一人暮らしでも飼えるおすすめペット|飼育が簡単で室内でも飼える人気のペットを紹介
2019年07月02日 12時17分
愛するペットとの暮らしは、癒やしや幸福感を得ることができるため、寂しさを感じやすい一人暮らしの方にもおすすめです。
ただ、一人暮らしにはさまざまな制約があり、飼えるペットが限られていますよね。
そこで、一人暮らしでも飼えるおすすめペットをご紹介していきます。
便利なペットグッズも併せて見ていきましょう。
一人暮らし(室内)でペットを飼う前に知っておくべき5か条
一人暮らしの方が「ペットを飼いたい」と思ったときに、まず知っておいてほしい5か条があります。
以下に1つずつ解説します。
1.ペットを飼育できる経済力があるか
1つ目は、ペットを飼育できる経済力の有無についてです。
ペットを飼い始めると、エサ代・病院代・トイレの砂やペットシート代など、毎月ある程度の費用が発生します。
ペットの飼育費用を生活費に含めて考えたとき、余裕がない状態であれば、残念ですが飼うのを諦めたほうがいいでしょう。
ペットが病気にかかったときや、年をとったときには、予想以上にお金がかかることもあります。
病気にかかった場合も想定し、治療代や入院費の支払いが発生しても対応できるかどうかをまず確認しておくことが大切です。
2.ペットを飼育できる住まいか
2つ目は、ペットを飼育できるアパートやマンションに住んでいるかどうかということです。
ペット不可となっている場合はもちろん飼うことができませんが、中には「住んでいる部屋でペットを飼えるかわからない」という人もいますよね。
「小動物だからきっと大丈夫」と自己判断をせずに、まずは不動産会社や大家さんに相談してみましょう。
また、ペット可となっている部屋でも、ペットの種類によって飼うことができない場合があるので注意が必要です。
3.ペットの預け先があるか
3つ目は、長期的に家を留守にする場合、ペットをどこかに預けられる環境であるかどうか、ということです。
たとえ旅行をする予定が一切ないという方でも、病気やケガによって長期入院する可能性がないとはいえません。
誰もいない部屋にペットを置いておくことはできないので、いざというときの預け先を決めておく必要があります。
家の近所にあるペットホテルの場所や、家族や友人に預かってもらうことができるのかを、事前に確認しておきましょう。
4.最後まで愛情と責任を持って飼えるか
4つ目は、最後までしっかり愛情を持って育てるということ。
これはペットを飼う上で、何よりも大切なことです。
ペットはただエサをあげていればいいわけではなく、人間と同じように愛情を持って育てなくてはなりません。
寂しさからストレスが募り、病気になってしまうペットもいるため、毎日遊んであげる時間を作ることも大切。
また、ペットの中には全くなつかない子や、部屋を荒らすなどの問題行動ばかりとる子もいます。
それでも愛情を持って最後まで育てていく覚悟が必要です。
5.周囲への配慮ができるか
5つ目は、ペットの臭いや鳴き声が近所迷惑にならないかを考えることです。
ペットによっては臭いが強かったり、鳴き声が大きかったりする場合があります。
鼻が敏感な人や、動物が苦手な人にとって、ペットの臭いはきつく感じるもの。
掃除や消臭に気を配り、散歩に行く際は適切な場所で排泄をさせるなどの注意が必要です。
そして、壁の薄いアパートやマンションに住んでいる方は、鳴き声の小さいペットを飼うか、引っ越しを検討したほうがいいでしょう。
ペットを飼うときは、周囲の人への配慮も必要になります。
以上が、ペットを飼う前に知っておくべき5か条です。
ペットを飼うときは、これらのこと全てに問題がないことをしっかり確認してから飼い始めましょう。
一人暮らしでも比較的飼いやすい!おすすめ人気ペット13選
ここからは、一人暮らしでも比較的飼いやすいペットを13種類ピックアップしてご紹介していきます。
ペットの種類ごとに、性格や特徴、価格相場、飼育費用などもご紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
うさぎ
まず初めにご紹介するのが、小動物の中でも人気の高いうさぎです。
クリクリの目がかわいらしく、見ているだけでも癒やされます。
うさぎの基本情報
うさぎの性格は種類によっても変わってきますが、基本的には好奇心旺盛で賢く、デリケートであるといわれています。
人慣れしないと思われがちですが、撫でられることが大好きで、名前を呼んだら来るようなとても賢いうさぎもいます。
草食動物であるうさぎは警戒心が強いため、慣れるまでには少し時間がかかるでしょう。
ただ、一度心を許したら甘えん坊になることもあります。
おすすめの理由
うさぎは寂しがり屋のイメージが強いですが、実際はひとりでの留守番も平気な動物です。
飼い主が仕事に出ている昼間はじっと眠っていることが多いですし、環境さえ整えてあげれば、1泊2日程度の留守番もできます。
また、うさぎは無臭で鳴き声が小さいので、近所迷惑になることもほとんどありません。
トイレも覚えてくれるので、掃除も比較的楽です。
うさぎの種類
ミニうさぎやネザーランドドワーフ、ホーランドロップなどがペットショップで見かけることの多い種類です。
種類によっても性格が変わってくるので、調べてから飼うことをおすすめします。
うさぎの平均寿命
ペットとして飼った場合のうさぎの平均寿命は、大体6~7年といわれています。
ただ、近年うさぎの寿命は延びる傾向にあり、10歳以上のうさぎも増えているようです。
うさぎの価格相場
ペットショップで売られているうさぎの価格は、数千円~5万円程度です。
種類や販売店、そして年齢によっても大きく差があります。
飼育費用
うさぎの飼育にかかる基本的な費用の目安は、以下の通りです。
- ケージ:1万円~2万円
- エサ代:月2,000円
- 初診料:1,000円~2,000円
- 去勢・避妊手術代:1万5,000円~5万円
飼育時の注意ポイント
うさぎはものをかじる習性があるので、電気コードやひも、口に入りそうな小物などを部屋に出しておくと危険です。
電気コードにはカバーをするなど、かじられないための対策をとりましょう。
また、換毛期は毛が大量に抜け落ちるため、こまめに抜け毛の掃除を行う必要があります。
おすすめグッズ
Leaf Corporation DLBR(S)7002M 脚付きうさぎケージL
ローラーの付いた脚付きのケージです。
繊細な性格のうさぎにとって、人間の足音や振動はストレスに感じます。
こちらのケージは高さがあるので振動が伝わりにくく、コード類や小物をかじってしまう心配もありません。
フンが下のトレーに落ちる仕組みになっているので掃除も楽々。
2階建ての広々としたケージなので、ペットのうさぎも快適に過ごせます。
ハムスター
飼いやすいペットの代表であるハムスター。
見た目や動きのかわいらしから、人気の高いペットでもあります。
ハムスターの基本情報
ハムスターは、キヌゲネズミ科キヌゲネズミ亜科に属しています。
種類にもよりますが、人になつくことは少ないです。
しかし、慣れると手乗りをしてくれることもあります。
基本的に警戒心が強く、臆病な子が多いです。
おすすめの理由
臭いや騒音がないため、一人暮らしでも手軽に飼いやすく、費用もあまりかかりません。
また、ハムスターは夜行性なので、日中ひとりにしても大丈夫。
トイレも覚えますし、綺麗好きなペットです。
ハムスターの種類
ハムスターは全24種類といわれています。
ペットショップでよく見かけるのは、ゴールデンハムスター・ジャンガリアンハムスター・ロボロフスキーハムスターなどでしょう。
ハムスターの平均寿命
ハムスターの平均寿命は、2~3年と短めです。
ハムスターの価格相場
ペットショップでは1,000円~3,000円で売られていることが多いようです。
種類や年齢によっても差が出ます。
飼育費用
ハムスターの飼育にかかる基本的な費用の目安は、以下の通りです。
- ケージ:2,000円~5,000円
- エサ代:月500円~1,000円
- 初診料:1,000円~5,000円
飼育時の注意ポイント
ハムスターは、気温が5度以下になると冬眠を始めます。
冬眠をすると体温が下がり、体に負担がかかるため、場合によっては死んでしまうこともあります。
そうならないためには、部屋を適温に保つことが大切です。
また、ケージを直射日光があたる場所に置いてしまうと、熱中症になる可能性があるので注意しましょう。
おすすめグッズ
三晃商会 涼感天然石S S508
こちらの商品は、ハムスターの暑さ対策用の涼感プレートです。
ハムスターは体温調節ができない動物なので、ペットとして飼う場合は暑さ対策が必須です。
天然石を使用しているため、心地良い冷たさを感じることができます。
ハムスターにぴったりのミニサイズで、値段もお手頃です。
モルモット
うさぎとハムスターの中間のような容姿をしているモルモット。
ペットとしてはそこまでメジャーではありませんが、実は一人暮らしでも飼いやすい動物なのです。
モルモットの基本情報
モルモットは、ネズミ目テンジクネズミ科に属している草食動物です。
個体差はありますが、基本的には温厚でおとなしい性格をしており、慣れると甘えてくることもあります。
臆病で怖がりなので、飼い主に慣れるまでには時間がかかるでしょう。
おすすめの理由
モルモットはおとなしい性格で、大暴れするようなことは滅多にありません。
そもそも四肢が短いので、高くジャンプをしたり走ったりすることができないのです。
鳴き声も小さく、飼育の手間もかからないため、一人暮らしで飼うペットに向いているといえるでしょう。
モルモットの種類
ペットショップで売られているモルモットには、イングリッシュ・アビシニアン・ベルビアン・シェルティ・テッセル・スキニーギニアピッグなどの種類があります。
モルモットの平均寿命
モルモットの平均寿命は、6~7年といわれています。
モルモットの価格相場
モルモットの種類によって価格に差がありますが、2,000円~3万円で販売されていることが多いでしょう。
飼育費用
モルモットの飼育にかかる基本的な費用の目安は、以下の通りです。
- ケージ:3,000円~1万5,000円
- エサ代:月1,500円~3,000円
- 初診料:1,000円~3,000円
飼育時の注意ポイント
モルモットには神経質な面があり、環境が変わるとエサを食べなくなることがあります。
そのため、適切な環境にケージを置き、様子を見ながら飼育することがポイントです。
また、モルモットは体内でビタミンCを作ることができないため、栄養を考えた食事を与える必要があります。
おすすめグッズ
イースター モルモットセレクション 750g
獣医指導のもと開発された、高品質総合栄養フード。
モルモットに必要なビタミンCを、効率よく摂取することが可能です。
原材料に含まれているおおばこ・たんぽぽ粉末は、無農薬で栽培されており、モルモットの体に優しいエサとなっています。
犬
ペットといえば、まず犬が思い浮かぶという人も多いでしょう。
犬は人間と歩んできた歴史も古く、いつの時代も不動の人気を誇る、王道のペットです。
犬の基本情報
犬は基本的に、飼い主に従順でなつきやすく、活発であることが特徴です。
また、物分かりがよく賢いため、しつけのしやすいペットといえます。
おすすめの理由
仕事から帰ってきたときに玄関まで迎えに来てくれたり、慣れれば一緒に寝てくれたりと、犬との生活は一人暮らしの寂しさを埋めてくれます。
自分の帰りを楽しみに待っていてくれる存在ができると、孤独感もなくなることでしょう。
また、犬を飼うと散歩に行く習慣ができるので、運動不足の解消にも繋がります。
犬の種類
小型犬から大型犬まで、数多くの種類が存在します。
一人暮らしで比較的飼いやすい小型犬では、チワワ・ミニチュアダックス・トイプードル・ポメラニアンなどの種類が人気です。
犬の平均寿命
犬の平均寿命は種類によっても変わりますが、大体14~16年です。
犬の価格相場
小型犬は8万円~30万円、大型犬は30万円前後が多いようです。
種類や年齢、血統によっても価格に大きく差があります。
飼育費用
犬の飼育にかかる基本的な費用の目安は、以下の通りです。
- ケージ:4,000円~2万円
- エサ代:月5,000円~1万円
- 初診料:1,000円~1,500円
- 去勢・避妊手術代:3万円~7万円
飼育時の注意ポイント
犬はきちんとしつけを行わないと、無駄吠えをすることがあります。
近隣住民に迷惑をかけないよう、小さなうちからしつける必要があります。
また、散歩に行く際は、他人の敷地内で排泄をさせないように注意しましょう。
体臭対策、そして健康のために、定期的にシャンプーをすることも大切です。
おすすめグッズ
株式会社たかくら新産業 A.P.D.C. ティーツリーシャンプー 500ml
消臭・消炎効果のある犬用シャンプー。
植物や海藻などの天然成分を配合しているため、犬の皮膚に優しいシャンプーになっています。
ノミやダニ、体臭対策として活躍してくれます。
猫
犬と並んで大人気のペットである猫。
ツンデレで自由気ままな姿は、見ているだけで癒やされるでしょう。
猫の基本情報
猫は基本的に気分屋で、マイペースに過ごす動物です。
犬のように従順ではありませんが、飼い主に慣れると甘えん坊になることもあります。
縄張り意識が強く、神経質な一面も持っています。
おすすめの理由
猫の睡眠時間は1日14~20時間といわれており、飼い主が出かけている間はじっと寝ていることが多いです。
日中ひとりで留守番ができるため、一人暮らしでも飼いやすいペットといえるでしょう。
遊び道具を用意しておくと、猫も留守中に退屈しないのでおすすめです。
また、猫によっては玄関までお出迎えしてくれる子もいるので、癒やし効果も高いです。
猫の種類
ペットショップで売られている猫は、アメリカンショートヘア・スコティッシュフォールド・マンチカン・ノルウェージャンフォレストキャット・ベンガルなどさまざまな種類があります。
三毛猫やキジトラ、黒猫などのいわゆる雑種は、ペットショップではほとんど販売されていません。
猫の平均寿命
猫の平均寿命は15年前後です。
近年では寿命が延び、20歳以上の猫も多くなっています。
猫の価格相場
種類や血統、年齢などによって差が大きくありますが、大体20万円前後で販売されています。
飼育費用
猫の飼育にかかる基本的な費用の目安は、以下の通りです。
- ケージ:8,000円~3万円
- エサ代:月2,500円~4,000円
- 初診料:1,000円~1,500円
- 去勢・避妊手術代:1万5,000円~3万5,000円
飼育時の注意ポイント
猫は爪をとぐ習性があるので、壁やソファーなどが傷つかないように対策をとる必要があります。
また、飼い主の食べ残しやゴミを漁ることもあるので、蓋付きのゴミ箱を置くなどの工夫が大切です。
おすすめグッズ
weimall タワー型爪とぎ Cat nail Sharpenerタワー型
据え置きタイプの猫用爪とぎです。
インテリアに馴染みやすい落ち着いた色合いで、部屋のスペースをとらないことが特長です。
こうした爪とぎを用意してあげることにより、壁や家具をひっかき傷から守ることができます。
フェレット
つぶらな瞳と手足の短さがとてもかわいらしいフェレット。
大昔から人と一緒に暮らしており、飼い主に慣れやすい性質を持っています。
フェレットの基本情報
フェレットは肉食動物ですが、人に対しての攻撃性がなく、人懐っこいことが特徴です。
遊び好きで活発な性格のため、コミュニケーションをとりやすいペットといえるでしょう。
おすすめの理由
フェレットは、生活リズムを飼い主に合わせてくれることが多いので、一緒に生活がしやすいペットです。
飼い主がかまえない時間も、おもちゃを与えればひとり遊びをしてくれるため、一人暮らしでも飼いやすいといえます。
鳴き声も小さく、近所迷惑の心配がありません。
フェレットの種類
フェレットは繁殖所ごとに改良方法が変わるため、同じような種類でもそれぞれ個性が違ってきます。
人気があるのは、マーシャルフェレット・マウンテンビューフェレット・ルビーフェレットなどです。
フェレットの平均寿命
フェレットの平均寿命は5~8年くらいです。
フェレットの価格相場
ペットショップで販売されているフェレットは、2万円~8万円くらいであることが多いです。
飼育費用
フェレットの飼育にかかる基本的な費用の目安は、以下の通りです。
- ケージ:4,000円~3万円
- エサ代:月1,500円~2,000円
- 初診料:1,000円~1,500円
飼育時の注意ポイント
フェレットは好奇心旺盛なため、隙間に潜り込んだり、高い所へ登って降りられなくなったりすることがあります。
目を離すとケガをしてしまう恐れがあるので、注意が必要です。
また、フェレットは暑さに弱い動物なので、室温の管理も大切です。
爪切りや耳掃除などのお手入れも定期的に行いましょう。
おすすめグッズ
プチ・ネイルファイル
爪切り後に使用する、フェレットなど小動物用の爪やすりです。
切りっぱなしの爪で皮膚を掻くと、体に傷が付いてしまうことがあります。
ケガ予防のためにも、爪やすりで表面を滑らかにしてあげましょう。
トカゲ
爬虫類でありながら、ペットとしての人気も高いトカゲ。
手のひらサイズの小さい体と、愛くるしい顔が魅力です。
トカゲの基本情報
トカゲは、有鱗目トカゲ亜目に属している爬虫類です。
人にはなつきませんがおとなしく、慣れてくると手に乗せることもできます。
おすすめの理由
トカゲは他のペットに比べて食事の回数が少ないため、こまめにエサの準備をする必要がありません。
体臭もなく、また鳴かないので、臭いや騒音の心配もないでしょう。
トカゲの種類
ヒョウモントカゲモドキ・ニホンカナヘビ・フトアゴヒゲトカゲなどがペットとして人気の種類です。
トカゲの平均寿命
トカゲは種類によってかなり長生きする子もいますが、平均すると10年くらいの寿命です。
トカゲの価格相場
トカゲは1,000円~3万円くらいで販売されていますが、種類によって差が大きくあります。
飼育費用
トカゲの飼育にかかる基本的な費用の目安は、以下の通りです。
- ケージ:1万円~4万円
- エサ代:月3,000円~4,000円(幼少期)
- 初診料: 1,000円~1,500円
飼育時の注意ポイント
トカゲを飼うときは、部屋の温度や湿度に気を使う必要があります。
室温が高くなりすぎないように管理をしっかり行いましょう。
また、トカゲは紫外線(UVB)を浴びることで体内にビタミンD3を合成する種類も多いため、必要に応じて十分な紫外線が照射される環境を作ることが大切です。
最近では食いつきのよい人口餌も出てきていますが、個体によってはコオロギなど生きた虫しか食べない子もいます。
虫が苦手な方は、飼う前にその可能性を考慮しておく必要があるでしょう。
おすすめグッズ
ジェックス 交換球 GEX エキゾテラ レプタイルUVB 100 13W 4154
爬虫類専用の紫外線(UVB)を照射するライト。
トカゲの健康を保つために必要な、室内照明だけでは足りない紫外線(UVB)を補ってくれます。
ハリネズミ
手にひらにすっぽりと収まるサイズ感と、かわいらしい表情が魅力のハリネズミ。
こんなに愛らしいペットが家で待っていれば、毎日がきっと楽しくなるはずです。
ハリネズミの基本情報
ハリネズミ科ハリネズミ亜科に属しているハリネズミは、名前こそネズミと付いていますが、実はモグラに近い動物です。
外敵から身を守るため、背中に5000本以上の針が付いていることが特徴です。
おすすめの理由
ハリネズミは基本的にはなつくことはありませんが、慣れてきたら抱っこも可能です。
適度な距離感で共に暮らせるので「ひとりにさせたら可哀想」といった心配はありません。
昼間は寝ているので、一人暮らしの方でも飼いやすいペットといえます。
ハリネズミの種類
日本で飼育されているのは、ヨツユビハリネズミという種類がほとんどです。
ハリネズミの平均寿命
ペットとして飼われているハリネズミの寿命は、6~10年くらいといわれています。
ハリネズミの価格相場
販売されているハリネズミの価格は、5,000円~3万円くらいです。
飼育費用
ハリネズミの飼育にかかる基本的な費用の目安は、以下の通りです。
- ケージ:7,000円~7万円
- エサ代:月1,500円~2,000円
- 初診料:1,000円~2,000円
飼育時の注意ポイント
ハリネズミは暑さにも寒さにも弱い動物です。
特に冬場は冬眠してしまう危険性もあるので、室温には十分注意しましょう。
また、ハリネズミの主食にはコオロギなどの昆虫も含まれます。
専用のハリネズミフードも販売されているため代用は可能だと考えられますが、虫嫌いの方は注意しましょう。
おすすめグッズ
三晃商会 ハリネズミフード 1kg F28
栄養バランスの考えられたハリネズミ専用フードです。
国産の鶏肉を使用し良質なたんぱく質をとることができます。
また食性に配慮し昆虫成分が配合されているため、ハリネズミの健康を保つことができます。
デグー
キョトンとした表情がかわいらしい、癒やし系のデグー。
ペットとしてはまだまだマイナーな部類ではありますが、徐々に人気が出てきています。
デグーの基本情報
デグーは、デグー科デグー属に属している草食動物です。
デグーには学習能力があり、賢い動物としても知られています。
訓練することで芸ができるようになるデグーもいるようです。
おすすめの理由
ハムスターやうさぎなどの小動物に比べてなつきやすいため「コミュニケーションがとれる小動物を飼いたい」という方にぴったりです。
自分にすり寄ってきてくれるペットを飼うことで、一人暮らしの寂しさも和らぐことでしょう。
デグーの種類
デグーは、主にチリデグー・ペルーデグー・フサオデグーの3種類がペットとして飼育されています。
デグーの平均寿命
デグーの平均寿命は、5~8年くらいです。
デグーの価格相場
ペットショップでは、5,000円~6万円くらいで販売されています。
飼育費用
デグーの飼育にかかる基本的な費用の目安は、以下の通りです。
- ケージ:7,000円~2万円
- エサ代:月1,500円~2,000円
- 初診料:1,000円~2,000円
飼育時の注意ポイント
デグーは暑さに弱いので、留守中の室温管理に注意する必要があります。
また、デグーの歯は成長と共に伸び続けるので、伸びすぎるとケガをしたり食事がしにくくなったりします。
かじり木を用意することで、歯の長さを一定に保つことができます。
おすすめグッズ
三晃商会 はじめてのデグー飼育セット
はじめてデグーを飼う方におすすめのデグー飼育セット。
ケージだけではなく、給水ボトルや砂浴びボトル、かじり木、食器、ハウスなど、豊富なグッズがついてきます。
「何を揃えたらいいのかわからない」という心配がある方でも、飼育セットがあれば安心してデグーを迎えられますよ。
チンチラ
デグーよりも少し大きいサイズでずんぐりした体つきのチンチラ。
まん丸の瞳に、もふもふの毛皮に包まれた体がかわいらしい動物です。
チンチラの基本情報
チンチラは、げっ歯目チンチラ科に属している草食動物です。
南米のアンデス山脈の高地原産で、寒さに強い体を持っています。
好奇心旺盛で賢く、人にも慣れやすいことが特徴です。
その反面、臆病でデリケートな一面も持っています。
おすすめの理由
チンチラは夜行性で、飼い主がいない昼間は眠っています。
留守中もひとりで平気なので、一人暮らしの方でも飼いやすいペットです。
また、チンチラは体臭が少ないため、臭いの心配もありません。
チンチラの種類
ペットショップでは、スタンダードグレー・シルバーパイドシナモン・ブラックベルベットなどの種類が販売されています。
ペット用のチンチラは、ブリーダーによって種類の分け方が異なる場合があります。
チンチラの平均寿命
チンチラの寿命は10~20年くらいです。
チンチラの価格相場
ペットショップで販売されているチンチラは、2万5,000円~10万円くらいの個体が多いでしょう。
中には40万円以上する高価な種類もあります。
飼育費用
チンチラの飼育にかかる基本的な費用の目安は、以下の通りです。
- ケージ:8,000円~3万円
- エサ代:月2,000円~3,000円
- 初診料:1,000円~2,000円
飼育時の注意ポイント
チンチラはストレスに弱く、神経性ショックによって死んでしまう場合もあります。
大きな音を出したり、環境を急に変えたりするのはやめましょう。
また、暑さに弱いので十分な温度管理が必要です。
おすすめグッズ
チンチラ用砂浴び エステドラム
チンチラ用の砂浴びグッズ。
チンチラは砂浴びをすることによって体を清潔に保つ習性があります。
こちらの容器は底が丸いため、浴びた砂が集まりやすいことが特長です。
シンプルでころんとしたフォルムなので、インテリアにも馴染みます。
シマリス
シマリスは、食べ物を頬袋いっぱいに詰め込む姿や、愛嬌のある仕草、かわいらしいふさふさのしっぽが魅力です。
シマリスの基本情報
シマリスは活動的で、運動量の多いことが特徴。
野生のシマリスは木登りや穴掘り、地上を歩き回るなど、活発で元気な動物です。
昼行性なので、昼に活動し、夜は眠っています。
野菜や植物の種、果物なども食べる雑食性です。
おすすめの理由
シマリスは人に慣れやすく、小さな頃から飼い始めれば、手乗りになることもあります。
また、シマリスは体臭がほぼないので、周囲の迷惑になることはないでしょう。
シマリスの種類
日本のペットショップで販売されているシマリスは、主に中国から輸入したチュウゴクシマリスです。
シマリスの平均寿命
シマリスの平均寿命は6~10年くらいです。
シマリスの価格相場
ペットショップで販売されているシマリスの価格は、5,000円~2万円くらいです。
飼育費用
シマリスの飼育にかかる基本的な費用の目安は、以下の通りです。
- ケージ:1万円~2万円
- エサ代:月1,000円~2,000円
- 初診料:1,000円~2,000円
飼育時の注意ポイント
シマリスは、室内の気温が低いと冬眠することがあります。
冬眠は体に大きな負担がかかってしまうため、部屋の温度・湿度管理に注意が必要です。
おすすめグッズ
レインボー ミニアニマル フルーツポーチ
かわいいフルーツモチーフの、お出かけ時に便利なポーチです。
ショルダーストラップをはずすとケージに吊り下げることができるため、事前に慣らしておくことが可能です。
フリース製のあたたかい仕様になっています。
セキセイインコ
かわいらしい容姿と、人懐っこさが人気のセキセイインコ。
鮮やかな色合いで、見ているだけでも楽しめます。
セキセイインコの基本情報
セキセイインコは飼い主になつきやすく、知能が高いことが特徴。
飼い主の手や肩に乗って甘えたり、他のインコをかわいがると嫉妬をしたりなど、感情表現がとても豊かです。
おすすめの理由
セキセイインコは、人間の声や電話の音などを真似することができ、ひとり遊びも得意。
おもちゃを与えれば、飼い主の留守中も退屈しません。
また、コミュニケーションをとることが好きな動物なので、一人暮らしでも賑やかに楽しく暮らせるでしょう。
セキセイインコの種類
ペットショップで販売されている種類には、並セキセイインコ・オパーリン・ルチノー・ハルクイン・レインボーなどがあります。
セキセイインコの平均寿命
セキセイインコの平均寿命は7~8年ですが、近年では10歳以上の子も増えているようです。
セキセイインコの価格相場
ペットショップで販売されているセキセイインコの価格は、3,000円~3万円くらいです。
飼育費用
セキセイインコの飼育にかかる基本的な費用の目安は、以下の通りです。
- ケージ:3,000円~2万円
- エサ代:月1,000円~2,000円
- 初診料:1,000円~2,000円
飼育時の注意ポイント
セキセイインコを雛から飼う場合、一日に何度も差し餌をしなければなりません。
目を離すことができないため、仕事で家を空ける方は成鳥を飼いましょう。
また、2羽以上飼う場合は、広めのケージを用意する必要があります。
おすすめグッズ
大型バードゲージ
広々とした大きなバードゲージ。
複数飼いをする場合に最適なサイズです。
一羽で飼う場合でも、これだけ広ければ留守番のストレスを感じにくいですし、おもちゃをいろいろと付けてあげることもできます。
魚(金魚・熱帯魚など)
魚は、私たちに身近でなじみ深いペットです。
その優雅に泳ぐ姿や美しい色どりに癒やされる方も多いでしょう。
魚(金魚・熱帯魚など)の基本情報
魚といっても種類はさまざまですが、特に淡水魚はお世話が簡単なので、ペットとして飼いやすいという特長があります。
おすすめの理由
種類にもよりますが、ペットの中では低価格なので初心者でも飼いやすいです。
また、水槽の中を飾ればアクアリウムとして楽しむことができます。
魚(金魚・熱帯魚など)の種類
人気のある魚として、メダカ・金魚・カラシン・ディスカスなどが挙げられます。
魚(金魚・熱帯魚など)の平均寿命
金魚の平均寿命は10〜15年、熱帯魚は種類によって差がありますが、2~7年くらいです。
魚(金魚・熱帯魚など)の価格相場
熱帯魚の場合、1匹数十円~10万円くらいまで。
種類によって価格は全く異なります。
飼育費用
魚の飼育にかかる基本的な費用の目安は、以下の通りです。
- 水槽:5,000円~2万円
- エサ代:月500円~1,000円
- 初診料:およそ2,500円(魚を診てくれる病院は少ないため、費用の一例です)
飼育時の注意ポイント
手軽に飼えるペットではありますが、水替えや汚れの除去はきちんと行い、魚の種類ごとに適切な環境を与えましょう。
水温の管理も大切です。
おすすめグッズ
テトラ ホワイトアクアリウム スリム&ロー 420
部屋のインテリアにも馴染みやすいシンプルでスタイリッシュな水槽です。
フィルターやエサなどが付属しているので、すぐに飼育することができます。
まとめ
ペットの飼育は大変なこともありますが、それを上回るほどの幸せを感じられるもの。
ぜひこの記事を参考に運命の子を見つけて、楽しい毎日を送ってくださいね。
2019年07月02日 12時17分