野菜不足解消!恵比寿「ウィーアーザファーム」で出合うごちそう野菜

JTBのMOOK「東京から行く週末おいしい旅」とコラボして、goodビジュアルフードが集まる東京のグルメエリアを紹介していくこの連載。
今回のエリアは、華やかだけれど庶民的な一面もあり、あらゆる年代の人が集まる恵比寿。
自家農園から毎日直送される朝採れ野菜をたっぷり食べられる、ある意味とっても贅沢なお店を紹介します。野菜不足を感じている人、おいしい野菜を食べたい人にぴったり!旬のパワーで体も元気になりそうです。
※これまでの「東京グルメエリア案内」は、コチラからご覧ください
無農薬・無化学肥料で露地栽培された「固定種」の野菜が主役です
千葉県佐倉市に自社農園を持つ「WE ARE THE FARM(ウィーアーザファーム)」。店で提供される野菜はすべて、この自社農園で朝収穫されたものです。鮮度抜群なのはもちろんですが、うまみと香りも違うといいます。
無農薬・無化学肥料とオーガニックかつ、露地栽培なので季節に応じて育つ野菜本来の収穫時期のみ食べられる…つまり、各野菜の旬をいただけるというわけです。
さらにこだわっているのは、栽培するのは「固定種」の野菜のみ。「固定種」とは収穫した野菜から種を採り、その種でまた野菜を育てるという自然のサイクルの中で採取した種のこと。代々受け継がれてきた種ともいえます。「WE ARE THE FARM」では、この「固定種」野菜を食べることで、野菜本来の生命力やエネルギーを体の中に取り入れられるのでないかと考え、「固定種」の野菜栽培にこだわっているのだそうです。
野菜本来のおいしさを楽しめるよう、素材の味を最大限に生かした調理法で提供されるメニューは、ランチはプレート、夜はアラカルトと2名からの予約でコースを用意しています。
野菜料理中心ですが、肉料理もあるので、ガッツリ食べたい人も満足できますのでご安心を。
ウィーアーザファームの野菜はおいしいからモリモリ食べられます
ランチは、パンと野菜スープ付きのVagetable PLATEが3種類、ケールサラダ・パン付きのMeat PLATEが5種類あります。地鶏、豚、合鴨、黒毛和牛のメニューが楽しめるMeat PLATEも気になりますが、初めての「WE ARE THE FARM(ウィーアーザファーム)」なので、人気の「セレクトサラダセット」1300円をいただきました。
セレクトの名前の通り、カウンターに並ぶ本日の野菜の中から、自分の好きなものを好きなだけ取ることができるのが魅力です。
本日の野菜は、世界一トマト、白黄うり、神田四葉胡瓜、デトロイト・ダークレッド(ビーツ)、奥州玉葱、レッドファイヤー(レタス)。
世界一トマトは実が大きくて昔ながらのトマトの味が特徴。神田四葉胡瓜は歯切れがよく、胡瓜の中で最もおいしいといわれている品種だとか。辛味の強い奥州玉葱は、あえて水でさらさずに辛味も楽しんでもらうのが「WE ARE THE FARM」流。少し驚いたのが生のビーツ。甘みがあっておいしかったのですが、生で食べられると思っていなかったので聞いてみると、自社農園で作ったものだから生で食べられるということでした。
ドレッシングも用意されていますが、まずは何もかけずに野菜だけで食べてみて。野菜のうまみや甘み、時に辛味もアクセントに、不思議とモリモリ食べられてしまいます。
セットで付く野菜スープは日替わりで、野菜のうまみがギュッと詰まっていて、これまた絶品です。
生で食べられるの!? ウィーアーザファームでケールのサラダを初体験
日本ではケール=青汁…を連想する人も多いと思いますが、海外ではハリウッドスターやセレブがこぞって食べるというスーパーフード。生で食すことも珍しくない野菜なのです。
ビタミンAなどのビタミン類、カルシウム、ミネラル、GABA(ギャバ)、食物繊維、たんぱく質などが豊富で単一野菜では最高ともいわれる栄養価の高さで、抗酸化作用、デトックス、免疫力UPなど健康作用の利点が多いのも魅力。
そんなケールが「WE ARE THE FARM(ウィーアーザファーム)」のメイン野菜です。
日本で注目される以前から、オーガニック栽培が盛んなカリフォルニアやオークランドに学びに行っていたそうで、年間6種類ほどを栽培。時期によって品種が異なり、夏の時期はコラードが提供されています。ランチのセレクトサラダセットでは、千切りにされているので、見た目の特徴はありません。歯ごたえと少し青臭さはありますが、苦味はなく、無理なくおいしく食べられました。
ウィーアーザファームはお肉にもこだわっています
素材の持ち味を引き出しながら栄養素をキープするという真空低温調理など、肉料理にも素材の味を
最大限に生かした調理法が用いられています。ランチのセレクトサラダセットで食べられる、合鴨のローストも抜群においしい。ロースト加減が絶妙でジューシーでやわらかいお肉、広がるうまみ…。他の肉料理も食べてみたくなります。
素材としてのこだわりのお肉は、A5ランクの黒毛和牛。ジューシーで程よい歯ごたえの赤みとコクとうまみあふれる脂身のハーモニーで、噛むたびに広がるおいしさがたまらないとか。ランチ、ディナーともにサーロインステーキでいただけます。
旬や品種、野菜への興味もわいてきそう
単にキュウリといってもさまざまな品種があることや味の違い、この野菜の旬は…など、通っているうちに自然と野菜への興味もわいてきそうです。
何よりおいしく食べて健康にもいいというのがうれしいところ。
恵比寿のほかに、代々木上原(第1号店)、麻布十番(3号店)にも店舗があって、どこのお店でもおいしい出会いが待っています。
野菜不足が気になったら「WE ARE THE FARM」!おいしい野菜が食べたくなったら「WE ARE THE FARM」!そんな合言葉を胸に、大地のパワーいっぱいの野菜を食べて、元気になっちゃいましょう。
WE ARE THE FARM EBISU【ウィーアーザファーム エビス】
営業時間:11:30~14:30(14:00 LO)、17:00~23:30(22:45 LO)、日曜は17:00~23:00(フード22:00 LO、ドリンク22:30 LO)
定休日:月に一度不定休
Web:https://www.instagram.com/wearethefarm_ebisu/
住所:東京都渋谷区恵比寿西2-8-10 ORIX恵比寿西ビル1階
おまけPHOTO
食事時に出されるデトックスウォーター。入る野菜は日替わりです
農場の一角に立つ、ファーマーたちの食堂を思わせる素朴で温かな雰囲気が漂う店内
農具をインテリアにしているのもしゃれています
カウンターに置かれた野菜たちもインテリアのよう
今度の週末はおいしいもののために旅をして、せっかくだから観光も!
オトナ女子に贈る、週末の素敵な“おいしい”過ごし方を紹介するガイドブック、JTBのMOOK『東京から行く 週末おいしい旅』は全国の書店で発売中!
わざわざ食べに行きたいその土地のオンリーメニューが、なんと100メニューも掲載されています。
せっかくおでかけしたなら、ついでに観光したい!という声にもおこたえし、各エリアの観光情報も盛り込みました。今回ご紹介したような、東京で今食べに行きたい、旬なグルメ案内もつくので、毎週末活躍すること間違いなし♪
【こんなエリアが載ってます】
東京、千葉、鎌倉、逗子、葉山、横浜、川越、軽井沢、伊豆、箱根、山梨、小布施…and more!
東京で今話題となっているカフェやレストランがいっぱい!東京グルメエリア案内も収録
関連記事 こんな記事も読まれています
あなたへのおすすめ