ふんわり、しっとり。『NIWA CAFE(沖縄)』の大好きなクロックムッシュ

クロックムッシュで感動したのは『NIWA CAFE(ニワカフェ)』が初めてでした。本場パリで食べた経験はありませんし、日本国内でもほとんど食べたことのなかったクロックムッシュですが、見た目も味も食感も「きっとこの先、これ以上のものに出会うことはないだろうな」と、私は直感的に思ったのです。
一度行くと誰もが常連に!??
沖縄県本島のちょうど真ん中に位置する、うるま市石川にお店を構える『NIWA CAFE(ニワカフェ)』。お料理はもちろんのこと、お店の雰囲気やオーナーMACOさんとのお喋りを楽しみにして通う常連さんも多そうです。
「県産鶏のオーブン焼き&雑穀ライスプレート」や「ラザニワ(ニワカフェのラザニア)」など女性にとって嬉しいランチメニューが揃っていますが、私のおすすめはオープン当初からの人気メニュー「自家製ブリオッシュを使ったクロックムッシュ」1,100円。
NIWA CAFE(ニワカフェ)のクロックムッシュがおいしい理由
1901年にパリのオペラ座近くのカフェで生まれたホットサンドイッチ=クロックムッシュ。
一般的なクロックムッシュに使われるパンは食パンやイギリスパン、バケットが多いと思いますが、NIWA CAFE(ニワカフェ)では自家製のブリオッシュを使います。バターと牛乳、卵をたっぷりと使うことでリッチに仕上がり、トーストして何もつけずにそのままいただいても十分に美味しそうです。
あれっ?意外とあっさり!
スライスしたブリオッシュにベシャメルソース(ホワイトソース)を贅沢にかけ、ポークのハムをトッピング、その上にチーズをのせて焼き上げるのがNIWA CAFE(ニワカフェ)スタイル。「ひょっとするとこってり系かも…」という先入観があったのですが、実際に口にしてみてびっくり。意外にもあっさりとしているのです。クロックムッシュが重たくならないよう、ベシャメルソースは軽めに仕上げているのだそうです。
おいしくて、食べ始めると止まらない
そしてさらに驚くのは、パン生地とソースの一体感。食パンやバケットを使うと、どうしても歯切れが悪くなってしまったり、パンの目が詰まり過ぎていてソースと馴染まないことがあるようですが、NIWA CAFE(ニワカフェ)のクロックムッシュはふんわり食感のブリオッシュにクリーミーなソースがしっかりと染み込み、中はしっとりジューシー。口どけがよく、一度食べ始めるともうお箸が止まりません(ナイフ&フォークですが)。
NIWA CAFE(ニワカフェ)オーナーが自ら食べたいと思う理想のクロックムッシュ
「このパーフェクトバランスのレシピに辿り着くまで相当時間がかかったのでは?」とMACOさんに訊ねてみると「実はそうでもないんです」と笑いながら答えてくださいました。「メニューを考えることが大好きで、このレシピは頭の中で完成していたのです」とMACOさん。「自分がクロックムッシュを食べるなら、ブリオッシュで食べたい」と思っていたそうです。
夫婦二人三脚で作り上げるNIWA CAFE(ニワカフェ)の味
NIWA CAFE(ニワカフェ)のメニューは、“自分がお客さんだったとしたら食べたくなるようなもの”だそうで、あえて流行りを追わないようにしているそうです。MACOさんが開発したメニューを、料理担当の奥様 ゆかりさんが腕を振るって仕上げていきます。表参道のイタリアンレストランで13年間コックとして働いてきたというゆかりさん。多くのお客さんから愛されているNIWA CAFE(ニワカフェ)は、夫婦二人三脚で生まれたのですね。
これから初めてNIWACAFE(ニワカフェ)に行かれる方は、まず他店では決して食べることのできないクロックムッシュをオーダーしてみてください。
NIWA CAFE【にわかふぇ】
営業時間:11:00~15:00(ランチタイム)、15:00~17:00(ティータイム)、18:30~22:00(ディナーは金・土のみの営業)
定休日:日・月曜
Web:https://www.facebook.com/NIWA-CAFE-1483887868495560/
住所:沖縄県うるま市石川1-8-13
おまけPHOTO
カメラ・写真好きのMACOさん。店内ではカメラに関するグッズが販売されています。
MACOさんの撮影した作品や、様々なカメラが店内に飾られています。
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