[美容のQ&A] 小顔は毎日のトレーニングで手に入るって本当?
小顔になりたいと思っていても「生まれつき、顔が大きいから…」とあきらめていませんか?ボディワーカーの森拓郎さんによれば、顔の大きさは後天的な要素に左右されるため、生活習慣の見直しやトレーニングで小顔が手に入るのだとか。気になるその方法について教えていただきましょう!
この記事のHowBガール
山田麗さん
小顔になりたいです!小顔は女の子の永遠の憧れですよね。私は小顔なほうとよく言われますが、それでも、もっともっと小さくなりたいと思っています♪
Q:どうしたら小顔になれるのでしょうか?
A:まずは生活習慣の見直しから!
教えてくれたのは?
ボディワーカー森 拓郎さん
顔の大きさは、実は生活習慣が関係しています。最近の女性で気になるのは、姿勢の悪さ。姿勢が悪いと顔が大きくなります。まず、猫背で背中が丸まると、巻き肩になり、頭が前に出て、あご周りに顔のむくみや肉が集結します。さらに顔にたまったむくみが、耳下や鎖骨にある「リンパ節」に流れなくなり、丸顔に。やがて代謝が落ち、脂肪がつきやすい状態になり、ますます顔が大きくなっていくのです。小顔に導くには、首や肩、全身からのアプローチが必要。特に力を入れたいのが、首周りや肩周りのほぐし、伸ばし、姿勢矯正のエクササイズです。顔周りに停滞したリンパを流すだけでなく、猫背や巻き肩を改善し、頭を正しい位置に戻し、あご下のもたつきを解消する効果が期待できます。
ダメ姿勢
猫背だと首の前が詰まり、あご周りにむくみや肉が蓄積します。
よい姿勢
首周りがすっきりして、フェイスラインもシャープに見えます。
Q:顔の大きさは、生まれつきではないの?
A:原因は「むくみ」。リンパ液を流せば、即小顔になれます!
顔の大きさは、生まれつきと思われがちですが、実は後天的要素も関係しています。手足が細く、おなかも出ていないのに、なぜか顔だけ大きい…。こういった方は、顔のむくみが原因かもしれません。あご周辺にハリがなく、ふわふわっとしていたら、顔中のむくみが重力で下がり、あご周りに溜まっている可能性があります。むくみで顔が大きくなっている人は多いもの。リンパ液の流れをスムーズにするだけでも、小顔に近づきます。
Q:どうやって顔のむくみを取ればいいの?
A:毎日のトレーニングで、小顔になれますよ!
毎日のトレーニングで、顔を大きくする原因の姿勢を矯正し、むくみを取り除きましょう。
丸顔にも効果的!胸のストレッチ
丸顔の原因の多くは、顔にたまった老廃物によるむくみ。これを追い出すには、リンパの筋道に関係する首、肩、腕、胸をストレッチすることが大切。むくみがすっきりするだけでなく、猫背改善にも効果的です。
壁の横に立ち前腕を壁につける
壁の横に立ち、右腕のひじから手のひらまでを壁にくっつけます。ひじは肩より少し高めの位置(こぶし1個分くらい)におきましょう。
胸を開き姿勢を矯正
壁につけた前腕を支えにして、体を少し外側にひねり、胸を開き、顔を外に向け30秒キープ。丸まりがちな背中を伸ばし、姿勢を矯正します。反対側も同様に。
下ぶくれをケアする首前のストレッチ
首周辺のリンパを刺激するストレッチです。あご下~鎖骨までを伸ばすことで、顔や首周りに滞っていた余分な老廃物を、鎖骨のリンパ節に回収。あごのもたつきやフェイスラインがすっきりし、下ぶくれも解消します。
首の前の鎖骨に両手をおく
両手をクロスして鎖骨におき、下に引っぱります。
あごを出して上を向き、口を閉じる
あごを上に突き出しながら顔を上に向け、口を閉じ、15秒キープ。顔を上に向けると自然と口が開きますが、その口を閉じることで、首筋をしっかり伸ばすことができます。
■書籍紹介
今からでも遅くない!トレーニングで小顔は作れる
人気ボディワーカー・森拓郎さんが、ご自身プロデュースの小顔美容矯正サロン「ルポルテ」の小顔メソッドを分かりやすくセルフケア用に集約した1冊。小顔になれない原因を、若い女性の「あるある」習慣から紐解き、分かりやすく解説しながら、加圧、さするといった手技を取り入れたトレーニングを紹介しています。全トレーニングに、森拓郎さん実践の動画を確認できるQRコードつき。自宅でマンツーマンレッスンに似た体験ができます。
5分トレーニングで翌朝小顔著・森拓郎 扶桑社刊
取材・文/平川恵