いま大人気の新日本プロレス。若き次世代エース・SHO&YOHが登場!

2018年05月16日 17時00分

エンタメ anan

最近のプロレス人気を圧倒的な力で牽引する、老舗団体「新日本プロレス」。そのなかでも高い注目度を誇る大会が、この時期恒例の『BEST OF THE SUPER Jr. 』。今回で25回目となる歴史あるシリーズで、今年は5月18日から開幕します。

このたびインタビューするのは、この大会に出場する若きエース、SHO選手とYOH選手。新日本プロレスに同期入団し、共に切磋琢磨してきたふたりは、普段の試合ではタッグチームとして活躍。しかしこのシリーズには、シングルプレイヤーとして参戦します。それぞれの意気込みと、リーグ戦の見どころについて語っていただきました!

写真・小川朋央 文・望月リサ


若き次世代エース・SHO&YOH!



プロフィール



SHO

ショウ 1989年生まれ。‘12年に新日本プロレスに入門、同年11月デビュー。新人時代は本名の田中翔として、同期入門の小松洋平(現在のYOH)と切磋琢磨する。二人で’16年1月に海外修行へ。‘17年10月の凱旋帰国と同時にリングネームをSHOと改め、YOHとともにタッグのベルトを獲得。ユニット「CHAOS」所属。趣味は筋トレ。173センチ、93キロ。twitter → @njpwShowT



YOH

ヨウ 1988年生まれ。‘12年、新日本プロレスに入門、同年11月デビュー。新人時代は本名の小松洋平として活躍。’15年の、第22回『BEST OF THE SUPER Jr. 』にも新人ながら初エントリーを果たす(試合結果は全敗)。’16年からの海外修行ののち‘17年の凱旋帰国後はリングネームを現在のYOHと改める。SHOとともにジュニアタッグのベルトを戴冠するなど、新日本期待のジュニア戦士。ユニット「CHAOS」所属。文章のうまさにも定評あり。171センチ、85キロ。twitter → @njpwyohei_k


※『BEST OF THE SUPER Jr. 』とは…

ジュニアヘビー級(体重100キロ未満)の選手によって行われる、シングルマッチの総当たりリーグ戦。今年はAブロックとBブロックにわかれ、各ブロック8名の選手が参戦。Aブロック1位の選手とBブロック1位の選手が、シリーズ最終日となる6月4日(月)に決勝を行い、優勝者が決定する。


――まずは、「BEST OF SUPER Jr.」(以下BOSJ)という大会について教えていただけますか?


YOH 100キロ未満の選手が「ジュニアヘビー級」、100キロ以上の選手が「ヘビー級」なんですが、BOSJはジュニアヘビー級の選手だけが出場し、ナンバー1を決めるリーグ戦です。


SHO 大型の重量級の選手たちにはできないような、スピーディでアクロバティックな攻防が見られると思います。華やかで、プロレス初心者でも楽しみやすいと思いますよ。


YOH しかも、新日本所属の選手以外にも、ジュニアヘビーの一流選手が世界中から集まる。


SHO 去年のBOSJを海外で追っていて、すごく刺激を受けました。とんでもない技を次々繰り出す選手たちを見て、パワーだけでは勝てないなと思って、柔術や総合格闘技を習ったり…。


YOH ハイレベルすぎて、帰国した時にこのリングに立てるんだろうかって焦ったからね。こんなに跳べないし、こんなにパワーもないし、って。それくらいの、世界で一番レベルの高いシリーズだと思っています。


――YOH選手は2015年以来、2回目のBOSJ(小松洋平の名前で、新人時代に出場)、SHO選手は今回が初出場ですね。


YOH YOHとしての出場は初ですし、最近はSHOとのタッグでの試合がほとんどなので、シングルマッチ自体が久しぶり。個人の実力を試せるいい機会ですし、「コイツらの試合は、シングルでもおもしろい」と印象づけられたらと思っています。今回の大会用に、フィニッシュ・ホールド(勝利するための必殺技)も考えました。


SHO 僕は、ずっと「どうすればBOSJで優勝できるか」を課題に練習を積んできましたし、本気でタイトルを狙っています。それに、シングルの試合が久々ということは、他の選手たちに手の内を知られていないということ。そこは有利ですし、新たなフィニッシュ・ホールドをはじめ、これまで出してこなかった技も出せると思います。


YOH …なんて、めっちゃしょっぱい試合したりして(笑)。試合中のペース配分も違うし、途中でタッチして交代してもらうこともできないんですよ!


SHO (笑)でも、自分は大丈夫だと思います!



ふたりの対決の可能性は、決勝のみ。

それぞれの注目カード、注目選手は?


――今回のBOSJでは、YOH選手はAブロック、SHO選手はBブロックにエントリーされています。決勝までふたりの直接対決はありませんけれど、共に決勝に残れば、仲間同士で対戦の可能性も……。


SHO あります!


YOH でも、正直なところ、ブロックが別でよかったなと思っているんですよ。


SHO いまはまだ直接対決は…〝トランキーロ!〟(あせるな、という意味のスペイン語。新日本プロレスの別ユニットに所属する内藤哲也選手がよく使う決め台詞)ですよ(笑)。


YOH うん。最高潮のタイミングで出すカードとして、まだしばらくは取っておこうかと……。


SHO いやでも僕は、決勝行くつもりでいるんで。(対戦カードを見ながら)だって、これ勝つやろ、これも勝つやろ…。


YOH 優勝する気でいるんだ?


SHO 何言ってるんすか。もちろんですよ!


――では、おふたりが楽しみにしている対戦をうかがえますか?


SHO KUSHIDA選手との対戦(5月27日・名古屋国際会議場)です。海外遠征中にジュニア王者だったのがKUSHIDA選手で、勝つにはどうしたらいいかをすごく考えていたんです。柔術の先生に、KUSHIDA選手の得意な関節技の掛け方と逃げ方を教えてもらって、対策は立てていたので、試したいなと。


YOH KUSHIDA選手、海外でもすごく人気があるからね〜。


SHO BOSJは世界中が注目する大会ですし、まずはKUSHIDA超えを果たしたいです。


YOH 僕は、石森太二選手との試合ですね(6月3日・後楽園ホール)。まず、石森選手は体がバッキバキなんです。運動神経は抜群、頭もいい、パワーも技もあるオールラウンダーなので、攻略方法が重要になると思います。あとAブロックの注目選手と言ったら、やっぱりウィル・オスプレイでしょう。


SHO オスプレイは、プロレスをまったく知らない人が見ても、ぱっと見でそのすごさがわかりますよね。


YOH 身体能力の高さが半端ないんです。ただ、日本人選手を挙げるなら……SHO選手ですかね。


SHO 僕はYOH選手ですけど…。


YOH やっぱりそうなっちゃいます?(笑)。



――では、お互いの魅力について語っていただけますか?


YOH SHOは持ち味のパワーをさらに磨いたうえに、柔術も身につけた。僕は、豪快に相手選手をぶん投げた後の雄叫びが、SHO君らしくて好きです(笑)。


SHO YOHさんはですねぇ……トリッキーな試合運びはもちろんですが、何よりメンタルが相当強いんです。自分はこのシリーズが始まったらすごく緊張すると思うんですけど、YOHさんはそれがない。羨ましいです。



YOH 僕、デビュー戦でも緊張しなかったんです。試合直前にお菓子を食べていたら、先輩から「よくそんなもん食えるな」って言われました(笑)。


SHO どんな選手が相手でも、YOHさんらしい試合をすると思います。


YOH 飄々とした試合をね(笑)。



しんどい下積み時代を乗り越えられたのは、

お互いの存在があったから。


――そもそも、おふたりがプロレスラーになろうと思ったきっかけは?


YOH 父親の影響で幼稚園の頃からプロレス番組を観ていたんですが、プロレスの入場シーンの華やかさとワクワク感は、他の格闘技には感じられないものですよね。プロレスラーになろうと決めたのは中学1年生の時。体が小さくて、周りからは無理だと言われるほど、絶対になってやるんだって気持ちが強くなりましたね。


SHO 僕は、プロレスを見始めたのが遅くて、高校生の時。当時、新日本で活躍する棚橋(弘至)選手がカッコよかったんですよね。とにかく戦いが華麗なんです。……いま思い返してみると、小さい頃、ジャッキー・チェンになりたかったんです。だから、戦う人に憧れを持っていたのかもしれません。


YOH そう考えたら、僕らもそう思われないとダメってことですよね。


SHO 中学生や高校生が見て、ああなりたい、って思ってもらえるように頑張ります。


――新日本プロレスの長く厳しい下積み生活を乗り切れた理由は、何でしょうか?


YOH ……意地ですかね。当時よく、お風呂に入りながら、将来の自分を思い浮かべていました。BOSJで優勝して、シングルのベルトを巻いて……って想像したら、どんなに辛くても、また明日1日頑張れるって思えたんです。あとは、SHOの存在も大きかったですね。たぶん、どちらかが折れていたら、ふたりともここにいなかったんじゃないかな。


SHO そうですね。あとは、周りを見返したい気持ちもあったと思います。大学時代、「気持ちが優しいから、新日本に入っても厳しさに耐えられないよ」って言われるたびに、絶対に耐えてやる、トップに行ってやるって思っていました。……って、デビューしたいまも、周りからの扱いは全然変わらないですけどね(笑)。


YOH それがいいんじゃない?(笑)


――今後の目標を伺えますか?


YOH まずは、ジュニアタッグのベルトを取り返すこと。BOSJで僕とSHOが活躍すれば、その先に見えてくるものが必ずあるんじゃないか、と。将来的には、いま組んでいるROPPONGI 3Kを世界のスタンダードにしたい。リングネームを、本名の田中翔と小松洋平からSHOとYOHに変えたのもそのため。


SHO 僕もジュニアやヘビーという階級にこだわらずに、いろんなことに挑戦していきたいですね。毎年BOSJには出たいし、ヘビーの試合にも出ていきたいですし。


YOH そして何より、プロレスを通してこれまで自分がお世話になった方々に恩返しができたらなと思うんですよ。


SHO うん。そして、両親が自慢できるようなプロレスラーになることですね。


Information


新日本プロレス

「ファイヤープロレスリング ワールド Presents

BEST OF THE SUPER Jr. 25」

5月18日(金)~6月4日(月)

全14大会、東京、大阪、愛知など、全国8か所で開催。

特設サイト


SHO選手とYOH選手の1st フォトブック「3K」(発売中)

3,000円(税込)

anan

2018年05月16日 17時00分

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