この夏、せっかく付き合ったのに...「自然消滅を狙う」男の本音
文・沙木貴咲
夏だから、浮かれていただけ
夏の間にステキな出会いがあった人は少なくないはず。旅行やフェス、飲み会などで意気投合して、デートを重ねた人もいるでしょう。けれど、夏の熱気が醒めるにしたがい、連絡が取りづらくなっている……というなら、彼の本音を確かめたほうが良いかも!?
夏は楽しいことがたくさんあって、テンションが高まる状況で出会ったなら、いつもより2~3倍増しに浮かれてしまうはず。そのため、知り合った当初は「このまま付き合っちゃおう!」と思っても、時間が経って浮かれ気分が抜けると、男性は冷静に考え始めるのです。
あの子、そんなに魅力的だったっけ?
何がそんなに良かったんだろう?
自問自答しても答えは出ず、本気で付き合う気が起きなければ、女性からのLINEを既読無視のまま放置しがちに……。連絡先を交換したり、デートをしたりしたけど、落ち着いて考えたら「付き合うほどではない」と気づいた場合、男性は沈黙を守ったままフェードアウトするのです。
最初から真剣交際する気はなかった
とても残念なパターンですが……ノリで付き合うような言動を見せたけれど、最初から付き合う気がなかった場合、男性はしれっとフェードアウトします。旅行や音楽フェスといった楽しいシチュエーションに限定して、疑似恋愛を楽しみたかったのかもしれません。
「じゃあ、なぜLINEのID交換をするの? 付き合うつもりがないなら、必要ないじゃない!」と疑問に思う人もいるでしょうが、そういうやり取りも含めて、男性は楽しんでいたはず。
バブル期に、リゾート地で恋に落ちるものの長くは続かない関係を歌った『リゾラバ』という曲がありましたが、まさにそんな感じ。見た目もチャラいタイプは、根っから真剣交際なんて考えていないので、「付き合おうか?」という言葉は最初から本気にしないほうが賢いかもしれません。
付き合うつもりだったけれど、気持ちが冷めた
これは夏だから……というシチュエーションに限定しません。LINEで会話したり、一対一でデートをしたりして、「なんか違う」と違和感を覚えたなら、男性は距離を置こうとします。
出会った当初は好きだと思ったけれど、詳しく知るほどに「想像していたタイプとは違う」と感じて、付き合う気持ちが冷めてしまったのです。このケースは、性格や好みが合うかどうかという話なので、合わなかったらしょうがないと言うしかありません。
たとえ彼氏・彼女の関係になって付き合ったとしても、長くは続かないでしょう。うまくいかない理由を男性が先に見つけたというだけの話です。ガッカリはしても、落ち込む必要はないので、気持ちを切り替えてほかの男性に目を移してみましょう。
出会った時点で心は固まっていない
出会ったのが旅行先であれ、フェスやイベントであれ、その場ではラブラブに盛り上がっても、男性の心は完全には固まっていないんです。その後のLINEのやり取りや二人だけのデートで、『最終決断』をくだそうとしていると考えるのが正しいのかも。
そのためあなたも、非日常のシチュエーションで出会った彼が、本当に魅力的なのかどうか、冷静に見つめ直してみては? 通常モードのテンションで考えたとき、意外に「大したことない」とクールに判断する可能性だってありますよ!
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