おせち料理の《品目の意味》を知って良いことを引き寄せよう！
2017年12月07日 09時00分
一年もあっという間に終わりますね。もうおせちの準備はできていますか？
さて、いきなりですがみなさん、おせちの本来の由来や品目の意味はご存知でしょうか。
今回はおせち料理を食べるまでに知っておきたい、品目の意味をご紹介します♪
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まず『おせち料理』の歴史についてみなさんどのくらい知っていますか？
おせちとは人日・上巳・端午・七夕・重陽に食べられる五節句の料理の一つで、『御節供（おせちく）』の略とされています。
節供とは奈良時代に宮廷で開かれる宴行事のことを示し、神に供えられる料理を『御節句』と言われていました。
最も大切な一年の節目のお正月に食べることでその年の豊作を祈った、とも言われています。
おせち料理に使われている品目の意味
《邪気払い・真面目に生きる》黒豆
本来のまめの美味しさとほのかに感じる甘さはお箸が進みますよね。
黒豆の由来は『黒く日焼けするくらいまめに働き、元気に過ごせますように。』という意味があります。
長寿を願い真面目に生きていけということですね。邪気払いという意味もあるので正月には食べたい料理です。
《栗きんとん》金運・商売繁盛
栗の甘露煮と甘い蜜が絡まってできた艶のある栗きんとんはその黄金色から『金運・商売繁盛』の意味をもちます。
お店によって様々な栗きんとんがありますよね。あなたはどのタイプの栗きんとんがお好きですか？
《五穀豊穣》田作り
豊年豊作を意味する田作りは五穀豊穣を願う品目です。
五穀は米、麦、栗、黍、豆のことをさしそれらが豊かになるようにと言われています。
農家をされている方は新年に食べて一年の活力を付けたいですね。
《家内安全》たたきごぼう
家内安全を願うごぼうは根を深く張って細く長く幸せが続きますように、という意味があります。
さらに根が深いということから家庭基盤の安泰などの意味も含まれています。
また開運としても縁起が良い品目です。
《魔除け・清浄》紅白かまぼこ
紅白といえば縁起の良いというのはイメージにありますよね。
日の出を象徴する紅白は、紅は魔除け、白は清浄という意味も持ちます。
一年難なくそして清らかに過ごせるように年始めに食べたいものですね。
《子孫繁栄》
子どもをたくさん望む方には『子孫繁栄』を意味するものは食べるべき品目ですね。
数の子
数の子はニシンの魚卵で、卵の数がとても多いことから子孫繁栄を意味する縁起の良い食材としてされています。
またおせち料理の中でもメイン食材として長く親しまれていますね。
しかしおいしい魚卵でも食べ過ぎには注意です。
伊達巻
子孫繁栄の意味の他にも知的/華やかさという３つの意味を持つ伊達巻。
甘めの味付けで好き嫌いの好みは分かれそうですがこれらの意味を知ったら食べたい一品です。
昆布巻き
昆布巻きにも子孫繁栄の意味と同時に語呂合わせで『喜ぶ』という意味合いも持っています。
里芋
どうして里芋に子孫繁栄の意味があるのか不思議に思う方もいるのでないでしょうか。
実は里芋の成長過程に由来しているのです。里芋は親芋にたくさんの小芋がつくことから子孫繁栄を意味しています。
《長寿》車海老
おせちを彩る朱色が特徴的な車海老。ファッションに例えると差し色ともとれるこの鮮やかさはただ、豪華に彩るだけではありません。家族の健康・幸せ、そして長寿を意味しています。
《平安・平和》紅白なます
大根と人参を混ぜて作られた紅白なます。
紅白かまぼこでも伝えたように紅白はおめでたい意味を持ちます。
地方によっては調理方法が様々あるみたいですが、そんななますは平和や安全の意味を持ちます。
《出世》筍
たけのこは天に向かってまっすぐに伸びることから、子どもの成長・将来の出世を願った意味があります。
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いかがでしたか？
毎年何気なく食べているおせちですが、今回は意味を知った上で頂くと一味違って感じられるのではないでしょうか。
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2017年12月07日 09時00分
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