ホントに仕事が理由? 復縁したのに彼女と会わない「男の本音」【沙木貴咲の公開相談】

文・沙木貴咲

お悩み13:復縁したのに会いたがらない彼。本当にやり直す気はあるの?

半年付き合ったけれど、すれ違いが多くて別れた1歳上の彼氏がいます。別れてから「やっぱり好き」と気づいてLINEし、彼からも「今度はちゃんと時間を作るから」と言われて元サヤに戻り、最初は喜んでいました。

でも、やり直そうと決めてから、2か月くらい経ってますが、まだ会えていません。もともと彼氏は仕事が忙しい人ですが、「2月は忙しいから」「年度末だから」と、会う約束が立てられない感じです。

最近はLINEをスルーされることも多く、うるさくしたら嫌われると思うのですが、どうしてもイライラしてしまいます。スルーされるのは気分が悪いので、LINEしないようにしたら、6日経ってやっと「元気?」と、向こうからLINEが来ました。会いたいと言うと「待たせてゴメン」と謝ってくれましたが、仕事を優先したいからちょっと待ってと保留されています。

関係が復活したかと思ったのに、私はいつまで待てばいいんでしょうか?彼は本当に私とやり直す気があるんでしょうか?

(ムーンさん:26歳)

同じ失敗を繰り返すことになるのでは……?

彼とはすれ違いが多いことでお別れしたとのことですが、今回もまったく同じ流れをたどっているのではないでしょうか……?

お別れした理由が彼の仕事の忙しさだったなら、お互いにそこを踏まえて反省したり、改善したりしなければ、本当の意味で復縁は叶わないはず。一時的な気持ちの盛り上がりで再びくっついても、根本的な問題が解決しないと、満足できる関係は成立しません。

実際に、ムーンさんはすでに不満や不安を募らせているので、同じ轍を踏まないためにも、彼との復縁を真剣に考えたほうが良いと思います。

彼を変えることはできない

恋がうまくいかないのは、彼の仕事の忙しさが理由ですが、「だから、もっとヒマになって」とは言えません。彼氏さんは年齢的にも、仕事が充実して楽しくて仕方ないのでしょう。そもそも多忙なご職業かもしれませんが、仕事をセーブして恋愛を優先させるという考えはないはず。

彼を変えることはできないでしょうし、変えようとすれば関係がギクシャクするのは必至。今の彼を受け入れつつ、どう付き合っていくかを考える必要があります。

現状は、恋人同士として「異常」な状態

とはいえ、遠距離でもないのに、「会おう」と言ってから2か月が経つというのは、普通ではないかと……。どれほど忙しくても、一週間を休みなく、24時間働いているわけではないでしょうから。

去年は恋人同士だったということを考えれば、今さら気取る必要もないと思うので、ランチデートやおうちデートでもいいんじゃないでしょうか。ムーンさんは彼が普段着だと気持ちが萎えますか?

また、本当に会う気があれば、仕事と仕事の合間の10分でも時間は作れるはず。どんなに仕事が大事とはいえ、2カ月も彼女を待たせるのは……彼氏としてどうなんでしょう?

デートを先延ばしし続ける彼については、ちょっと真剣に考えたほうが良いかもしれません。

彼が変わらないことを前提に……それでも付き合える?

このままいけば、ムーンさんが待ちぼうけを食うだけで、「やっぱりムリ」とふたたびお別れをすることになりかねません。判断したほうがいいのは、「仕事第一の彼を本当に受け入れられるのか?」と、「待つことが多い彼との関係に時間を費やしてもいいの?」という2点。

彼はきっと、今後も変わらないと思います。それを踏まえても、やっぱり付き合いたいと感じるでしょうか?「それでも彼が好き」と感じたとしても、今すでに不満が募っているのに、彼とどうすればうまくやっていけるのか……? 冷静に考える必要があります。

ムーンさんはまだ26歳。恋の可能性は無限に広がる年齢ですから、彼以外の出会いにも目を向けたほうが賢明だと思います。待たされるばかりの彼に貴重な20代の時間を費やすより、有意義な恋愛が見つかるかもしれません。

結論

・彼の「仕事優先主義」は変わらない。それでも付き合えるのか、判断する

・彼以外の男性にも目を向けてみる

恋愛はやっぱり、楽しくなければ意味がありません。不満と寂しさを感じる関係性には、早めの決断を下すことが大事ですよ。

ご相談お待ちしています!

恋愛や結婚のご相談を募集しています!

沙木貴咲のツイッターにダイレクトメールを送るか、あるいは、以下アドレスまでメールで送ってください。

アドレス:oka.saki.oka@gmail.com

生年月日やお名前を教えてくださる場合、占い鑑定もいたします。お気軽にご相談ください!

©praetorianphoto/Gettyimages

©Cecilie_Arcurs/Gettyimages

©FG Trade/Gettyimages