子煩悩な夫が裏では不倫三昧...! 31歳女性を裏切った「夫の裏の顔」【前編】
職場の先輩との結婚
「以前、私は広告代理店で働いていて、そこで、夫の和幸(仮名)と知り合いました。和幸は私の2歳上で、先輩として慕っていました。次第に、プライベートでも食事に行くようになり、交際が始まって結婚。そこから2年ほどして妊娠をして、産休に入りました。
夫は、それほど子ども好きというわけではなく、子どもを望むような発言は聞いたことがなかったですが、出産のときは心配だからと立ち会ってくれました」
息子を溺愛する夫
「子どもの性別は男の子。出産した瞬間、夫は大泣き。そうとう感動したようで、赤ちゃんと同じくらい泣きじゃくっていました。
その後は、息子を溺愛し、持てる愛情のすべてを注ぐようになりました。部屋は完全に赤ちゃん使用に。怪我をしてはいけないと、コーナークッションをそこら中に張りまくっていましたね。
ただ、育児に積極的に取り組むぶん、私への愛情はあまり感じなくなりました。でも、家族ってそういうものなんだろうなと、現実を受け止めていたんです」
結婚記念日にプレゼントをもらい…
「私は出産をきっかけに、仕事に復帰することなく退社をしました。とにかく子どもが第一だからという、夫の意見を受け入れたんですね。
それからしばらくして、結婚記念日を迎えました。そこで、夫がプレゼントをくれたんです。すごく素敵なデザインのネックレスでした。
結婚記念日に何かしてもらえるなんて思っていなかったので、とても嬉しかったです。そこから夫婦関係も良くなり、いっそう家族としての絆の深さを感じるようになりました」
夫の不倫が発覚
「夫は、“たまには気晴らしをしたほうがいいよ”と、友だちと出かけるのを勧めてくれることもありました。なので、夫に子どもを預け、友人と食事に何度も行かせてもらいましたね。でも、なんとなくですが、夫に女性の影を感じるようになったんです。その時点では、単なる勘でした。
ある日、部屋で夫が操作していたスマホを、そのままテーブルに置いてトイレに行ったんですね。ロックされていない状態でした。そこで私は、何気なく覗いてしまったんです。
LINEを見ると、女性とのやり取りが……。あきらかに、深い関係であろう雰囲気が出ていました。画面をスクロールして少し遡ると、“結婚記念日”という文字が目に留まりました。
そこには、“妻へのプレゼントを選んで欲しい”と書かれていました。夫は不倫をしていて、結婚記念日にもらったネックレスは、不倫相手の女性が選んだものだったんです……」
“子煩悩な夫に裏切られた女性の告白”をご紹介しました。
子どもを溺愛している姿を見れば、まさか不倫をしているなんて思わないですよね。家庭を大事にしているように感じさせながらの裏切り行為は、まさに極悪非道と言えるでしょう。
©Peter Cade//gettyimages
文・塚田牧夫