セソコマサユキが旅する、沖縄・伊江島の「カーサ・ビエント」

2018年03月08日 18時31分

おでかけ マニマニマグ



2018年3月16日発売の『石垣 宮古 ストーリーのある島旅案内』の著者、セソコマサユキさんが、本誌で語り切れなかったエピソードや取材時の裏話を、沖縄の離島の美しい写真と共に教えてくれました。


沖縄在住の人気編集者であり、多方面で活躍中のセソコさんの視点で見た八重山・宮古・本島周辺の離島ストーリーで、島旅気分を味わってください。


身近にある本島周辺の離島へ、家族旅


実を言うと、伊江島に行くのは今回が初めてだった。


本島周辺の離島というのは、あまりに身近だからか、はたまた本島とそんなに雰囲気が変わらないと思っているからか、なかなか沖縄の人でも足を運ばなかったりする。


かく言うぼくも、沖縄移住前は離島も旅をしたけれど、移住してからは仕事でしか離島に行かなくなってしまった。もちろん取材を通して普通の旅行では垣間見れないような島の「素顔」に出会えたりするから離島を楽しんではいるのだけれど。


でも、今回の旅では「プライベート感」も味わいたくて、伊江島のカーサ・ビエントには家族で訪ねることにした。取材依頼のメールをしている時からオーナーの金城和樹さんが感じさせてくれた親近感が、ぼくをそんな気分にさせたのかもしれない。


伊江島へのアクセスは沖縄本島北部にある本部港からフェリーを使う。所要時間30分ほどで渡ることができる。ぼくたち家族は本部港に車を停め、フェリーに乗り込んだ。それは思っていた以上に立派なフェリーで、快適な船旅をすることができる。3歳の長男は広い海や波しぶき、近づいてくる伊江島を見ては大はしゃぎだった。


素朴な風景が残る伊江島の時間に身を浸す


伊江島の港に着くと金城さんが迎えにきてくれていた。


お昼ご飯にぼくたちを島の食堂「エースバーガー」に連れて行ってくれたあと、宿を案内してくれた。そのあと、家族でこの島のシンボル「伊江島タッチュー」に向かう。


パノラマに広がる頂上からの見晴らしはまさに絶景。本当に素晴らしかったな。3歳の長男もたのしそうに一気に登ったけど、帰りは流石に抱っこになったのはなかなか大変だったけれど。


夕方になると樹里くんが学校から帰ってきて、晩ご飯はカフェでご一緒させてもらった。


瞳さんが腕をふるってくれたやさしい味わいの料理をいただきながら、島での暮らしのことや、いままでやこれからのことなんかを語り合った。息子は年長の樹里くんに遊んでもらって本当に楽しそう。


取材を忘れて、伊江島に流れる時間を楽しませてもらった。


家族とともにある、島に根ざした暮らし


「カーサ・ビエント」は、和樹さんのお父さんが建てた独創的な建物をいかして、和樹さんと瞳さんが営む宿。


1階にある宿泊客以外でも利用できるカフェ「kukumui」では、宿泊客が朝ごはんをいただくことができ、宿の裏手には陶芸家の顔も持つ和樹さんの工房と登り窯がある。


実はお父さんが写真館を営んでることもあって、学校の行事写真の撮影などを請け負うこともあるという多彩な和樹さん。


「できることはなんでもして、この島に根ざしていきたい」。そんな風に話してくれたのが印象的だった。


都会では仕事というと「分業」のイメージが強いけど、伊江島のようなちいさな離島では「できる人ができることをして、助け合う」ということが当たり前。だから肩書きなんてきっとほとんど意味はないのだ。



島には高校がないから、高校入学の歳になるとほぼ確実に沖縄本島に出て下宿することになる。だから子どもと一緒に暮らせるのは中学生まで。そんな短い時間だからこそ、他所の家の子も含めて密な関係で居られると瞳さんは言っていた。


期間が短いのは寂しいけれど、そうやって一緒にいられる時間を大切にできるのは、ひとりの親として、少し羨ましくもあった。


翌日は樹里くんが登校したあとに、すこし島を案内してもらった。


GIビーチやニャティヤ洞、島に住む人と話しながら周ると、また少し見え方が違ってくるような気がする。とにかくのどかで、海は美しく、沖縄本島と同じようでいて、でもやっぱり違う。実際に足を運ばないと感じ取れないそれぞれに違った空気感が島にはあるのだ。訪れた10月の終わりには観光客も少なく、ちいさな子ども連れでも気兼ねなくのんびりと過ごすことができた。


帰って来てからというもの、長男はいまだに「伊江島行きたーい」と、思い出したように言っている。よっぽど楽しかったかったんだな。またあの幸せな時間を過ごしに、伊江島に行かないと。


(Photo&Text/セソコマサユキ)


耳よりinfo:セソコマサユキさん登壇イベント開催決定


トークイベント東京・銀座にある話題の書店、「一冊の本を売る本屋」森岡書店にて、セソコマサユキさんのトークイベントが開催されます。


『石垣 宮古 ストーリーのある島旅案内』の取材・執筆・編集にまつわるストーリーを聞けば、きっと島旅に出かけてみたくなります。期間中はセソコさんがセレクトした宮古島「indigo」、「ORSA」の雑貨やアクセサリーの販売もありますよ。


■開催日時

8月17日(金)18時30分~20時(森岡書店通常営業は~18時)

8月18日(土)13時~14時30分(森岡書店通常営業は15時~)

各回15名、参加料1500円


■開催場所

森岡書店 銀座店


■予約申し込み

03-3535-5020(森岡書店)


casa VIENTO【かーさ びえんと】


営業時間:カフェ「kukumui」11:30~17:00 (L.O14:30)

定休日:カフェは日・月・祝・臨時休業あり

Web:http://www.casaviento.info/

住所:沖縄県国頭郡伊江村字東江上549


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