女物の下着を履いて... 浮気をごまかした「男の悲劇」4つ
文・塚田牧夫
女性用下着をつけるハメに

「彼女が部屋に来たとき、“これなに?”とクローゼットから何か引っ張ってきました。それは、何回か僕の家で浮気をした女性のパンツでした。
どうしよう……と思った僕は、とっさに“実は僕のなんだ”と言ってしまいました。“女性用の下着をつけると興奮する”という苦しい嘘をついたんです。
でも、幸いなことに彼女がそれを信じてくれました。ただ、次のデートから、毎回女性用の下着をはくハメに……」ケンゴ(仮名)/26歳
親に嘘をつかせて
「あるとき、彼女に“女性と一緒にいるところを見た”と言われました。日時と場所を聞くと、確かにほかの女性と会っていたときでした。
そこでとっさに、“親戚の子だよ”と言ってしまったんです。そうしたら、“確かめさせて”と言われました。万事休す……。
いったんトイレに行くフリをして、実家に電話をかけ、母親に口裏を合わせてもらうよう頼みました。その日は、仲がいい親戚の女の子と一緒に遊びに行ったと……。
そのあと彼女が母親と電話で話して、なんとか納得してくれましたが、母親に嘘をつかせてしまったことが情けなくて……。頭が上がりません」エイタ(仮名)/29歳
友だちを失う

「彼女がうちに来たときです。“ゴムが減ってる”と言われました。ドキッとしました。確かに数日前に、女の子を連れ込んでしまっていたので……。
さらにいくつか、“長い髪が落ちている”“香りが残っている”などの指摘を受けました。
そこで俺は、男友だちに部屋を貸したが、何をしたかまでは分からない、と嘘をついてしまいました。それでなんとか彼女は納得してくれたんだけど……。
その話が男友だちの彼女に伝わってしまったようで……。当然修羅場になりました。彼から縁を切られたのは言うまでもありません」アツシ(仮名)/29歳
“なんとか浮気をごまかした男の悲劇”をご紹介しました。
やはり、悪いことをすれば罰が当たるようです。浮気の代償は大きい。これは男性の場合でしたが、女性にも同じように降りかかることです。危ない橋を渡らないよう、くれぐれもお気を付けください。
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