合鍵を返さない…男に「必死にしがみつく女」の残念LINE3選
文・塚田牧夫
「お店予約してるから」
「彼の誕生日の一ヶ月前に別れを告げられました。理由は、“しばらくひとりになりたい”というもの。なので、プレゼントとかは用意しなくていいと言われました。
でも、こっちはそこが最後のチャンス。繋ぎ止めようと“もうお店予約してるから”と嘘のLINEを送って抵抗しました。プレゼントも用意してあることにして、なんとかその日は会えることに。
まずはお店を予約。そして、プレゼントを購入。彼は靴が好きなので、お気に入りのブランドのシューズにしました。絶対に喜んでもらえる……と思ったんですけどね。
待ち合わせのとき愕然としました。彼の履いてきた靴が、私が買ったものとまったく同じ。万事休す。天は私に味方してくれませんでした」ミレイ(仮名)/26歳
「2次審査通過した!」
「彼はアイドルとかモデルとかの女性に興味がある人で、私もその影響でたまに小さなオーディションなんかを受けたりしていました。
でも、あるとき彼にフラれてしまったんです。好きな人ができたと……。諦めるしかない……と思ったときでした、なんと以前に応募していたオーディションの二次審査通過の知らせが来たんです。
彼に“二次審査通過した!”とLINEすると、すごく食い付いてくれたんです。これはもしかして……と思いました。なので頑張ろうと思ったんです。
しかし、三次審査のカメラテストであえなく不合格。それでも“敗者復活頑張る”と言って粘ったんですけどね。
彼は言いました。“友だちが三次も通った”と。その友だちというのと、結局付き合ったらしいです」カスミ(仮名)/25歳
「鍵を返さなきゃね」
「二年間付き合った彼にフラれたときでした。私は彼の部屋の鍵を持っていたので、“鍵を返さなきゃね”とLINEでやり取りしていました。
しかし、会って渡してしまえば、本当に終わり。なるべく予定を合わせないようにして引っ張っていました。ここで、好きで会いたいのに会えないという複雑な状況が生まれました。
でも、私はその状況を前向きに捉え、会うまでになんとかダイエットをしてキレイになってやろうと思ったんです。そうしたらきっと、彼も思いとどまってくれると……。
二週間が経ったときでした。ダイエットは順調に進んでたんですが、彼から連絡が来ました。“もう鍵は必要なくなった”と。
不動産屋にお願いして、鍵を交換してもらったらしいです。結局、フラれてから一度も会えずに終わってしまいました……」リリコ(仮名)/29歳
“男に必死にしがみついた女の惨めなLINE”をご紹介しました。
相手が別れを告げてきたのなら、そこですぐ関係を修復するのは困難。往生際悪くしがみついても、きっとさほど効果はないでしょう。ならば、サッと身を引いたほうが印象が良く、もしかしたら次に繋がるかもしれませんよ。
(C) ProStockStudio / Shutterstock
(C) GaudiLab / Shutterstock
(C) fizkes / Shutterstock