砥部焼おすすめ窯元3選。乙女心をくすぐるかわいい作品ばかり!

2018年04月11日 21時00分

おでかけ マニマニマグ



愛媛県松山市の中心部から車で約30分、砥部(とべ)町は100軒近くの小さな窯元が集まる焼きもののまち。厚みのある白磁に藍の模様が入った昔ながらの砥部焼のほか、カラフルな色使いのかわいい砥部焼がたくさん売られています。

松山を訪れた際には少し足を伸ばして砥部の盆地に行ってみましょう。使いやすくてかわいい砥部焼がいっぱいで、見ているだけでワクワクしてきちゃいますよ!

(Photo&Text/林ぶんこ)


INDEX


1.人気作家の窯が集まる、砥部町の陶里ヶ丘

2.水彩画のような淡い絵付けがかわいい「東窯」

3.「studio ecco」の作品は、立体的なデザインがかわいい

4. シンプル&モダンでオシャレな「元晴窯」

5.「トークギャラリー紫音」は、砥部焼のセレクトショップ

6.砥部焼観光センター「炎の里」でも様々な窯元の作品に出逢えます

7.場所・アクセス情報


人気作家の窯が集まる、砥部町の陶里ヶ丘


砥部焼の窯元今回紹介する窯元は砥部町の南西部、五本松地区にある陶里ヶ丘(とうりがおか)にあります。砥部町の中心部からは少し離れており、観光センター「炎の里」からは歩いてだいたい30分くらいかかりますが、人気の窯が集まっており、焼きもの巡りの旅には外せないスポットです。

煙突や薪が積み上げられている家があれば、だいたいそこは窯元なので、気になる場所があれば立ち寄ってみましょう。作家さんがいれば見学させてもらえるかもしれません。

取材時は桜が満開。春の空気を感じながら、私もお気に入りの砥部焼の窯元を巡ってきました。


「東窯」の緑いっぱいのギャラリーに目を奪われる


砥部焼の窯元陶里ヶ丘の上、緑あふれる広々としたギャラリーが目立つのは「東窯(ひがしがま)」。花や鳥などをモチーフに、水彩画のようなみずみずしい色調の絵付けを得意とするフィリピン出身の陶芸家、大東アリンさんの窯です。


砥部焼の窯元その季節に合った華やかでかわいらしい作品を毎期発表しているだけあって、店内も季節毎に模様替えするという東窯。

取材時には夏を感じさせるサボテンがテーマの飾り付けになっていました。正面の壁の絵も季節ごとにアリンさんが描き変えているのだそう。


水彩画のような淡い絵付け。「東窯」の人気シリーズ


砥部焼の窯元写真は2018年春の新作「round flower」。名前どおり、まるっとした淡い色調のコロンとしたお花が目を惹くかわいらしさですね。


砥部焼の窯元こちらは青の濃淡がシンプルかつオシャレな定番の人気シリーズ「PS Blue」。


砥部焼の窯元

砥部焼の窯元そして夏の季節にピッタリな「light fleur」。

控えめな青と緑の濃淡にゴールドをアクセントにしたお花が、夏の食卓を涼しげに、そしてかわいらしくコーディネートしてくれます。


砥部焼の窯元機能的で使いやすいと人気の東窯のシリーズは、サラダボウルにスープカップ、タンブラー、プレート大小など、ついつい全部揃えたくなってしまうキケンなラインナップが揃っています。


「和紙染め」で現代砥部焼のパイオニアに


砥部焼の窯元フィリピン出身の大東アリンさんが「それだけでも美しいのに、さらに主役の着物を引き立たせる日本の帯。そんな帯のように料理を引き立たせ、単体だけでも楽しめるうつわをつくりたい」と、砥部のまちで陶芸づくりに挑戦し始めたのは1988年のこと。


砥部焼の窯元当時は白磁に藍色模様の昔ながらの砥部焼しかなく、その中でアリンさんのカラフルな絵付けの砥部焼はかなり異色なものとして扱われたそうです。


砥部焼の窯元それから30年あまりの月日が過ぎ、数々の美術展や工芸展で賞を受賞し、さまざまなスタイルを持つ現代砥部焼のパイオニアとしてアイコン的存在になったアリンさん。

今では本業の絵付けの他にも同じ愛媛の今治タオルとコラボしたり、デザイナーとして多岐にわたって活躍されています。

そんな人気作家のアリンさんに、東窯独特の、あの水彩画のような淡い濃淡が出る「和紙染め」の絵付け方法を見せていただきました。


砥部焼の窯元まずは和紙を色付けをしたい形に切り取り、素焼きのお皿の上に置き、


砥部焼の窯元その上に色を乗せていきます。


砥部焼の窯元和紙をはがし、その上にまた違う色を乗せます。


砥部焼の窯元これを繰り返し、1250度の窯で本焼きすると、


砥部焼の窯元微妙で繊細な色の濃淡のハートがかわいい「rainbow hearts」のお皿になります。

「後片付けも楽しくできるうつわを作りたいの。私のお皿を使ってくれる人はいつも笑顔で、ハッピーでいて欲しいから」アリンさんは持つ筆にそんな想いを込めて、ひとつひとつのうつわに色を重ねているそうです。

なんでもない毎日が、輝きますように。毎日の暮らしを「当たり前」ではなく、「幸せ」として感じられますように。そんな優しい気持ちが、うつわから伝わってくるようですね。


「studio ecco」の作品は、立体的なデザインがかわいい


砥部焼の窯元東窯のある通りを少し奥に進むと、「studio ecco」があります。「ecco」とは、探していたものを見つけた時に「ほら、あったあった、これこれ!」という感じで使うイタリア語なのだそう。

ここには、焼きもの女子に大人気の「ボタンカップ」など、立体的でかわいい作品が揃っています。


砥部焼の窯元若手作家の中村智子(なかむらともこ)さんが8年前に始めた窯で、店内ギャラリーには中村さんの人柄そのまま、ふんわりした優しい雰囲気の作品が並んでいます。

人気のボタンカップは写真の青とピンクが定番ですが、他に黄色や茶色などもオーダー受付可能だそうです(要相談)。


お食い初め祝いにもピッタリな「studio ecco」の動物シリーズ


砥部焼の窯元こちらは赤ちゃんのお食い初め祝いにピッタリなお茶碗と湯飲み、プレートのセット。

小さいうちからホンモノの食器でごはんを食べさせてあげれば、食事マナーも素晴らしい子に育ちそうですよね!

ぞう、うさぎ、キリンの3種類があります。


立体絵付けで茶碗に四季の花々が咲く


砥部焼の窯元中村さんが近ごろ凝っているという、菜の花、梅、桜と春の花々が美しいお茶碗のシリーズ。

中村さん曰く「遊んでいるうちに偶然出来てしまった…」という、思い付きがそのままイメージ通りに仕上がった、日本の花々のしっとりとした美しさが感じられるシリーズです。


砥部焼の窯元まだ土が柔らかいうちに花の形にへこみをつくり、そこに色付けをして、パステル画のような、日本画のような、studio ecco独特のかわいらしいお花をお茶碗に咲かせます。


砥部焼の窯元お茶碗のほかにお皿もあります。かわいいだけじゃなく使い勝手もよさそうなので、ついつい欲しくなってしまい(また!)、こちらのあじさいと梅の小皿を2枚いただいてきました。(ホントは菜の花のも欲しかったんですが、売り切れとのことで次回に)


砥部焼の窯元「studio ecco」の作品は「こんなシチュエーションで使いたい!」と次々に思い浮かぶので、つい「あれもこれも」と欲しくなってしまいます。こちらのオーバル皿は、ホームパーティーの時に活躍しそう。色違いで制覇したくなってしまう非常にキケンな品揃えです。(欲しいなぁ…)


シンプル&モダンでオシャレな「元晴窯」


砥部焼の窯元studio eccoの向かいにある「元晴窯(げんせいがま)」。陶歴22年、数々の陶芸展入賞の砥部町生まれの作家、篠原元都(しのはら もとふみ)さんが生み出す作品はどれも斬新でオシャレ。

つるっとした青磁の陶肌にモダンなデザインのこちらのお皿は、和洋問わずどんな料理でも美味しく見せてくれます。


砥部焼の窯元シンプルかつかわいいそばちょこは、食器としてだけでなくお部屋のインテリアにも使えそうですよね。


「トークギャラリー紫音」は、砥部焼のセレクトショップ


砥部焼の窯元「studio ecco」の裏手にあるこちらのお店は「トークギャラリー紫音」。焼き物女子に人気のかわいい砥部焼を集めたセレクトショップで、常時10軒以上の人気窯元の作品を豊富に取り揃えているほか、カフェとしても営業しており、コーヒーやジュース、シフォンケーキのメニューがあります。


砥部焼の窯元カフェで使っている食器は、すべてギャラリー紫音で扱っている品々。

オレンジジュースとマンゴージュースを頼んだら、森陶房の「小さな森」と「バレリーナ」のタンブラーで運ばれてきました。


砥部焼の窯元大きな吹き抜けがある店内は広々としていて、お茶を飲みながらゆっくりとお気に入りの一作品が探せます。


砥部焼の窯元こちらは紫音で最近人気急上昇という「皐月窯」のマグカップと箸置き。

昔からの伝統的なデザインも組み合わせ次第で、こんなにかわいくて新しいものになるんですね!


砥部焼観光センター「炎の里」でも様々な窯元の作品に出逢えます


砥部焼の窯元今回ご紹介した「東窯」「studio ecco」「元晴窯」の作品は、砥部焼観光センター「炎の里(えんのさと)」でも扱っています。


砥部焼の窯元観光センターだけあって、店内には常時60~70の窯元によるさまざまなスタイルの砥部焼がたくさん販売されています。


砥部焼の窯元そばちょこだけでもずらずらーっとこんなにたくさん!


砥部焼の窯元また、広い店内には砥部焼の製造工程が見学できるコーナーや、絵付けや手びねりなど陶工気分が味わえる体験工房も併設されています。


砥部焼の窯元今回ご紹介した以外にも素敵な砥部焼をつくっている窯元は砥部のまちにはいっぱいあります!初めて砥部を訪れるなら、まずは「炎の里」でずらずらずらっと並ぶ砥部焼に目を通して好きな作品を見つけ、次にその作家さんの窯を訪ねてみてもいいかもしれません。

砥部焼は殆どが手作りで、家内作業の小さな窯元で作られています。そのため、突然行っても留守の場合がありますし、各窯元にある在庫も少ないので、「ここの窯のこの作品が欲しい!」と目星がついている場合はあらかじめ窯元に連絡を入れておくことをおすすめします。

砥部町で毎日の食卓に彩りを加えてくれる「お気に入り」を、ぜひ見つけてみてくださいね!


場所・アクセス情報


est biente nao東窯【ひがしがま】


営業時間:10:30~18:30

定休日:火曜

Web:http://alyne.jp/

住所:愛媛県伊予郡砥部町五本松885-21


studio ecco【スタジオエッコ】


営業時間:10:00~17:00

定休日:不定休 ※見学…事前要連絡

住所:愛媛県伊予郡砥部町五本松885-15


元晴窯【げんせいがま】


営業時間:11:00~17:00

定休日:不定休 ※見学…事前要連絡

住所:愛媛県伊予郡砥部町五本松885-20


ギャラリー紫音【ぎゃらりーしおん】


営業時間:10:00~18:00

※メニューはドリンクとシフォンケーキのみ。

定休日:火曜・第3水曜

Web:http://gallery-shion.com/

住所:愛媛県伊予郡砥部町五本松885-13


砥部焼観光センター 炎の里【えんのさと】


営業時間:8:30~18:00

Web:http://www.tobeyaki.co.jp/ennosato/

住所:愛媛県伊予郡砥部町千足359



おまけPHOTO


砥部焼の窯元砥部の山から切り出される砥部焼の原材料、陶石。


砥部焼の窯元「炎の里」の横にあるカフェJutaroでは季節のデザートが楽しめます。これは春限定の「文旦とせとかのタルト」。


砥部焼の窯元砥部町となりの伊予市双海町の海、伊予灘に沈む取材日(春)の夕日。


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マニマニマグ

2018年04月11日 21時00分

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