【美容師さんに聞く】小顔に見えてかわいいまとめ髪♪面長さん、丸顔さんにおすすめ!
伸びた髪をすっきり見せたいときに、おすすめの方法といえば「まとめ髪」。アレンジの仕方をいくつか覚えておくと、おしゃれの幅もグンと広がります。今回は顔型に合わせて小顔効果も期待できる「まとめ髪」を美容師さんに教えてもらいました。面長さん、丸顔さん向けに2パターンずつご紹介します♪
教えてくれた美容師
りらましさん
山野美容専門学校卒業後、複数の美容室で勤務。2018年、原宿の「GO TODAY SHAiRE SALON」所属を機にフリーランスの美容師になり「月額制ヘッドスパ」を展開。「月額ヘッドスパニスターりらまし」としてSNSで話題を呼び、多くの著名人も通うなど人気を博している。
面長さんにおすすめ!Arrange1 ローポニーテール
「髪型で小顔に見せたい」という場合、どんな顔型でもヘアスタイルがひし形のシルエットに見えるように意識することが大切です。まずは面長さん向けに、基本のローポニーテールからご紹介します。
面長さんの場合、顔の長さをカモフラージュするために、後れ毛などでサイドのボリュームを出すのがポイント!後れ毛は今の髪型にもよりますが、触角(前髪のサイドの髪)がある人はその部分を巻いてボリュームを出すと良いです。触覚がない人は、こめかみ部分の髪を小さく三角に取り、巻いてあげると後れ毛ができます。
POINT!
後れ毛が長すぎる場合は、耳に掛けるなどしてバランスを取るようにしましょう。
Arrange2 なんちゃってフィッシュボーン
お次は「なんちゃってフィッシュボーン」。髪が長めで、うしろの髪にあまり段が入っていない人におすすめのスタイルです。これは本来のフィッシュボーンを簡単にした方法ですが、覚えておくとおしゃれ上級者に見えますよ♪
「なんちゃってフィッシュボーン」の編み方は① 耳上の髪の毛を左右ともそれぞれ取ります。このとき、後れ毛用にこめかみ部分の毛を少し残します。② 左右で取った毛束をうしろで交差します。※1回目の交差は左右の毛束のみ合わせます。2回目以降は右のときは右の毛束を少しすくって左に交差。左のときは左の毛束を少しすくって右に交差していきます。この動作を繰り返しますが、髪が長い人は襟足まできたら、顔の横に持っていって編んでいくとやりやすいです。
③ 毛先まできたらヘアゴムなどでとめます。④ そのままだとただのおさげに見えるので、ヘアゴムでとめた部分を片手で押さえ、編み込み部分を少しずつ引っ張りながら、緩く編んだ雰囲気に仕上げるとかわいく見えます♡
丸顔さんにおすすめ!Arrange1 ローポニーテール
丸顔さんも基本の「ローポニーテール」からご紹介します。丸顔さんの場合は顔の横幅をカモフラージュするために、縦の長さを出すことによって小顔効果が得られます。「ローポニーテール」にするときは、トップの髪を少し引き上げて高さが出るようにしましょう。
Arrange2 ゆるふわお団子ヘア
丸顔さん向けの「ローポニーテール」に少しアレンジを加えて、爽やかでかわいい雰囲気に見えるのが「ゆるふわお団子ヘア」です。お団子は毛量にもよりますが、少なめの人であれば、ヘアゴムでお団子を作っても良いです。ピンを使うときは、お団子に刺すというより、お団子の下の土台に刺すことをイメージしましょう。このとき、お団子にピンを何本刺しても頭皮に近いところを刺さないとうまくとまりません。
POINT!
「お団子ヘア」は、きっちり縛ってしまうと古臭い印象を与えてしまうので、緩くふんわりと仕上げるようにしましょう。
今回は面長さん、丸顔さんにおすすめの「まとめ髪」をご紹介しましたが、ひし形シルエットを意識して作れば、他の顔型にも応用できます。ぜひチャレンジしてみてください。イラスト/まろる監修/りらまし