バッサバサじゃん…男が拒否する非モテ髪に!? NG食べものとは?｜ちょこっと美容マメ知識 #17

2017年12月06日 16時30分

美容・健康に関する資格を8個保有するライター＆コラムニストharakoが、日々の生活で気軽に取り入れることができる美容情報をご紹介する連載です。第17回目は、前回に引き続き、半年予約待ちの超人気ヘッドスパサロン『HIGUCHI』を率いる美容研究家・樋口賢介さんに、髪の毛と食べ物の関係について教えていただきました！

「女だからって油断してると、抜け毛が増えるのよ！」

【ちょこっと美容マメ知識】vol. 17

harako　前回（vol. 16）では、今すぐ取り入れられる簡単頭皮マッサージ方法を教えていただきましたが、髪の毛と関係している食材はあるのでしょうか？

前回の記事はこちら。

http://ananweb.jp/anew/139840/

樋口さん　ありますね。食品添加物や残留農薬の食材、遺伝子組み換え食品や有害ミネラルなど、食べた後に体に蓄積される有害物質は美容の大敵。これらが蓄積されてしまうと、髪が薄くなったり細くなったりとなんだか元気のないオバさん状態になってしまいます……。

そこで、有害物質を含まない食生活を心がけるのはもちろん、例え有害物質が体内に入ってしまっても、しっかり排出させるために、腸内環境を整えることが大切なんです。腸内環境が整うと、美肌作りも含みますが、発毛や育毛にも好影響を及ぼしてくれるんですよ。

というのも、消化器官を整えると、アミラーゼやリパーゼなどの消化吸収する「酵素」が増えるので、停滞していた細胞分裂が一気に活性化し、毒素の排泄力を高めることができるのです。腸内環境を整えるには、規則正しい生活時間で過ごし自律神経を整えることや、軽い運動なども良いですが、日頃の食生活で食材を選んで食べることがポイント。特に、善玉菌が多く含まれている穀物や野菜・海藻などを積極的に摂ると腸内滞在菌のバランスが整いますよ。ぜひ、デトックスを心がけてハリや潤いのある髪の毛を生やしてくださいね！

harako　なるほど〜。では「体に蓄積される有害物質」を具体的にあげると、何に気をつけたほうが良いのでしょうか？

注意①　「油って全部同じでしょ〜？って、それ酸化してるわよ！」

樋口さん　まずは、「過酸化脂肪酸」に気をつけましょう。簡単に説明すると、時間が経って酸化した油のことです。自宅で揚げ物をする時に、もったいない精神から何度も同じ油を使っていませんか？または、しばらく時間がたった天かすや干物、スナック菓子、乾麺も同じ。

「まだ食べられるかな〜」「油は油だし、もう一回くらい使えるよね？」という気持ちから何回も使用し酸化した油は、薄毛や頭皮の皮脂が過剰分泌してベタつくもとになります。「油」の中でも私がオススメするのは、オメガ3系脂肪酸が豊富に含まれる、フラックスシードオイル（亜麻仁油）やえごま油。使う油を選択することと、新鮮さを保つことがポイントなのです。

Point☆ちょこっと美容マメ知識

油をケチってると、良質なオイルが摂取できない！

注意②　「安価なサクサクお菓子ばっかり食べてたら、髪の毛抜けやすくなるかも！」

樋口さん　次は、甘いものシリーズ。「トランス脂肪酸」が含まれている甘い食べ物は、控えたほうが良いでしょう。身近なところで言えば、マーガリンやお菓子作りに使われるショートニングに多く含まれていますよね。

「トランス脂肪酸」は、細胞膜を硬くし血液の循環が悪くなるため、細胞内に汚れや老廃物を溜め込む原因になります。細胞がそんな状態では、健康的な髪の毛が育たないのも、無理ないですよね……。代用食材でオススメは、バター。マーガリンやショートニングより、トランス脂肪酸が少ないので、ちょっぴり意識してみてください。

Point☆ちょこっと美容マメ知識

「やめるより、変える」を意識して！