『千と千尋』のハク様? 神々しい表情がハマる“白猫”の日常とは

　真っ白なボディに切れ長の目が印象的な“ハク様”は、その名の通り『千と千尋の神隠し』に登場するハクのように凛々しい5歳の男の子。先日も「ふーん、僕を置いてガイショクねぇ…」というコメントと共に、目を細め拗ねた顔で飼い主さん（＠hakusama0906）を見る写真に、「かわいい」「いい顔」とTwitterには7万を超えるいいねがついた。普段は人懐っこい姓か鵜だというハク様の実は長い本名と、知られざる日常とは？

――生後3ヶ月で家族になったということですが、まず、ハク様をご家族として迎えたきっかけを教えてください。

「友人が雨の日に駐車場で鳴いてるところを保護し、「猫を飼わないか？」と連絡をもらいました。いずれは猫を飼いたいと思っていた矢先の事だったので、「これは運命だ！」と思いすぐに迎える準備を始めました」

――本名は「ニギハヤミコハクヌコ」ということですが、名前の由来は？

「ジブリが好きなので、ジブリの名前をつけようと思っていました。今は全身真っ白ですが、保護した当初はおでこに黒い毛でハの字の模様があったので、「千と千尋の神隠し」に出てくるハクにあやかり、ハクの本当の名前ニギハヤミコハクヌシをもじって、ニギハヤミコハク“ヌコ”にしました」

――なるほど、最後の一文字を変えたんですね（笑）。普段の呼び方は、ハク様ですよね？

「作中で「私のことはハク様と呼べ！」と冷たく言い放つシーンが好きで、普段はそう呼んでいます。ハクのように、この子も名前を忘れて迷子なってしまい、今は猫の姿を借りているだけで本当は神様なのかも!?と妄想しながら育てています」

――スクワットを警戒し、耳がぺったんこになっているキュートな映像も話題になりました。最近のハク様の珍行動は何かありますか？

「最近は冷蔵庫で氷が作られてる時のガラガラッという音が気になるようで、冷蔵庫の前でずーっと待ってます」

――ハク様の1日の日課で特徴的なものはありますか？

「寝室には立ち入り禁止にしているので、夜鳴きを結構します。ドアの手前まで来てニャーニャー鳴くのですが、その後すぐ鳴くのをやめるので「そこまで寂しくないのかな…」と複雑な気持ちです」

――SNSでの投稿を始めたきっかけは？

「ハクを飼う前は、ツイッターでかわいい猫ちゃんをフォローして見ていることが多かったんです。飼ってからはハクを自慢したくて、「こんなにかわいい子もいるんですよ！」って発信する側になり、ツイッターをする時間も増えました（笑）」

――飼い主さんにとってハク様の様子をアップするSNSはどんな存在ですか？

「毎日の日課です。写真を撮るときに観察もできるので、怪我や毛並みなどちょっとした変化にも気づけるようになりました。私の母親もハク様をフォローしているようで、私の生存確認になっているそうです（笑）」

――ハク様といて、一番幸せを感じる瞬間はどんな時ですか？

「ソファーでうたた寝していると、ハクが私のお腹の上で寝ている時があります。ふと目が覚めたときにハクが一緒に寝ているのを見ると、安心してくれているなぁと嬉しく感じます」

――今後、ハク様と一緒に実現させたい夢はあれば教えてください。

「ハクのグッズを作りたいです！　こんなグッズがあったらいいなと妄想ばかりが広がっているので、いつか形にしたいと思っています」