ブラシの前にアレを塗る!...絡まった髪の「正しい梳かし方」
絡まった髪を優しくほぐす! ブラシの選び方

髪が絡まった時に使うブラシは何を使っていますか? コームのような目が細かいタイプのものを使うと、全く歯が立たず、切れ毛や抜け毛の原因になってしまいます。
そこで、絡まった髪を優しくほぐしてくれるおすすめのブラシは、「できるだけ目が粗いもの」を選ぶと、毛と毛との隙間を広く取ることができ、スルスルとほぐしやすくなります。さらに優しくほぐすには、ブラシの毛先が丸いものを選ぶといいでしょう。
また、入浴中など髪が濡れた状態の時は、ブラシでは髪が傷つきやすいため、目の粗い「ジャンボコーム」がオススメです。
一気にはNG! まずは少量の毛先から梳かす

髪を梳かす時に一番やってはいけないこと、それは根もと、すなわち上の方から毛先に向かって一気に梳かすことです。
髪が絡まるのは自由に動きやすい毛先部分です。上から梳かしてしまうと、毛先に生じているよじれ、ねじれが上の方まで広がってしまい、かえって絡まりがひどくなってしまいます。
まず、毛先の絡まりを取っていくために、毛先から5〜6cmくらいから毛先にかけて梳かしましょう。そこがほぐれたら、さらに5~10cm上へと少しずつ上に上がり、その都度毛先に向かって梳かしていきます。
奥の手! トリートメントを先付け

逆毛やスプレーなどで激しく髪が絡まり、どうしようもないなんてことはありませんか? そんな時は、髪が乾いている状態でいつも入浴の際に使用しているトリートメントを毛先に揉み込みます。
その後、毛先から少量ずつ、目の粗いジャンボコームや手櫛で梳かしていきます。全体に梳かし終えたら一度流し、その後はいつものように、シャンプー、トリートメントをしていきます。
オススメ仕上げスタイリング剤

髪が絡まりやすい人は特に、スタイリング剤の選び方が大切です。ポイントは髪がサラサラっとした触り心地をキープすること。
ワックスやポマードといった、粘着性のあるスタイリング剤は避け、オイルや艶出しスプレーといったものがオススメです。髪がまとまらない時は、軽めの乳液を少量つけ、ボリュームを抑えるのもオススメです。
いかがでしたでしたか? 髪が絡まってしまうと、焦るあまり力任せに一気に上から梳かしてしまいがちですが、切れ毛や抜け毛の原因となり、美しい髪を保てなくなってしまいます。
焦らず、ゆっくり毛先から梳かしていくことで、髪を美しく保つことができます。ぜひ試してみてくださいね。
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