すべてを失い...「浮気できない男」が浮気をした時の悲惨な結末3つ
文・塚田牧夫
1:仕返しのつもりが…
「彼女が、男友だちの多いタイプでした。逆に俺は、女友だちが皆無。嫉妬もありました。すると彼女が、“作ればいいじゃん”と軽く言ってくるんだけど、そんな簡単にはいかない。見返してやろうと思い、友だちと一緒にキャバクラに行ったんですね。ちょっとでも女性と仲良くするキッカケになれば……と思ったんだけど、つい本気になってしまって……。
通い詰めるようになってしまい、彼女に嫉妬させるどころか、呆れられてフラれてしまった。もちろんキャバ嬢にも、相手にしてもらえず終わった……」ケンタ(仮名)/33歳
女性への免疫がないだけに、優しく接してもらって調子に乗り、ハマってしまったパターンでしょう。慣れないことはするものではないという、典型的な例です。
2:すべてを失って…
「彼女がいながら、ほかの女性を好きになった時期がありました。同時進行が辛くて、彼女にワケを話し、別れました。そして、いざその女性と真剣に向き合おうとしたとき、なんと結婚していることが発覚しました。僕は知らないあいだに、不倫をしていたんです。さらに、それが相手の旦那にバレ、慰謝料を請求されました。
お金を友だちに借りて、なんとか落ち着きはしましたが、何もかもを失った気がしました」マモル(仮名)/28歳
彼女、好きな女性、お金、友人……そういったものをすべて失ったんですね。浮気できない男が浮気をすると、傷口がどんどん広がり、取り返しがつかない状況になります。
3:自分で言いふらしてしまい…
「彼女には、俺がモテない男だと思われていました。浮気なんてできないと、タカを括られていました。その状況に腹を立てて、友だちに相談。合コンに連れて行ってもらったんです。そこで、とにかく“胸を張っていろ”という指示を順守しました。
すると作戦が功を奏し、お持ち帰りに成功。その日のうちにホテルに行くことができました。
それが嬉しくて、ついつい周囲に言いふらしちゃったんです。それが彼女の耳にも入ってしまい……。もちろん別れました」リョウジ(仮名)/31歳
自分の可能性に気付き、舞い上がってしまったんでしょう。所詮は不器用な男。それが身に沁みて分かったんじゃないでしょうか。
“浮気できない男が浮気をしたときの悲惨な結末”をご紹介しました。
浮気できない男とは、基本的に純粋な人のことです。浮気してもあとで必ず後悔しています。そしておそらくは、もう二度とすることはない。そんな人の1回のあやまちを、許すのか許さないのか……。
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