浮気男はもうごめん...! 不貞な男の浮気心を防ぐには? ♯94

2018年10月24日 19時00分

恋愛 anan

男の浮気は治らない説、これは本当にそうなのでしょうか。浮気をされた経験のある女性や浮気を絶対に許さない女性たちはいつも口を揃えて「一度繰り返すなら二度目もある」「あれは、病気だから」と、半ば諦めたような口ぶりで浮気に対する確かな対策も持てないまま男を持て余しているように思えます。そこで今回は、思い切って浮気経験のある男性にアポイントを取り、浮気をやめたエピソードを教えてもらいました。果たしてこの実話からもとづく対策法をご紹介できるのでしょうか……。

嫁がいい女すぎたんです。


【リアルな夫婦生活】vol. 94


「今まで、浮気なんて日常茶飯事。かわいい子を見つけたら自分のハンター欲を止められない。女性には悪いけれど、俺という人間はそういう生き物なんだと思ってました。でも、そんな自分が今、ぱたっと浮気をしなくなったのは嫁がいい女すぎるからなんです。


なんというか計り知れない奥深さがあるというか。興味関心の範囲が広くていつも気づけば新しいことを始めて生き生きしてて、俺のことなんかに興味を持つ暇もないくらい、いつも何かに夢中で楽しそうなんですよね。手に入れているようで手に入れているような実感がわかないから嫁に恋し続けているのかもしれません」(33歳/広告)


ちなみにこの男性、新婚さんです。なので「浮気心がなくなった!」と公言して良いものか少々疑わしいところがありますが、ご本人が幸せそうなので水を差すようなことが言えませんでした。でも、奥さまが自分の人生を楽しそうに謳歌しているその姿に、他の女性とは違う魅力を感じているというポイントはとても良いヒントになるかもしれません。


文字通り、家庭も仕事も趣味も全てを全力で生きる妻の姿が、夫に良い刺激と適度な寂しさを感じさせて、奥さまにハマってしまうという状況を作っているのでしょう。

もう遊び尽くしたから今は落ち着きたい。


「根っからの浮気性だったけど、女遊びはもう満足するくらい経験した。、遊び尽くしてしまったからこそ、今は女性を獲得するゲームのような快楽よりも、ひとりの女性に落ち着いて早く子どもが欲しい。将来を見据えて、この女性!と思える相手を見つけたいのだけど、真面目に相手を探すとなるとこんなにも難しいものなんですね」(36歳/コンサルタント)


長身・イケメンな男性なので学生時代からとにかくモテていたこの方は、典型的な女好きパターン。20代の頃は3股かけていた経験もあるようですが友人が結婚をして、子どもを何人も持っているという落ち着きぶりに影響されてか、最近はとうとう女性と遊ぶことにすら虚しく感じてしまったそう。


遊び好きな男性が遊び尽くしたことで、真面目になるケースはよく聞きますよね。35歳~40歳前後の元・遊び人も狙い目といえば狙い目ですが、何かのきっかけで再燃しないかちょっと心配も……。

浮気を怒るのではなくて…


「浮気性というか、彼女に対して不満があるとそれを彼女にぶつけずに他の女性に求めてしまう傾向があります。今の彼女にも、付き合ってしばらくすると彼女の公私ともに忙しい生活に僕が寂しくなってつい、いい感じの雰囲気になった女の子と浮気をしてしまいました。


洞察力の鋭い彼女なんであっという間にバレて……こっぴどく怒られることを覚悟していたら、『さみしい思いをさせたことが浮気の一番の原因なら、もう少し時間を作るように努力する。でも、次に浮気が発覚したら次はないよ』と冷静に話してくれました。


浮気はいけないことですし、自分が偉そうに言えたものじゃないんですが、こうやって向き合ってくれた女性は彼女が初めてで、実際に一緒に過ごす時間を増やす努力をしてくれたこともあって今じゃ彼女一筋」(28歳/営業)


浮気をきっかけに、より二人の仲が深まるという事例。一見美談に聞こえますが、この方、話を聞く限りでは過去のお付き合いでも似たようなケースで浮気をしている、極度の寂しがり屋なようですね。


「その寂しがり気質が治らないなら、また再発するのでは?」と率直に問いかけると「別の女性で寂しさを紛らわすのではなく不満があるなら我慢せず彼女にちゃんと意見をすること、聞き分けのいい男を演じすぎないことを彼女と約束して以降、今の所は大丈夫」だそう。彼女の男前っぷりに私が惚れそうでした。


それでも、治らない浮気もある。

・浮気した原因から問題点を解消する。

・他の女性を追かける必要性を感じなくさせる。


今回ご紹介した3名の浮気がなくなったエピソードから、女性側で打てる対策としてこの2点が重要になるのではないかと感じました。


3名のうち1人は彼なりに浮気した “理由” が解消され、もう1人は浮気する “必要性” がなくなったというのが、浮気を撃退できたポイントですが、人によっては浮気に理由も必要性もなくするケースがあります。


それが2番目にご紹介した男性ですね、根っからの女好き。彼の場合は飽きたからやめたというだけであって、逆を言えば飽きない限り、女性側が何をしても浮気は続けてしまえるのでしょう。


もしあなたの彼・夫の浮気が発覚した場合、あまり気持ちの良いものではありませんが浮気の経緯と原因を探り、彼の浮気に理由があるのか、ないのかを判断してから、ご自身にとって最良の対処法を見出していくと良いかもしれません。

anan

2018年10月24日 19時00分

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