「1回の不倫も許せない」中学から付き合った夫と“即離婚”を決意、お金より縁を切りたかった専業主婦の覚悟

2021年08月18日 07時30分

浮気・不倫 マネー 恋愛 eltha



『娘が初めて「ママ」と呼んだのは、夫の不倫相手でした』(C)KADOKAWA


 衝撃的なタイトルで話題となった電子コミック『娘が初めて「ママ」と呼んだのは、夫の不倫相手でした』。数ある不倫体験記漫画の中でこの作品が異彩を放っているのは、タイトル通りの驚愕エピソードだけでなく、不倫夫や相手女性と闘うかたわら、離婚後、子どもとともに自立して、幸せに生きる道を築くべく奮闘する姿まで描かれていることだ。原作者のリナさんに、当時の思いを語ってもらった。


【漫画】「知らない女がベッドで…」現場に突入した妻の第一声は?“修羅場”エピソード


■わが子を抱く不倫相手、「1回でも許せなかった」夫の裏切り行為に絶望


━━物語は、夫のタブレットの中にあった1枚の写真から始まります。自分の娘を抱いている知らない女性と、「ママって呼んでくれて嬉しかった。早く本当の家族になりたいな」というコメントを発見したときはどんな気持ちでしたか?


【リナさん】本当に信じられなかったし、受け入れられませんでした。それまで夫婦関係もなんの問題もなくうまくいっていたので…。夫とは中学生のころから付き合い始めて、お互いにほかの異性によそ見することなく、ずっとそのままでゴールインしたんです。だから、浮気は絶対ないと思っていました。


━━すぐに離婚を決意されましたが、再構築は考えなかったのですか?


【リナさん】はい、1回の浮気でも許せませんでした。だからもうダメだなと…、再構築の道はまったく頭にありませんでした。


――子どものためを想って「離婚しない」選択をする人もいるようです。リナさんはいかがでしたか?


【リナさん】むしろ子どもがいたから、離婚に向けて前向きに頑張ることができたと思っています。私は両親が揃っていれば幸せだとは思っていなくて、一人親家庭でも幸せなんだったらいいと思うんです。両親がそろっていても喧嘩ばっかりする家庭か、一人親でも幸せな家庭か…。子どもに喧嘩をみせる夫婦より、私は後者を選びます。


――離婚するべく、また双方から慰謝料を取るべく奮闘する一方で、職探しもされました。専業主婦の生活からの覚悟ですが、何が一番不安でしたか?


【リナさん】やっぱり収入面ですね。求人募集を見てもお給料が10数万円で…。それで子どもと2人、生きていくのって無理じゃない? ってずっと心配でした。


――相手女性からは弁護士を通して慰謝料の減額を持ちかけられ、さらに、元夫との間では慰謝料はナシ。養育費も一度も支払われていないそうですね。


【リナさん】精神的にもう限界でしたので、お金より、とにかく縁を切りたかったんです。それでもいいと納得しました。


――嫌な人たちと決別して幸せに生きるために、おひとりで頑張る決意をされたわけですね。


【リナさん】大切な娘のために、しっかりと生きなければと思いましたからね。やっぱり、子どもがいたから頑張れたと思っています。


■暴言に誹謗中傷も…就職先は“ブラック企業”、「自分が消耗するだけだった」


――ところが、やっと選考に通った会社には、とんでもないパワハラ、モラハラ上司がいて暴言も吐かれ、さらに社員たちの間で心ない噂話のタネにもされてしまいました。


【リナさん】それまで就職した経験がなかったので、これが社会なのかなって。思い描いていたものとは違ったので、かなりビックリしましたけど、これが現実なのかなって。ただ、本当にキツかったです。


――最後は陰口をたたいている社員たちに対して、しっかり言い返して会社を辞められました。


【リナさん】たった1ヵ月しか勤めることができませんでしたけど、今、振り返っても、正しい行動だったと思っています。元夫や相手女性もそうですけど、頭のおかしい人間と付き合い続けても、ただ自分が消耗するだけですからね。間違っていたとは思っていません。


――一方で離婚が決定した直後、義母から、出産祝いや結婚祝いやご飯代など、今まで出したお金を返せと言われるなど、つらい言葉を浴びせられてしまいました。


【リナさん】義母もひどかったです。それまで良好な関係だと思っていたのに、離婚の話を耳にしてから、急に態度が豹変して、「悪霊退散!」「帰れ悪魔!」などと怒鳴られたことも…。不妊治療をがんばった私のことを「欠陥品」と言ったことには、すごくイライラしました。


――その後に再就職した会社で、ようやくいい人たちと出会えて、読者からも「安心した」という声が多数寄せられました。


【リナさん】2社目は本当にすごくいい会社で、みんなとてもいい人で、前向きに頑張る勇気をもらいました。


――現在は地元を離れ、自営でお仕事をされているそうですね。シングルマザーとしての不安はありますか?


【リナさん】夫の浮気相手が住んでいる場所ですし、嫌な思い出があるので、地元には1度も帰っていません。でも今は、おかげさまで、子どもと大好きな動物たちと幸せに暮らせています。子どもに対しては、普通の親としてのことを、できる限りやれているかなって思います。シングルマザーだから…と何かを気にしたことはないし、父親がいないことも不安はありません。


――最後に、夫の不倫に悩んでいる人にメッセージを送るとしたら、何と伝えますか。


【リナさん】今がつらいのはわかるけれど、頑張ったらちゃんと幸せになれます。前へ進もうと決めたら、絶対に終わりがあるつらさです。だからめげないで、負けないでほしいです。

eltha

2021年08月18日 07時30分

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