彼にもっと愛されるように...恋愛依存症から抜け出した女性のエピソード5選

彼以外との交友関係を保つ

「初めての彼と付き合ったとき、あまりにも彼が好きすぎて、友人関係をないがしろにしたことがあります。

彼と別れた後に、慰めてくれる人も一緒に過ごしてくれる人もいなかったので、寂しかったです。

彼のことも大事ですが、ある程度他の人間関係も保つべきでした。そうすれば、“彼だけが全てじゃない”と思えたはずです」（Uさん・21歳女性）

彼以外の交友関係を保つことも忘れずに。彼だけと関わる生活では、恋愛依存になってしまうのも当たり前と言えそうです。

資格取得など自分のスキルを磨く

「彼と付き合って半年が経過したときに、どんどん彼にのめり込む自分に気づきました。

以前恋愛依存だったときは、とても辛かった。彼から連絡がこないと、すぐに不安になっていたので……。

だからこそ、そんな自分に気づけたときに“彼以外に熱中するものを作ろう”と思ったんです。

例えば、仕事にも活かせる資格の取得や、副業など。恋愛に使っていたエネルギーを、自分の将来のために変換することができました」（Wさん・29歳女性）

依存するほどに彼を愛するエネルギーを、資格取得など別の行動に向けると、恋愛依存にもならない上に、仕事にも役立ちます。

相手と自分の距離を保つ

「彼に好みや行動を合わせなければと考えていた時期もありました。しかし、当然彼の考えだけが全てではなく、私にも好き嫌いがあるので、ストレスを感じることが多くなりました。

そこで、彼に合わせる部分とそうでない部分を自分の中で決め、程よい距離を保つようにしました。すると、自分が不快だと思ったことを、毅然とした態度で彼に伝えられるようになりました」（Aさん・32歳女性）

彼と自分の距離が定まらないと、ストレスになってしまうことも。自分の主張ができない恋愛は、いい恋愛とは言えませんね。

楽しいと思える趣味を持つ

「彼のことが好きすぎて、仕事以外の時間は、ほとんど彼に使っていたんですよ。今思えば、あれは依存状態だったのでしょうね。

今では、彼以外の趣味が見つかったおかげで、彼とは適度に会うようになり、自分の時間と恋愛の両立ができました。もっと早くからこうしておけばよかったです」（Nさん・32歳女性）

彼以外の趣味を見つけることで、彼だけに依存することがなくなったようですね。

関係を見直す

「彼との時間を優先しすぎた結果、自分の生活リズムが狂ってしまいました。朝起きるのも辛くなり、仕事に遅刻してしまうようになったのです。

そんな交際スタイルは、社会人としてあり得ないと考え、彼との関係を客観的に見つめ直し、彼とも話し合った結果、連絡を取り合う時間を制限するようにしました。生活リズムを元に戻すことができました」（Eさん・35歳女性）

たまには自分の交際を振り返って、それが健康的な交際なのか確認してみるのもいいでしょう。それが日々の生活を圧迫しているなら、交際の仕方を考え直す必要がありそうですね。

恋愛をするのは、実に素晴らしいことです。しかし、彼がいないと不安になってしまうようであれば要注意。恋愛依存の兆候かもしれません。

自分をしっかりと保ちつつ、相手とのいい距離感を保てる関係を築けるといいですね。

©Yuji Ozeki/gettyimages

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※ 2019年9月10日作成

文・東城ゆず