エロすぎイキまくり…彼がエッチで超興奮「火事場の膣力」の出し方 #36
文・藤島佑雪 イラスト・小迎裕美子
【クラブ佑雪】vol. 36
「ひょっとして、私のアソコってユルいんでしょうか?」
2年前の飲み会でひと目惚れして以来、一方的に片思いをしている彼とついに結ばれました。といっても、彼には本命彼女がいるのでセカンドという立ち位置なのですが。わかっていながらも、先日、夜遅くに家に呼ばれて2回目のセックス。終わってから彼が不思議なタイミングで「ちょっと筋肉つけたほうがいいかもね」と言ってきました。ほかにも「ジャンプ力ないでしょ?」とか「足、遅い?」とか。意味がわからないので、親友に相談したところ、「あんた、それ、ユルいって思われたんだよ」と言われてしまいました。もし、そうだとしたらセフレの地位すら危ないです。本命になれなくても、せめていいセックスができる「いいセフレ」になりたい。いったい、どうしたらいいですか?
(首都高好き。 28歳 OL)
誰もがキュンキュンする膣力、ナメちゃいけませんぜ!
その男、サイテー!! なんでそういうサイテー男に限って、女を惹きつけちゃうんでしょうね〜。世の中、困ったもんです。どのへんがサイテーか、わかります?
いろいろサイテーではありますが、セックスのテクニックがまずなんといってもサイテーですよね。
「火事場の馬鹿力」というフレーズ、ご存知でしょうか。火事のような危険な場面では、自分でも思ってもみないようなものすごい力が湧き出て、普段なら持てないような重たいタンスでも石臼でも持ち上げられちゃうって意味なんですが、セックスにおいても「最高に燃えているときの膣力」という意味での「火事場の膣力」というものがあります。最高に感じているときって、自分の意志とは関係なく、膣が勝手にキュンキュン締まっちゃうものですから。
つまりですね、「あの女ユルかった」などと、ヤッた女の膣をけなすような男は自分の力で女を気持ちよくすることができないヘタクソ野郎であるということを自ら告白していることになりますし、なおかつ、さも経験豊富な風を装っていながらも「火事場の膣力」という女性の体に関する初歩的な知識すら持ち合わせていないことまでバレバレという、セックス偏差値がサイテーな男ということになるんですよね。
確かに、巷で人気の膣トレをすれば、さらにキュンキュン力が高まるのでしょう。でも、いろんな意味で上手な男、つまり彼氏でもないくせに「筋肉つけたら?」みたいなワケのわからんことをカマしてお相手女性を不安がらせるようなバカなことを言わず、「きれいだね」「かわいいね」とうまく気持ちを乗せることができて、そこそこ! というピンポイントを探り当てて愛撫をして、そこそこ! なんでわかるの!? というスイートスポットを突きまくれる上手な男とコトに臨めば、膣なんて自然にキュンキュンして具合がよくなるものなのです。
ご相談者さまの大好きな彼には、こういった正しい知識を身につけて、まずはご相談者さまに謝っていただきたいですし、ご相談者さまご本人には男を見る目を磨いていただけたらと切に願うばかりです。
※ お悩み募集しています。お気軽ににどうぞ!
©LightFieldStudios/Gettyimages