妻夫木聡と蒼井優「思わず泣いてしまった」共演者も号泣した理由とは?

2018年05月24日 11時30分

エンタメ anan

どこの家族にも、問題のひとつやふたつは必ずあるもの。そんなとき、他人の家庭をのぞいて、思わず「うちも同じ!」なんて共感していませんか? そこでオススメの作品は、日本の家族のリアルを描いた大ヒットシリーズの第3弾『妻よ薔薇のように 家族はつらいよⅢ』です。今回は、そのなかでも若い世代の夫婦を演じたこちらの方々に夫婦円満の秘訣や本作の裏話について語ってもらいました。それは……。

写真・水野昭子(妻夫木聡・蒼井優)


妻夫木聡さん&蒼井優さん!


【映画、ときどき私】 vol. 166


舞台となるのは、にぎやかな3世代でおなじみの平田家ですが、おふたりが演じたのは、すでに実家から独立している次男の庄太と妻の憲子。本作では長男の嫁で専業主婦の史枝がある事件をきっかけに不満が爆発し、家出してしまうという大混乱の展開が描かれています。


シリーズとしては3作目ですが、2013年の『東京家族』から数えると、この顔ぶれがそろうのも4回目。なかでも妻夫木さんと蒼井さんは、これまでに何度も共演されてきているだけに旧知の仲だという。

今回でお互いの印象が変わったことはありましたか?

妻夫木さん いいのか悪いのか、まったく変わってないです(笑)。


蒼井さん 私も初めて会ったときと変わらないですね。


妻夫木さん でも、フレッシュさもありながら、気をつかわなくていいというのはありがたいことですね。いままでも恋人とか夫婦の役が多かったですけど、もし2人の間に壁があったら嘘っぽく見えちゃったりしますから。そういう意味では、1作目のときはまだ初々しい感じの恋人同士だったので、逆に難しかったです。告白とかプロポーズも「何回目だよ!」くらいの感じだったので(笑)。


蒼井さん 今回の現場では、みなさん先輩であることを忘れてしまうくらい本当に壁がない方ばかりでしたけど、それは妻夫木くんが突破口になってくれていたんだろうなとは感じました。それくらい妻夫木くんとは仲がいいですし、いままで散々いろいろなことを話してきたから、もはや家電とかクレジットカードのポイントの話とかしかしなくなってるママ友みたいな関係なんです(笑)。でも、お芝居をするときの妻夫木くんはいろいろなことに挑戦する人だから、そこにはいつも新鮮さを持たせてもらっています。

本作の原作・脚本・監督を手掛けているのは、“日本映画界の巨匠” と呼ばれる山田洋次監督。

山田監督からの言葉で印象に残っていることがあれば教えてください。

妻夫木さん 今回が集大成にはなると思うんですけど、そこで監督がおっしゃっていたのは、ただ笑いを届けるのではなくて、「血の通ったものにしたい」ということでした。というのも、日頃のみなさんにも起こりえることを題材にしているからこそ笑えたり、家族のありがたみにホロっとできたりするんだと思います。喜劇だからこそ真剣に取り組んでいかないといけないという気持ちを感じました。


蒼井さん 印象に残っている山田監督の言葉はたくさんあるんですけど、打ち上げのときに話してくださったのは、監督が初めて映画を撮ったときのこと。クランクインの前日に緊張して寝れなくなってしまい、先輩監督のお家に行って、「明日から自分はどうすればいいかアドバイスをください」と聞いたら、「現場の人間を信じることも監督の才能のひとつだ」と言われたそうです。それって役者にも言えることだし、現場にいる人たちが大事にしないといけない言葉だなと思いました。

山田監督はこれまで過去2作続けて蒼井さんのアイディアを採用しているようですが、今回はいかがでしたか?

蒼井さん 今回は、みんなが冗談で言い合っていたものがまとまったようなところはありましたね。


妻夫木さん 前回、優ちゃんが話したエピソードがおもしろいといって採用されたので、みんな今度こそ自分の手柄にしようと、思いついたことを何でも山田監督に言ったり、わざと聞こえるように話したりしてました。でも、一切使われないっていう(笑)。


蒼井さん 私は、この前も監督から「何かない?」って聞かれてうれしかったな。


妻夫木さん 特別なんだよ、優ちゃんは! それによって、次があるかないか決まるから、僕たちにとっては死活問題だよ(笑)!

妻夫木さんと蒼井さんに限らず、この作品では出演者みなさんの仲の良さはスクリーンからも伝わってくるほど。過去にも現場で笑いをこらえるのが大変なこともあったとか。

では、今回の撮影中に思わず笑ってしまったシーンなどはありましたか?

蒼井さん 実は今回はいままでとは逆で、思わず泣いちゃったんです。


妻夫木さん うん、思わず泣いたね。


蒼井さん 私なんて画面に映ってなかったんですけど、西村(まさ彦)さんの芝居に泣かされてしまいました。


妻夫木さん みんな泣いてたよね、橋爪(功)さん以外は……(笑)。

それはもともと脚本に泣くと書いてなかったのに、泣いてしまったということですか?

妻夫木さん 泣くと書いてあったのは、(中嶋)朋子さんだけでした。


蒼井さん でも、もはや身内みたいな感覚なので、みんな泣いていましたね。


妻夫木さん 確かに、今回が一番身内っぽく感じたかもしれないよね。


それによって、家族の絆がより深まっていくのを感じたのではないですか?

妻夫木さん そうですね。というのも、前回までの平田家のケンカって、ちょっとした失言が原因だったりしたんですけど、心からケンカしたのは今回が初めてだった気がするんです。そういう意味で、「ちゃんとケンカできてよかったな」というのはありました。だからこそ最後の西村さんの芝居にみんなグッときちゃったんだと思います。

劇中でおふたりは仲良し夫婦の役でしたが、夫婦円満に必要なものは何だと感じましたか?

妻夫木さん 僕もまだ結婚してそんなに経ってないのでわからないですけど、とりあえず嘘をつかないことだと思います。というのも、1つ嘘をつくと、100個くらい嘘つかないといけなくなっちゃうから(笑)。


蒼井さん 確かに、完璧な嘘をつかないといけなくなるよね。


妻夫木さん あと、最初にがんばりすぎちゃうと、ずっとがんばらないといけなくなるから、それもやめたほうがいいと思うし、旦那さんに嫌だなと思うことは早めのうちに言っておいたほうがいいですね。じゃないと、ちょっとしたことでもイラっとするようになっちゃうから。


蒼井さん そうしないと、最終的には同じお墓に入りたくないってところまでいっちゃうしね。


妻夫木さん 些細なことの積み重ねになっていくので、言いたいことは言ったほうがいいですよ。


蒼井さん 私は自分の両親を見ていると、お互いまったく違う趣味をそれぞれ持っているのが夫婦円満の秘訣のひとつかなと思いますね。お父さんは天体観測で、お母さんは宝塚だから全然交わらないんですよ。


妻夫木さん 一緒にするなら、天体望遠鏡を持って宝塚を観に行くとか?


蒼井さん いやいや、前の人にぶつかって捕まっちゃうから(笑)。


では、蒼井さんはご自分も趣味は共有するより、相手と別々がいいですか?

蒼井さん そのほうがいいのかなという気はしてますね。


妻夫木さん でも、そもそも縫い物とか編み物してる男の人はいないんじゃないの(笑)? 


蒼井さん もしいたら、どっちが早く編めるかとかで、ライバルでしかなくなっちゃうかもしれないよね(笑)。だから、お互い関わらないで済むように、心のプライベートスペースを持っておくのはいいのかなと思います。


妻夫木さん なるほど。自分の時間は大事だよね。


最後に、結婚を夢見る読者に向けてアドバイスがあればお願いします!

妻夫木さん 別に結婚が人生のゴールじゃなくてもいいと思うので、焦らなくていい気がしています。


蒼井さん 20代後半はやっぱりいろいろあるかもしれないですけど、30歳超えちゃうと、またちょっと楽だったりしますよ。私も全然焦ってないですし(笑)。


妻夫木さん あと、男の人を選ぶときに年収はいくらだとかいろいろと見るのはしょうがないとは思うんですけど、それをやりだすとどんどん難しくなってしまうのかなと。


それよりも、もっと根本的にどういう人間かとか、一緒にいたいかどうかというシンプルなことを考えたほうがいい気がしますね。それから、男性目線で言うと、ガツガツしてない余裕のある女性は魅力的かなと思います。


蒼井さん 私はアドバイスというか、本で読んでいいなと思ったのは、「誰を好きかじゃなくて、誰といる自分が好きかで判断する」ということ。その視点って意外と持ってないと思うんですよね。私の友だちのなかで、それを実践した子はうまくいってたりしますから。恋愛してるときに、そういう逆転の発想をひとつ持っておくだけで、視界が開けたりすることってあると思いますよ。

インタビューを終えてみて……。

「仲良すぎて初々しさを出すのが難しかったことがある」という言葉も思わず納得してしまうほど、息の合ったやりとりを見せる妻夫木さんと蒼井さん。さすが平田家一番の“仲良し夫婦” を演じられただけありますが、現場での楽しい雰囲気が垣間見えるような瞬間を見せてもらいました。おふたりのあふれる笑顔と涙は、ぜひスクリーンでご覧ください。

誰よりも面倒で、誰よりも愛おしいのが家族!


「自分にとって家族とはどんな存在なのか?」と毎回考えさせられる『家族はつらいよ』シリーズ。家庭円満のためにも、たまには家族そろって映画館に行くのもオススメです。問題続出の平田家を見ていると、隣よりも自分の芝生が青く見えるかも!?

ストーリー


3世代が一緒に暮らす平田家で、主婦として家族を支える長男の嫁・史枝。ある日、家事の間にうとうとしていたら、泥棒に入られて、大事なへそくりを盗まれてしまう。しかし、そのことを夫に打ち明けると、なぐさめるどころか、嫌みの嵐。


ついに、我慢の限界を迎えた史枝は家を飛び出してしまうのだった。主婦がいなくなってしまった平田家は大混乱。このまま家族は崩壊してしまうのか……?

波乱が起きる予告編はこちら!

作品情報

『妻よ薔薇のように 家族はつらいよⅢ』

5月25日(金)全国公開

配給:松竹

©2018「妻よ薔薇のように 家族はつらいよⅢ」製作委員会


■妻夫木聡

ヘアメイク:勇見勝彦(THYMON Inc.)

スタイリスト:片貝俊


■蒼井優

ヘアメイク:草場妙子

スタイリスト:田畑アリサ

anan

2018年05月24日 11時30分

エンタメ anan

Instagram、twitterで旬な話題を配信中!

あなたへのおすすめ

最新記事はここでチェック!

タグ一覧

ヘアアレンジ スタイリング 時短アレンジ術 簡単アレンジ術 前髪 人気ヘアカラー まとめ髪 ショートヘア ボブ ミディアムヘア セミロング ロングヘア ベリーショート ストレートヘア パーマヘア ワンカール 黒髪 ポニーテール お団子ヘア ヘアアイロン活用 セルフカット ヘアケア 髪のお悩み 流行ヘア モテヘア カジュアルヘア ガーリーヘア オフィスヘア ヘアアクセサリー バレッタ ターバン ヘアピン・ヘアゴム 小顔ヘア セルフネイル ジェルネイル 上品ネイル ピンクネイル カジュアルコーデ シンプルコーデ ナチュラルコーデ プチプラコーデ フェミニンコーデ コンサバコーデ ガーリーコーデ モテコーデ ベーシック ゆったりコーデ ママコーデ ストリートコーデ モードコーデ ギャル 結婚式コーデ ミリタリー モノトーンコーデ カラーコーデ スポーツMIXコーデ パーティスタイル ヘビロテ 着回し抜群 トップス アウター カーディガン シャツ ワンピース ビスチェ パーカー フーディー コート トレンチコート カラージャケット スカート フレアスカート タイトスカート ミニスカート デニムスカート 台形スカート ガウチョパンツ ワイドパンツ ワイドデニム スキニーパンツ バギーパンツ 靴下 タイツ スニーカー サンダル ミュール ニューバランス ブーツ ショートブーツ パンプス 帽子 ニット帽 ベレー帽 スカーフ グッズ メガネ ベルト 腕時計 ピアス トレンドアイテム バッグ ファーバッグ クラッチバッグ リュック ショルダーバッグ チェック柄 グレンチェック フリンジ 刺繍 ファー ロゴもの コーデュロイ デニム 色気のある格好 花柄 マスタードカラー ボーダー柄 レイヤード パンツスタイル ドレススタイル ニット スウェット anan表紙 雑誌付録 ユニクロ GU しまむら ZARA メイク術 スキンケア 化粧水 美白ケア 眉毛ケア コンシーラー ファンデーション マスカラ アイシャドウ リップ 乾燥対策 バストケア ヒップアップ マッサージ エクササイズ ダイエット ヨガ 動画レシピ サラダ カフェ巡り スタバ ひとり旅 女子旅 パワースポット巡り 人気スポット 絶景スポット 絶品 お弁当 スイーツ パン 占い 心理テスト 結婚 浮気・不倫 モテテクニック 恋愛お悩み 男性心理 デート 恋愛テクニック ドン引き行動 エッチ LINE体験談 ホンネ告白 胸キュン 片思い カップル話 婚活 倦怠期 ファッション恋愛術 プチプラ おしゃれマナー マネー お仕事 家事・育児 趣味 アプリ 癒し 大人女子 金運 ミュージック アニメ・漫画 アウトドア 清潔感 インスタ映え イメチェン パンチョとガバチョ

本サイトのニュースの見出しおよび記事内容、およびリンク先の記事内容は、 各記事提供社からの情報に基づくものでビッグローブの見解を表すものではありません。
ビッグローブは、本サイトの記事を含む内容についてその正確性を含め一切保証するものではありません。 本サイトのデータおよび記載内容のご利用は、全てお客様の責任において行ってください。
ビッグローブは、本サイトの記事を含む内容によってお客様やその他の第三者に生じた損害その他不利益については一切責任を負いません。