絶景カフェ「COEDA HOUSE」(熱海)で実感。建築家・隈研吾さんはやっぱりスゴかった!



ライター業をやっているとニューオープンの施設を取材する機会が多いのですが、近年よく見かけるのが「設計=隈研吾さん」というスポット。東京オリンピックのメイン会場・新国立競技場の設計も隈研吾さんですよね。でも、正直思うのです。


「いったい、隈さんの何がスゴイの!?」


そんな折に出会ったのが、熱海のカフェ「COEDA HOUSE(コエダハウス)」。ここでわたくし、すっかり隈研吾さんのファンになってしまいました。はたして、その魅力とは・・・?


(Text&Photo/オノガワユキチ)


「COEDA HOUSE(コエダハウス)」は最高の立地にたたずむ絶景カフェ


「COEDA HOUSE(コエダハウス)」があるのは、JR熱海駅から車で15分ほど南下した海辺の高台。約20万坪を誇る花の楽園「アカオハーブ&ローズガーデン」内です。


バラやハーブの花々を眺めながら敷地内の坂道を上っていくと、現れたのは、全面ガラス張りの平屋カフェ。いかにも居心地が良さそうではありませんか!


木組みの柱に込められたメッセージ


「COEDA HOUSE(コエダハウス)」の店内に入ってまず目を引くのが、中央にそびえる木組みの柱。「大きな木の下に人々が集う建築」というコンセプトを元に、自然との共生を表現しているそうです。樹齢800年のアラスカヒノキを使い、なんと49層1500本もの角材を積み重ねています。


しかし、驚くべきはデザインのみにあらず。


よく見ると、ヒノキ材のところどころに丸いビスのようなものが・・・。実はこれ、内側に通された鉄筋が見えないよう樹脂で固定した跡。人工物をできるかぎり視界から取り除く工夫が、さり気なく凝らされているのです。


自然景観に限りなく近い「COEDA HOUSE(コエダハウス)」の空間


奇抜な柱やガラス張りの外壁など、デザイン性に富んでいながらも妙に心落ち着くのが、「COEDA HOUSE(コエダハウス)」のフシギなところ。それもそのはず、よく見ると、店内には空調や照明、電気系統の配線類がまったくありません。


これこそ隈さんが仕掛けた巧みなトリック。人工物を床下に隠し、キッチンには鏡を配すことで、目に映るのは木の質感と海の景観だけ。自然との一体感を実現するための工夫の数々、さすがです!


建物だけにあらず!「COEDA HOUSE(コエダハウス)」の家具もオリジナルデザイン


さらにディティールへのこだわりは尽きません。さりげなく置かれているイスやテーブルも、隈研吾さん自ら設計したもの。「外装にガラスを用い、鏡で作られた家具とともに、ローズガーデンに溶け込むようなデザインにしました」とは隈さんの言葉。


建築家とは、てっきり建物を生み出す職業だと思っていましたが、実は違うんですね。作っているのは「空間」。つまり、居心地をプロデュースしているのだと気付きました。


「COEDA HOUSE(コエダハウス)」のガラス越しに広がるオーシャンビュー


外壁は全面ガラス張りのため、すべての席から相模湾が見渡せます。実際に座ってみると、もう一つ驚きが待っていました。ちょうど視線の高さに、水平線が広がっているのです。


何という海との一体感!これはオーシャンビューというよりオーシャン“フィール”。間近に迫る凪海が、格別の時間を演出してくれます。


プロデュースは隣接設備にまで!


木々の温もりに包まれて、海と向き合うぜいたくなひとときを過ごしていた僕は、ふと隣接する建築物に目が留まりました。あのウッディな建物は何だろう・・・?


近づいてみると・・・まさかのトイレ。なんと「COEDA HOUSE」の世界観を守るため、隣接する建物まで大胆に新設。視界に入るものいっさいを自然素材に統一しているのです。この徹底ぶり、スゴくないですか!?


「COEDA HOUSE(コエダハウス)」を訪れてこそ分かる隈研吾さんの真髄


「現実に体験したときに実感する“質”を大切にしています」と隈研吾さん。その建築物の素晴らしさは、ユニークな形や新しい構造よりも、むしろ実際に建物内で過ごしたときに感じる「居心地の良さ」にこそあると思いました。


その実感のために、パッと見ただけでは気付かないような小さな工夫をコツコツと積み重ね、無意識下に安らぎをすり込んでいく・・・。これはもう、芸術作品ですね!


人が訪れてはじめて完結する隈研吾さんの作品。その真髄を堪能できる貴重な絶景カフェ「COEDA HOUSE」へ、ぜひ足を運んでみてください。


アカオハーブ&ローズガーデン COEDA HOUSE


【あかおはーぶあんどろーずがーでん こえだ はうす】

料金:アカオハーブ&ローズガーデン入園1000円(5月15日〜6月10日は1300円)

営業時間:9:00~17:00(最終入園は16:00)

定休日:12〜1月の火曜(12月29日〜1月3日は営業)

Web:http://www.garden-akao.com/

住所:静岡県熱海市上多賀1027-8


おまけPHOTO


カフェで提供するスイーツ・タルトフロマージュ300円は世界的パティシエ・藤井幸治氏がプロデュース。


カフェ前面のウッドデッキも隈研吾さんの事務所が手がけました。


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