妻のひと言に傷ついて...不倫にハマッた夫の「呆れたきっかけ」3選
妻に否定ばかりされ続けて…
「家に帰るといつも僕を否定ばかりする妻。例えば皿洗いや料理などの家事をしても、『汚れが残っていた』『味付けがイマイチ』などと文句を言われるし、ボーナスの額を伝えるとため息を吐かれたり、僕の見た目についても『最近すっかりおじさんになったよね…』などと冷たく言われるんです。あまりに否定ばかりされるので妻と一緒にいるのが嫌になって、つい出来心から浮気をしてしまいました。しかしそれがバレて、さらに家庭内では肩身が狭くなっています…」(透/34歳/金融)
夫といるとついイライラする時があると思いますが、その気持ちをストレートにぶつけてしまうと、夫婦不仲の原因になりがち。どんなに温厚なタイプの夫でも、妻に否定ばかりされていると心を閉ざしてしまうかもしれません。だからといって浮気をしていい理由にはならないのですが、妻から逃げるようにして不倫に手を出してしまう男性は実際にいるようです。
夫婦間のコミュニケーションでは、「伝え方」がとても重要。例えば、「夫にもっと家事を頑張ってほしい」「もっと身なりに気を配って若々しくいてほしい」などの要望がある場合は、相手を頭ごなしに否定するのではなく、良いところを見つけて褒めつつ、「こうしてみたらさらによくなるかも?」と提案するような伝え方がオススメです。
束縛がキツすぎる
「結婚前からやたらと束縛がきつかった妻。結婚してからも悪化する一方で、仕事終わりに飲みにいくだけでも疑われ、『早く帰ってきて』とせがまれるのでストレスが溜まっていたんです。そんなある時、大阪出張があったのですが、家に帰らなくていいという解放感からつい出張先で飲みすぎて…。出張に同行した後輩の女性と関係を持ってしまいました。彼女とはそれきりですが、あの日のことがいつか妻にバレたらどうしようとビクビクしています」(翔一/33歳/不動産)
浮気をされたらどうしよう…と不安になるあまり、束縛してしまう女性がいますが、時に逆効果になってしまうことがあるようです。激しい束縛をする女性よりも、“器の大きい女性”の方が、男性から見ると魅力的に映ります。相手を信じてあげることも愛情なので、夫を信頼してドーンと構えているくらいの方が、夫も誠実でいてくれるかもしれません。
完璧な妻に劣等感
「妻は、超美人な上に、性格も良くてキャリアウーマン。いわゆる“高嶺の花”だった彼女と結婚することができて、最初は本当に鼻が高かったのですが…。何かにつけて妻の方が格上で、稼ぎも彼女の方が断然良いし、なんだか虚しくなってきたんです。そんな時にバーで出会った年下の女性から甘えられたのが嬉しくて、つい関係を持ってしまいました…」(裕哉/31歳/メーカー)
格差婚をしたものの、結局夫が妻に対して劣等感を抱くようになってしまったという話をよく聞きます。女性からすると「初めからわかっていたことなのに…」と呆れてしまうのですが、男性側の話を聞くと、妻のちょっとした言動がきっかけで「どうせ自分なんて…」と深くプライドを傷つけられ、つい浮気に走ってしまうことがあるのだとか。
夫婦というのはそもそも、どちらが格上、格下ということではないので、お互いがきちんと尊敬し合えるかどうかが重要なのかもしれません。
以上、不倫経験のある男性陣に聞いた、浮気をしてしまった理由を紹介しました。
妻の言動がきっかけでうっ憤が溜まった結果、不倫に手を出してしまう男性は多いようです。だからと言って不倫して良い理由にはならないので、夫婦仲が完全にこじれる前に、すぐに逃げてしまうのではなく、きちんと話し合えるような関係を築くことが大切だと考えさせられました。
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文・小澤サチエ