結婚できない女性になる「たったひとつの差」

2019年03月05日 07時10分

結婚 恋愛 マイナビウーマン

こんにちは、ライターの仁科友里です。

結婚の平均年齢が上昇しているというニュースを聞いたことがあると思いますが、今日は「結婚と年齢」について考えてみましょう。

「○歳までに結婚できないとまずい」と焦ってこの記事へ辿り着いたあなたに、ぜひ知っておいてほしい話です。

■俗にいう「結婚が遅い」とは完全なる主観

「結婚が遅い」と誰かに言われたとしましょう。

もし、あなたが結婚願望のある独身だった場合、傷つくかもしれませんが、ここでいう「結婚が遅い」は、あくまでも「発言者と比べて」です。

発言者が交際1年で結婚した場合、交際3年でも結婚しないカップルは「結婚が遅い」ことになりますし、10代で結婚したギャルから見れば、30歳を過ぎて独身の女性は「マジ結婚遅い」のです。

前提として発言者と比較した結果の「結婚が遅い」なので、「何歳なら遅い」のではなく、向こう(発言者)の都合だと思ってください。

■「35歳を過ぎた独身女性は焦る」といわれる理由

それでも「35歳をすぎた独身女性は焦る」というようないわれ方は、よくされます。

◇本当に35歳がターニングポイント?

けれど、私が婚活中の女性とメール交換をしていると、35歳で焦っている人に遭遇したことはありません。私の読者さんに限っていうと、婚活中の女性の焦るポイント年齢は(1)28歳、(2)33歳、(3)38歳で す。30歳、35歳、40歳という区切りのいい年齢を前にすると、結婚について考えるのではないでしょうか。

それでは、なぜ35歳という年齢にスポットが当たるかというと、それは35歳を過ぎると、結婚(する)率が低くなると報道されているからではないでしょうか。国勢調査をもとに35歳の女性が40歳までに結婚できる確率をはじきだすと、2%程度といわれています。

結婚率は年齢と共に緩やかに下がっていきます。

たとえば、国勢調査をベースに考えると、30歳の女性が35歳までに結婚している率は30%台であり、3人にひとりしか結婚できていない計算になります。

◇独り歩きする「35歳をすぎるとヤバい」

ですから、35歳をすぎて突然結婚率が下がるわけではないのですが、メディアはショッキングな数字が好きですから、「35歳をすぎるとヤバい」という情報が独り歩きしているのではないでしょうか。

ちなみに女性ばかりが「結婚できない」と強調されますが、35歳を過ぎた男性の結婚率も女性とほぼ同じです。

◇35歳まで婚活しなかった理由は「必要性のなさ」

それでは、35歳をすぎた人がなぜ本腰を入れて、婚活をしないかというと、それはこれまでの人生が幸せだった、恵まれていたので、結婚について深く考えなかったから、という理由が考えられます。

たとえば、仕事が苦手で、会社員であることが性に合わないから、誰かに食べさせてほしいと思う人であれば、若さを武器にさっさと婚活をしているはずです。

同じように毒親家庭に生まれ、罵倒と過干渉を経験してきた人であれば、「どうにかして、この家を出よう」と思うはずです。不倫をしていた友人は、自分が常にセカンドであることに耐え切れず、婚活をしました。

このように「結婚したい」という強い意志の裏の何割かは、「必要に迫られた」という背景があるわけです。35歳まで婚活に本腰をいれなかった人は、人生や仕事、環境に恵まれていたので、切実にがんばる必要がなかったのではないでしょうか。

■「35歳を過ぎて未婚」じゃまずいのか

この記事をお読みの方のなかには、35歳くらいの方もいらっしゃることと思いますので、そういったみなさんに質問です。

あなたの後輩が社内の昇進試験に落ちました。その後輩から「同期は受かったんですけど、私は落ちちゃいました。まずいですか?」と聞かれたら、どう答えますか?

「まずいかどうかよりも、受かりたいのかどうか」「どうして受からないのかを考えよう」とアドバイスするのではないでしょうか。

◇「〇〇だとまずい」のスタンスじゃうまくいかない

「〇〇だとまずい」と人がいうとき、気にしているのは合否よりも、結局「〇〇でないと人から劣っていると思われる」という他人からの評価ではないでしょうか。

昇進試験が来年もあるのなら、今年受からなくてもいいです。しかし、「人からどう思われるか」ばかり気にして、具体的な対策を打てないなら、来年も同じことの繰り返しではないでしょうか。

婚活も仕事も一緒です。

一生懸命やっているのに、どうもうまくいかないときは、どこか、何かがズレてしまっているのです。その間違いを探そうと思えるか、見つけたとして認められるかどうかが大事なのです。

■結婚できないと焦るあなたへ

婚活というのは、実は一番努力が報われる分野ではないかと私は思っています。

オーディションは何万人のなかからひとりしかグランプリは取れず、残りは敗者です。

椅子取りゲームは必ず誰かがあぶれることになっています。コンペであれば、敗者にチャンスは二度とありません。

しかし、婚活はマッチングですから、チャンスは制限されていません。優れている女性になる競争ではなく、メリットのある女性になれるかがポイントになります。

◇“人目”と“自意識”はちがう

にもかかわらず、婚活が進まなかったり、「一生独身かも」と思ったりするときは、「自意識が強すぎないか」を考えてみてほしいと思います。

“人目”と“自意識”のちがいについて、考えてみたことがありますか?

無人島で生活していない限り、私たちは“人目”にさらされて生きていることになります。しかし、“人目”と“自意識”は似ているようで、まったく異なるものです。

たとえば、あなたが黒いニットを着ているとします。

「今日、〇〇さんが黒いニットを着ている」のは人目です。

それに対し「黒いニットを着ている私を、みんなが見ているはず」とか「黒いニットを着ている私は、周囲に素敵だと思われている」というのが自意識です。

黒いニットは単なる黒いニットであり、そこに意味はありません。

しかし、自意識の強い人は単なる事実に勝手に主観をのせていきます。

その結果、最終的には「黒いニットを着ているとイタいと思われる」とか「周囲があれこれ言うから、黒いニットが着られない」といった具合に、自分で自分の行動をしばってしまうのです。

◇「人をあっと言わせる結婚」って重要?

もしみなさんが毎日の生活のなかで、幸福感や満足感を得られないとしたら、それは何かが足りないからではなく、自意識が強すぎるからではないでしょうか。

特に結婚は、決まった日にゴミを出すというような地味な作業の連続ですから、自意識が強すぎる人にはつまらないものかもしれません。

自意識が強い人は、「人をあっと言わせる結婚がしたい」と考えがちです。

条件のいい人ばかり狙って空振りを続けたり、自分より格下の人とする結婚こそ、純粋な愛だと萌えてしまったりすることがあります。

◇山崎アナの結婚に見る「メリットを与え合う関係」がベスト

しかし、条件が上とか下とかは問題ではないのです。

2人が協力して、お互いにメリットを与え合えるかどうか。

たとえば、フジテレビの山崎夕貴アナウンサーが、お笑い芸人・おばたのお兄さんと結婚して話題を呼びました。

青年実業家やメジャーリーガーなど高収入職と結婚するのが当たり前と思われていた女子アナ。しかし、売れているとはいいがたい芸人と結婚する山崎アナは、収入で男を選ばない、いい人だとして好感度を上げたという報道もありました。

それでは、この結婚を現実的に見てみましょう。

山崎アナは「家事が得意ではない」「尽くすのも好きではない」と話しており、対するおばたのお兄さんは家事が嫌でなく、収入が少ない。山崎アナが稼ぎ、おばたのお兄さんが家のことをするという分担ができている、という意味でメリットがある結婚です。

もし山崎アナが外食を嫌うイチローのようなメジャーリーガーと結婚したら、山崎アナ、イチロー双方とも心の平安は得られないでしょう。

それぞれが得意なことを活かして、相手にメリットをもたらすという意味では仕事も婚活も一緒です。

◇「若いときにしなかったら、もう結婚できない時代」は終わった

婚活をしていると、「一生独身かも」と思うこともあるでしょう。しかし、結婚が一度という時代は終わりつつありますし、シニア婚も盛んになってきています。事実婚もこれからもっと増えていくことでしょう。

「若いときにしなかったら、もう結婚できない」という時代ではないのです。

また、結婚をすればもれなく幸せになれるというわけでもないことを、すでにみなさんはご存知だと思います。

こういう時代を生き抜いていくためには、ひとりの人間としてのメリットを持ち続けること。きちんと仕事をし、男女問わず人間関係を培って、精神と健康の維持に努めることが、結局は結婚への近道になるのではないでしょうか。

(仁科友里)

※画像はイメージです

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2019年03月05日 07時10分

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