賛のコミック『生理ちゃん』が、なんと実写映画に！　主演は二階堂ふみさん、そして生理ちゃんはピンク色の着ぐるみで登場。デートであろうが旅行であろうが、仕事が超絶忙しかろうが、必ず約1か月に1回やってくる生理ちゃんと、なんとか付き合う健気な女子たちが描かれます。11／8より、全国順次公開予定。これは“楽しみな生理”です！

※『anan』2019年8月14－21日合併号より。イラスト・菜々子

（by anan編集部）