好きだけどサヨナラ...理由を言わずに別れた「男の本音」
文・牧ぐりこ
好きな人ができた
「付き合っていた女性とお別れしました。彼女よりも、後輩女子のことを好きになってしまって……。
もともとは遊びのはずだったのですが、いつの間にか後輩女子に気持ちが傾いていました。ケジメをつけて、彼女とは別れることに決めたんです。彼女に悪いところがあったわけではないので伝えにくく、理由を聞かれてもはぐらかして答えませんでした」(29歳・公務員)
彼女のことを嫌いになったわけではないので、新しい“好きな人”のことは話しにくいとのこと。そこは堂々と「好きな人ができたんだ」と言ってくれたら、モヤモヤしなくて済むのに!
性格が合わなかった
「友達の紹介で付き合った子と、3か月ほどで別れてしまいました。うまく説明ができないのですが、ざっくり言うと性格が合わなかったんです。
例えば連絡ひとつをとっても、彼女は頻繁にLINEをしたいタイプ。僕は反対に、会ったとき話ができれば十分だったりと、噛み合わなくて……。話していて面白いし、いい子だったんですけどね。違和感を言葉にしきれないまま、お別れしました」(32歳・IT系)
「言葉にできないのは、分析不足では…?」とつっこみたくなりますが、最後まで「うまく言葉にできない」の一点張りでした。はっきりした理由はないけれど反りが合わない、となると関係を修復するのは難しそうです……。
生活リズムが違う
「僕は残業が多い仕事をしていますが、彼女は定時に退社できる職種なんです。そんな彼女から『会いたいな』と言われても予定を合わせられないことが多く、だんだん連絡自体を負担に感じてしまって……お別れを決めました。
『仕事が忙しいから』と説明しましたが、忙しいときに来る連絡に疲れてしまったことは、話せずじまいでした」(30歳・代理店)
仕事が忙しい女性の中には、同じ理由で彼とお別れしたことがある方もいらっしゃるかもしれません。お互いに理解があれば、生活リズムが違っても気持ちよくお付き合いできるはず。パートナーへの思いやりを忘れず、時には気持ちや状況をしっかり伝えることで、すれ違いを防げたのかもしれません。
結婚を考えられなかった
「同い年の彼女と、5年目の記念日を迎えたあたりで『そろそろ結婚したい』という彼女の気持ちが垣間見えるようになりました。しばらく悩んだのですが、僕はもともと結婚願望がなくて……。
ずるずると付き合うのも申し訳なく『別れよう』とだけ伝えました。彼女もなんとなく察していた様子でしたね。いまでも彼女は大切な女性ですが、別な男と幸せになってほしいと願っています」(33歳・商社)
彼は「幸せになってね」と伝えて、彼女と別れたそうです。彼女のことは好きだけれど結婚を考えられなかった、というエピソードでした。
いかがでしたか。男性が「関係修復は難しい」と思っているとき、理由を言わずに別れを告げているようです。破局の理由は、突き詰めても仕方がないことが多いもの。あまり思いつめすぎず、友達と話をしたり、好きなものを買ったりと、リフレッシュに時間を使ってみてください!
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