
色あざやかな最中の花がたくさん並ぶお店
「麻布十番 椀もなか 花一会」は地下鉄・麻布十番駅から歩いて約3分。どこか懐かしいたたずまいを残しながらも、洗練された街並みが広がる麻布十番商店街にあります。
店内には桜や梅の花の形をした「椀もなか」がずらり。“美味しい”という言葉は“美しい”と“味”でできていることから、美しさは味を深める大切な要素の一つと考えている「花一会」。舌だけでなく目でも味わってほしいという思いをもとに、お店はオープンしたそうです。
100種類のうちわけは、和洋中いろいろな味のスープが26種類、本格的な出汁のお吸物が17種類、ほっとする味わいのお味噌汁が18種類。お茶漬けは33種類あり、「松茸旨煮」や「トリュフ」といった高級なものまで。ほかにリゾット、雑炊、にゅうめんもあります。
四季折々の素材で食を豊かにする椀もなか
具の野菜や海鮮は、旬の時期にとれたものを使用。それぞれの素材がもつ本来の色、食感、旨み、栄養素を損なわないようにフリーズドライし、本格的な味わいやできたての美味しさも追求。お湯を注ぐだけで手軽に味わえ、食卓を華やかに彩ってくれます。
さっそくお椀に入れて試してみると、最中のなかからさまざまな具がふわーっとあふれだして広がります。カラフルな野菜たっぷりのスープや桜の花の麩が浮かぶなど嬉しい驚きのお吸物も。とろけた最中はこだわりのもち米でつくられているだけあって、風味が豊かです。
さて、人気は「聖護院かぶらと野沢菜」のお味噌汁。野菜と白味噌のやさしい甘みが心と体にじんわり染みわたります。ほぐして味つけした生タイプの紅鮭が別添えになっている「紅鮭」(291円)のお茶漬けも定番。昆布と抹茶、塩を効かせた出汁の味がまた上品です。
ミルクを合わせたクリーミーな「枝豆のスープ」もおすすめ。枝豆の濃厚な香りと味が口いっぱいに広がります。夏の限定品「うなぎ蒲焼」のお茶漬けは生タイプのうなぎが別添えに。特製だれで焼きあげたうなぎの深い味とあっさりとした出汁がよく合います。
手土産や贈り物に。少し贅沢したいときにも
大切な人へのちょっとした手土産にも、詰め合わせの贈り物にも喜ばれる「椀もなか」。いつもの食卓やホームパーティーのテーブルにも彩りを添えられます。自分へのご褒美やお弁当のお供にすれば、気分も上がりそう。どうぞ、好みの味を見つけてくださいね。