知る人ぞ知るイベント「終り火」に参加してきた。冬直前の北海道で、本格アウトドア!

2018年09月14日 12時30分

アウトドア おでかけ マニマニマグ



あえて、冬直前の北海道でアウトドアを楽しむ。


「え、寒そう!」

……ですよね。


でも…想像すると、ちょっとワクワクしてきませんか?


北海道北部の美深町で開催される「終り火」は、その年の北の大地のアウトドアシーズンのフィナーレを飾る、本格的で、ちょっと大人なコンセプトのイベント。

2017年11月4日〜5日に開催された「終り火」に参加してきました。他では得られない、心の内側を揺さぶるような体験を紹介します。2018年も開催予定なので、参考にしていただけると嬉しいです。


(Photo/seijikazui Text/浮田泰幸)


まるでファンタジー!「終り火」の舞台はなんと牧場


終り火レポート「終り火」は、冬の気配が辺りを支配する11月初頭、北海道北部の人里離れた牧場で、焚き火を囲んでアウトドア料理を味わったり、ナイフやヤスリを手にクラフト体験をしたり、満天の星を眺めながらお酒を飲んだりしつつ、非日常の時間を体験できるイベントです。


終り火レポート開催は、2018年で4回目を迎えます。


イベントは1泊2日の日程で行われます。会場となるのは、村上春樹さんの長編小説『羊をめぐる冒険』の舞台とも言われる美深町仁宇布の松山牧場。


レンタカーで会場にアクセスする間に2度、キタキツネに出会いました。北の大地に歓迎されたようで、思わず嬉しくなります。


予期せぬ降雪やリアルな寒さも「終り火」がくれる贈り物


終り火レポートイベントのタイトルである「終り火」には、「その年の夏のアウトドアシーズンの最後の日」という意味が込められています。


この日を境に道北の地は秋から厳しい冬に入り、すべては雪と氷に閉ざされていくというわけです。


しかし、実際には去年も一昨年も「終り火」の最中に雪が降り始め、参加者は北の大地の季節の移り変わりをリアルに体験することになりました。


気になるイベントの内容は?


終り火レポート「終り火」は、現地集合・現地解散。初日の午後、参加者が一人また一人と集まってきます。


冷え切った空に向かって高くそびえる白樺の木々、なだらかな傾斜をもって広がる牧草地には数十頭の羊が身を寄せ合っています。


終り火レポート“主役”の焚き火を囲むようにして張られたテントに荷を下ろすと、さっそくクラフト体験です。


指導してくれるのはネイチャークラフト作家でアウトドア料理人の長野修平さん。用意されたさまざまな材の中から気に入ったものを選び、カットボードやマグを制作していきます。


終り火レポート2017年の「終り火」には、ゲストとして彫刻家の山下亮太さんも参加。山下さんは世界中のワイナリーを訪ね、ワイン樽に彫刻をして回る制作活動をしている方です。


焚き火のそばやテントの中など、みんな思い思いの場所で黙々と材に向き合ううちにどんどん夢中になって時間の感覚が薄れていきます。ふと、自分の手で何かをこしらえるということをしていなかったなと気付かされます。


終り火レポートこの「普段と違う時間感覚」こそ、非日常に入り込んだ証拠ではないでしょうか?


この後も「終り火」の最後まで「不思議な時間の流れを体験した」と参加者の多くが証言していました。


やはり美深の地には村上春樹的パラレル・ワールドが存在するのかもしれませんね。


日が暮れるころ、お楽しみの夕食タイムがスタート


終り火レポート夕闇が迫る頃、焚き火の火力が一気に増されます。夕食の準備です。


シェフを務めるのは地元、名寄・東洋肉店の東澤壮晃さん。東澤さんは豪州食肉家畜生産者事業団(MLA)が立ち上げたラム肉のプロ集団「ラムバサダー」の一員で、オーストラリアワインのエキスパートでもあります。


終り火レポート作りたてのカッティングボードに地元の食材とラム肉を使った無国籍料理が並びます。東澤さんの料理はどこか古い記憶を呼び覚ますような味。


それらに舌鼓を打ちながら、焚き火の周りでは旅や冒険、非日常体験の話に花が咲きます。


みんなの屈託のない笑い声がキッチンテントから溢れて、キーンと冷えた夜空に吸い込まれていくよう。


終り火レポートキッチンテントの隣のカウンターのランタンが灯れば「終り火」名物の「氷点下10℃バー」の開店です。


東澤さん厳選のオーストラリアワインを始め、こだわりのウイスキーや日本酒などがズラリ(参加者が好みのお酒を一本持ち込むのが「終り火」の習わしです)。


夜の冷気と焚き火の暖かい火の組み合わせが絶妙なのでしょうか、あるいはこれこそが非日常のなせるわざなのでしょうか、誰もが普段よりもはるかにたくさん飲むことができ、かつ酔っ払わないと言います。


終り火レポートほろ酔い気分でテントに戻ったのは何時だったでしょう?


テントの中はストーブで暖められ、快適。寝袋に包まれて眠るのもまた非日常的体験です。


コーヒーと玄米がゆで朝を迎えて、自由解散




終り火レポート翌朝、まだ暗いうちから焚き火の周りに人が戻ってきます。朝の冴え冴えとした空気とコーヒーの香気が気持ちのいい目覚めをもたらしてくれます。


終り火レポート朝食は今回の「終り火」全体をコーディネートしたキャンプガイドの辻亮多さんが作った玄米粥。五臓六腑に滋味がしみます。


朝食後に前日のクラフトの仕上げを行う人もいますが、「終り火」は基本、自由解散です。


焚き火のそばから離れがたく、いつまでも手をかざす人も何人か。「終り火」の参加者の間には、自然のなかで特別な時間を共に過ごした連帯感のようなものが生まれていました。


「終り火」の醍醐味は…大自然の中で“何もしないこと”


終り火レポート「終り火」はアクティビティが盛りだくさんのイベントとは対極の、ほとんど何もしないイベントです。


「終り火」に参加して、手に残るのは自分の手で刃物を使って作った拙いマグやカッティングボードだけ。


ただそこに込められた時間や焚き火の記憶こそが尊く、それらを日常に持ち帰るのが、このイベントの真の価値なのだと思います。


2018年は、11月の2~4日にかけて開催される「終り火」。

ひとたび参加すれば、一生の思い出になること請け合いの「終り火」に、思い切って参加してみませんか?


終り火


【日程】2018年11月2日~3日/2018年11月3日~4日 の全二回開催

【定員】各10名ずつ

【参加料】一人20,000円 現地集合・現地解散

※参加料に含まれるもの:1日目夕食・2日目朝食・飲み物・キャンプガイド料・クラフト材料費・指導料・宿泊に関わる費用(テント泊、荒天時は敷地内ファームイントント泊)・傷害保険料

【夕食】東洋肉店プロデュース「アウトドアラム料理」

【ゲスト】《NATURE WORKS》長野 修平 氏

【持ち物】上下防寒着、寝袋(-10℃以上対応のもの)、雨具、着替え、ヘッドランプ、お気に入りのお酒1本 ※寝袋、その他レンタルも承ります(1点につき1,000円)

【申込み】 道北文化創造プロジェクトBASIS〈ベイシス〉事務局(美深町観光協会内 TEL:01656-9-2470 担当:小栗)

【Web】http://dohokuexplore.jp/

【場所】北海道中川郡美深町字仁宇布ファームイントント前庭


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