【台風対策】風に強い！おすすめの折りたたみ傘15選

激しい雨とともに吹き付ける強い風。
濡れないように傘をさしても、台風のように風雨が強いとあおられて壊れてしまう心配が。どうせ壊れるし、もしかしたら忘れるかもしれないからビニール傘でいいという人も多いようですが、安い傘ではきちんとさすことすらできず、ずぶ濡れになってしまうことも。

でも、いまは軽くて丈夫な風に強い傘がたくさん発売されているのを知っていますか？なかでも人気なのは、持ち運びに便利な折りたたみ式の傘です。

ここでは、とにかく丈夫で壊れにくい傘と、風への強さに加え軽さも追及した2種類の折りたたみ傘をご紹介していきます。さらに、日傘としても使えるUVカット機能搭載の傘も登場しますよ！

風が強い時の傘の持ち方

台風のニュース映像などでよく見かけるのは、傘が風にあおられてひっくり返り、パーツが折れてしまう様子。そうなると、もう濡れるしかなくなってしまうのですが、このようにならない傘のさし方というのがあります。

1.　風の変化に任せる

内側に風を受けると傘はひっくり返り、耐えきれなくなると親骨（雨よけ生地を支える部分。以下、「骨」）が折れたり生地が破けたりします。これを防ぐのは、風の吹いている方に向かって傘をさすこと。開いた傘の上部を持つと、風見鶏のように傘は自然と風上を向きます。

2.　軽く握る

上記のように傘の上部を持つと傘は風上を向くため、あおられることが少なくなります。この時、落とさない程度に軽く握るのがコツで、飛ばされないようにしっかり握ると、傘が風上を向けなくなって逆効果に。

3.　頭を上部に付ける

少しでも傘の内側に風が入らないようにするため、傘の上部に頭をくっ付けるように持ってください。

この方法を実践すると傘が壊れにくくなりますが、傘自体が風に強いものを選んだ方が安心なのは言うまでもありません。
これからご紹介するアイテムで実践すれば、台風だってずぶ濡れの心配なし！

台風・強風対策として選ぶべき雨傘のポイント

台風や強風でも壊れにくい傘は、丈夫な素材を使ったり、強度を増したりといった工夫が施されています。これらを解説するとともに、追加機能をもった傘の特徴を見ていきましょう。

折れにくい素材

低価格の傘のシャフトや骨は、飲み物や缶詰でも使用されるスチールが一般的です。鉄の合金ですから丈夫にできているものの、持ち運ぶことを考慮するとどうしても軽くて薄いものにせざるを得ません。
逆に、手作り傘は丈夫にするためにしっかりとしたスチール骨を使っていることが多いですが、その代わりに重たくなってしまいます。

この問題を解決したのが軽くて丈夫な素材として有名な、グラスファイバーやカーボンファイバーです。どちらもガラスや炭素を繊維状にしたものをベースに加工してたもので、グラスファイバーは東京ドームの屋根の部分に、カーボンファイバーはレーシングカーのボディに使われるなど、金属よりも軽くて丈夫というメリットがあります。

骨の数を増やす

丈夫さを求めるなら骨の数を増やせばいい。これは凄く当たり前のことなのですが、骨を増やすとその分重量がかさむというデメリットが生じます。一般的な傘は8本骨で、軽量化を求める折りたたみ傘は6本が主流になっています。

しかし耐風性を求め、折りたたみ傘でも骨の数が10本以上あるものも登場してきました。折りたたみとはいえ、ある程度の強度が欲しいという人は、やや重くはなりますが、骨の本数が多いタイプをチョイスしましょう。

UVカットの晴雨兼用傘にも風に強いものがある

近年は温暖化やヒートアイランド現象といった言葉をよく聞くようになりました。2019年は男性も熱中症予防に日傘をさしましょうといった啓蒙活動が行われ、日傘のニーズは年々増してきています。

どうせ傘を持ち歩くのなら、風にも強くて日傘にもなるものが欲しいというニーズが登場するのも当然のことです。なかには紫外線を防ぐUVカットや遮光効果の高い、日傘としても十分な機能を兼ね備えた商品もあります。

▼▼次はおすすめの耐風折りたたみ傘！▼▼

特徴別・おすすめの耐風傘

ここからはおすすめの耐風傘をタフなタイプ、軽量タイプ、UVカットができる晴雨兼用タイプの3つのタイプに分けてご紹介していきましょう。

それぞれレディース、メンズ別の他に、デザイン性のあるものなど幅広くチョイスしました。

アルミやグラスファイバーを使った丈夫な傘

まずご紹介するのは丈夫さがウリの折りたたみ傘。とはいえ、重すぎても困りますから、素材はスチールよりも軽くて丈夫なアルミやグラスファイバーを使用した商品から選んでいます。

ちょっと珍しい丈夫な折りたたみビニール傘や、骨の本数が12本もあるしっかりしたタイプまで紹介しています。

折りたたみ傘 アメマチ AmeMachi

ビニール傘＝壊れやすいというイメージを覆す、風にも強いタフな折りたたみ傘です。

シャフトはアルミ、骨にグラスファイバーを使用した頑丈な造りに加え、独自技術「逆支弁」を採用し、傘の内側に入る風を外に逃がす構造によって、強風で裏返るのを防ぎます。

また、ビニール傘はくっついて開きにくいという問題がありますが、オレフィン系多層フィルムを使いこれを解消しました。さらに特許取得のエンボスラインにより、ビニール素材でもきれいにたたむことができます。

小宮商店 折りたたみ傘 おしゃれで安全なワンタッチ開閉傘

自動開閉で、軽いをコンセプトに開発された欲張りな折りたたみ傘がコチラ。たとえ強風でひっくり返っても傘を閉じれば元に戻る秘密は、しなやかさのあるグラスファイバー骨のおかげです。

丈夫さだけでなく、自動開閉式にもかかわらず260gという軽量化を実現しました。折りたたみ傘では標準的な55cmサイズ、シンプルなカラーリングで男女問わず、持つ人を選ばないおすすめの商品です。

mujina（ムジナ）ワンタッチ自動開閉折りたたみ傘

直径116cmの大き目サイズで耐久性もあるグラスファイバーの骨を12本使用した自動開閉式の折りたたみ傘。スチール製シャフト、裏返っても壊れにくい構造と閉じる時に少し固く感じるほどの頑丈さが最大の特徴です。

生地は世界的繊維メーカーデュポン社のテフロン加工を施し、強力な撥水性を発揮します。また、UPF40+で紫外線をカットする機能まで搭載した、これ1本で他はいらないという優れものです。

Windy Drop（ウィンディドロップ） 折りたたみ傘 耐風傘

骨にグラスファイバーを使用した傘の中でも、デザインとカラーバリエーションが豊富なのがこの商品です。200g強という軽さも、グラスファイバーの耐風仕様傘の中では魅力のひとつといえます。

シンプルなストライプをはじめ、華やかなフラワーデザイン、満天の星空を散りばめたスターサインや定番のドットなどあり、きっと好きなデザインが見つかるはず。さらにそれぞれ複数色があるため、選ぶのに迷うほどです。

折りたたみ傘 ワンタッチ自動開閉 12本骨

骨の本数をコンパクトタイプの平均6本から倍の12本に増やし、強度を確保した耐風折りたたみ傘。ワンタッチで自動開閉してくれるため、荷物を持っているなど両手が使えない時にとっても便利です。

広げた時の直径はおよそ108cm。女性だけでなく男性にもピッタリなやや大き目サイズになっています。
落ち着いたトーンのカラーバリエーション展開で、傘と同色の専用ポーチも付属。

AISITIN 折りたたみ傘 12本骨 ワンタッチ自動開閉

シャフトは頑丈なステンレス、骨はしなりがあり丈夫なグラスファイバーを12本、グリップ部分も強度の高いABS樹脂という、風に負けない自動開閉の折りたたみ傘を突き詰めたようなアイテムです。

テフロン加工の生地は強力な撥水効果を発揮し、軽く振るだけで雨水もサッと落とせます。ステンレスを使用したことで、濡れたまま放置してもさびにくく、長く使える傘です。

カーボン製でとにかく軽い！軽量傘

風にも負けない強さは欲しいものの、持ち歩くことを考えると少しでも軽い方がいい。そんなあなたにおすすめなのはカーボンファイバーを使用した傘です。

カーボンファイバーはグラスファイバーに比べ、しなやかさや丈夫さでは一歩譲るものの、軽さという面では圧倒的。テニスラケットやゴルフクラブ、釣り竿に自転車といった、軽さと丈夫さを求められるスポーツシーンでは定番の素材です。

Amane Air（アマネ エアー） 折りたたみ傘

この重さ約88gという圧倒的な軽さの折りたたみ傘は、軽量かつ丈夫なカーボンファイバーという素材の特徴をいかんなく発揮した商品といえるでしょう。収納時もわずか21cm程度とコンパクトなため、鞄に入れっぱなしでも気にならないほどです。

コンパクトながらも生地にはUV加工がされていて、紫外線遮蔽率は淡色で約75％、濃色は約90％と晴雨兼用で使用できます。

mabu（マブ） 軽くて大きな折りたたみ傘

カーボンファイバーとアルミという軽さを重視しつつも強度を保てる素材により、骨の数を5本にまで減らした傘。こちらは骨サイズ60cm、広げた直径は約97cmあり、男性でも利用できる折りたたみ傘です。

60cmという標準より大きな目なサイズにもかかわらず、99gという軽さを実現。さらにUVカット率85％以上で、日傘としても利用できます。

niftycolors（ニフティーカラーズ）スマートライトミニ 折りたたみ傘

軽いのはいいけれどある程度の丈夫さは欲しいというあなたにおすすめなのがコチラ。カーボンファイバーで軽量化していますが、骨の本数を標準的な6本にしているため、丈夫さもしっかり確保しました。

手動の傘は開閉時に指やつめを挟むことがありますが、その危険を防止してくれるカバーの付いた「安全ろくろ」を採用しているので、安心して使用できますよ。

小宮商店 超軽量で開くと大きい ラクラク開閉傘

この傘は直径110cmという男性でも十分な大きさにもかかわらず、175gという軽さを実現しています。また、カーボンファイバーを使用してサイズと軽さを両立するだけでなく、指やつめを挟まない開閉機構といった嬉しい配慮も。

他にも、通常よりも40％も細い糸で作られた超高密度記生地にテフロン加工をして抜群の撥水性を確保するなど、傘専門店ならではの心配りが随所に見られる逸品です。

KIZAWA 最軽量カーボン傘 69g

こちらは軽さをとことん追求した、世界最軽量クラスの折りたたみ傘。重さはなんと69g！骨の数を5本に減らしたものの、カーボンファイバーを使用することで風速15m/sに耐えられる設計になっています。

小型折りたたみ傘と同じ50cmタイプながら、折りたたんだ時はわずか20.5cmというのだから驚き。大きさ、重さともに持っていることを忘れてしまうほどの携帯性で、ミニマリストにもおすすめしたい商品です。

BE SUNNY （ビーサニー）スリム3段折りたたみ傘 インスター

シャフトはアルミ、骨はカーボンファイバーという折りたたみ傘が多いなか、この傘は骨を支える受骨までカーボンファイバーを使用して耐風性能をアップしました。またネイルガードにより、開閉時に指や爪を炒める心配も無用です。

内側に撥水素材を使用した専用ポーチが付属しているので、傘をたたんだらポーチにさっとしまうことも可能です。びしょびしょの傘を持ち歩いたり、鞄にしまう必要もありません。

UVカットや高い遮光率の晴雨兼用傘

暑さ対策に日傘は有効な反面、建物に入ると不要になるし、雨の心配をして雨傘と2本持つと荷物になって邪魔に。こんなニーズに応えるため登場してきたのが、晴雨兼用の傘。

雨の日も使える日傘が晴雨兼用、日傘にもなる雨傘を雨晴兼用と呼び分けるそうですが、その定義に関係なく晴雨兼用というのが一般的です。

ここでは、雨はもちろん強い風にも壊れにくい丈夫さがありながら日傘として使える、1本ですべてをまかなえる商品を選んでみました。

折りたたみ傘 晴雨兼用 自動開閉 マリン

まずご紹介するのは、遮光率100％、UVカット率90％、UPF50+という高機能な日傘でありながら、アルミ合金とグラスファイバーを使った耐風性も抜群の折りたたみ傘です。

日傘は小型のものが多いなか、広げた時の直径およそ97cmは、とっさの雨でも安心して使える大きさです。
便利な自動開閉、頑丈な8本骨で、どれにするか迷ったらチョイスしたい1本。

超軽量日傘

日傘の機能をさらに追及しつつ、コンパクトで持ち運びの良い晴雨兼用を探しているならこの商品がおすすめ。
遮光率100％、UVカット率99％、UPF50+という抜群の機能に加え、折りたたんだ状態では高さ18cm、幅6cm厚さ3cmというコンパクトなサイズになります。

高密度紡織超撥水加工、アルミシャフトと6本のグラスファイバー骨による丈夫さもあり、風の強い時でもしっかり雨を防いでくれます。

折りたたみ傘 自動開閉 頑丈な12本骨

男性が持っても十分な大きさの+日傘兼用雨傘。こちらはグラスファイバーの骨を使用して強度と軽さを実現していますが、骨の本数が12本と多く、よりタフな環境でも利用が可能です。

ワンタッチ開閉はもちろん、傘生地には雨粒をしっかり弾く高密度はっ水加工生地を採用し、ちょっとした雨傘よりも優れた撥水性を誇ります。

まとめ

傘の寿命は一般的に2～3年といわれていますが、ここで紹介した傘は壊れにくく、長く利用することができるものばかりです。

どんな風雨にも負けず、ずっと一緒にいられる相棒のような傘をぜひ見つけてくださいね。