高すぎる自己評価が原因? 「仕事をしない人」の心理とは

「仕事をしない女」のあるある言動

「大丈夫です」「やってます」「もうすぐ終わります」(仕事が終わってない)「あーそれやったんですけど、なんかまちがってたみたいで」(仕事が終わってない)「お客さんに伝えたんですけどねー提出してなかったらしくて」(仕事が終わってない)「言われたとおりにしたんですけど」(仕事が終わってない)「あれ? ファイル置いておきましたけど?」(仕事が終わってない)

「仕事をしない女」とは、「仕事をしたと主張するものの、実際には仕事が終わっていない女」です。

彼女たちに頼んだ仕事は、締切をすぎてもだいたい終わっていません。

まず、全体的に仕事が遅いです。同じだけの経歴を積んだ人なら1時間で終わる仕事に4~5時間かけるのは当たり前。「なにをそんなに時間がかかっているのだろうか?」と思って「進捗どうですか?」「いつまでに終わりますか?」「手伝いますか?」と声をかけても、「大丈夫です」「やってます」「もうすぐ終わります」という言葉が返ってくるばかり。

しかし、実際には締切をすぎてもだいたい仕事は終わっていません。にもかかわらず、彼女たちは「すみません、まだ終わっていません」と報告するでもなく、「いつまでに終わらせます」と予定を伝えるでもなく、「手伝ってもらえますか」と助力を頼むでもなく、「ここがわからないんですけど」と質問するでもなく、黙って締切をスルーします。

締切がくるまで「ゼロ・オブ・ホウレンソウ~ない情報について人類は知ることができない~」状態なので、彼女たちの言葉を信じて任せていると、締切をすぎてから「え、この仕事は今日中までじゃなかったっけ!?」「やばい全部やり直しだけど!?」と周囲が大炎上するはめに。

仕事が終わっていないことを周囲が指摘すると、彼女たちは「やったんですけどエラーがすごくて」「お客さんからすぐやってほしいという仕事がきて」「以前の職場とやり方がちがって」「マニュアルが古くて記載されていた項目が見つからなくて」といった、「私が仕事を完了できなかった正当な理由」を言い出すため、「なら途中で質問するなり応援を頼むなりすればいいのでは????? 大丈夫です問題ないですって言ってたのはなに?????」と周囲は大混乱に陥ります。

ひどい場合だと「やってます」と言っていた仕事になにも手をつけておらず進捗ゼロ、報告全部が虚偽、といったことすらあります。チーム作業の場合は彼女たちのせいでプロジェクトや進捗が大幅に遅れます。

顧客対応や依頼など、人を巻き込んで仕事を進めるケースでは、「お客さんに送ってほしいと伝えたんですけど、まだ送ってきてないですね」「お客さんに伝えたけど、なんかわかってなかったみたいです」と「私は仕事をしたけどお客さんがやってないからしょうがない」と丸投げ。「いや、進捗管理も仕事のうちだよ???」「お客さんがわかっていないなら、わかるように説明するのが仕事では???」と首をかしげすぎてバッキリ折れそうになります。

このように、そもそも彼女たちが「完成した仕事を納品」すること自体が少ないですが、たまに「終わりました」と納品された仕事についても、終わっていないことが多いです。ここでも「こうするものだと思ってました」「前職ではこうしていました」「こう指示を受けました」=「だから私は仕事を終わらせたとみなしました」といった事後報告がきます。もはや「わからなかったり迷ったりしたら聞いて……指示があいまいだったら質問して……というか終わってから言わないで……全部やり直しだよ……」とうなだれるしかありません。

これだけでも十分に大惨事ではあるものの、はじめのうちなら「最初だから失敗するよね」とも思えます。しかし、彼女たちは何度仕事のやり方を教えても変わらず、同じことを繰り返します。教えた当初は「やってみます」「今度からそうします」「すみませんでした」とは言うものの、なにも変わらず、上記の炎上地獄を繰り返すことに。

仕事をしない女に任せた仕事は誰かがもう一度やらなければならないうえに、定期的に確認するコスト、どこまでできていてどこまでができていないかを切り分ける(当然、仕事をしない女に聞いてもわかりません)コストが爆上がりします。仕事量を減らすために仕事を頼んだはずなのに、かえって仕事が増えるため、当然のことながら周囲はだんだん彼女たちに仕事を振らなくなっていきます。

仕事をしない女は、なぜこんな言動をする?

なぜ仕事をしない女は、やるべき仕事を終わらせず、できなくても周囲を頼らず、失敗を繰り返すのでしょうか?

それは、彼女たちがそもそも「仕事とは作業を完遂させて結果を出すもの」だと認識していないから。かつ、質問したり進捗報告したりといった「情報共有」を拒むから。かつ、自分が悪いと思っておらず、反省しないから。

彼女たちのキテレツな行動を理解するためには、「自分が考える仕事とはなにか」「彼女たちにとっての仕事とはなにか」という哲学的命題に立ち返る必要があります。

仕事の定義はいろいろありますが、基本は「作業や手続きによって生まれる結果と価値」に対価がつくものです。「結果」「価値」という言葉を言い換えると、「ミスがなく正しい手続きが踏まれている」「その確認作業が済んでいる」「依頼した内容がクリアされている」「自分が余計な手間やコストを払う必要がない状態になっている」ことです。ミスがあったり、ミスを確認するコストが発生したり、望んだ成果物ができていなかったり、正しく動いていないなら、その仕事は「完了」したことにはなりません。

しかし、彼女たちはこうした「結果」「価値」には無関心です。彼女たちの言い分を収集して分類してみると「最後まで一応やった」「顧客には伝えた」など、「全工程をいちおうは試してみた」ことを強調していることがわかります。つまり、彼女たちにとっては「言われたことをとりあえずやってみる=仕事」です。ミスだらけでも期日に間に合わなくても結果がゼロでも「仕事はした」とみなします。

この歪んだ認知が、彼女たちの特徴である「とにかく質問せず、進捗報告をせず、自分ひとりのブラックボックス状態にする」「反省せず同じことを繰り返す」につながります。

彼女たちは、自分が「仕事ができない」とは思っておらず、それどころか「仕事をしているのに周囲は評価してくれない」「いつもうるさくて邪魔」と不満さえ抱いています。「仕事ができないと思われたくない」「干渉されたくない」「またうるさく言われたくない」という思いから、彼女たちは「やってます」「大丈夫です」とコミュニケーションを拒否します。

しかし実際はぜんぜんできておらず、怒られることになるわけですが、彼女たちは「仕事をした=全工程をとりあえずやってみた」と自己評価しているため、周囲からの指摘は不当だと感じています。そのため「マニュアルが変」「お客さんがやってない」「エラーが起きた」など「自分はやったから悪くない、ほかのことが悪い」と他責にしますし、自分を悪く見せないために、虚偽の進捗報告すらためらいません。当然、「こうしたらいい」と改善案やアドバイスを言われても実行しません。

「高い自己評価に対して実力が見合っていない」ギャップを、彼女たちは「自分は悪くない」「自分はできる」と現実から目をそらすことで解消しようとします。他者との関わりやアドバイスをはねつけるのは、「他者=見たくない現実を突きつけてくる敵」だからです。

仕事をしない女にとっては「自分はできるという自己評価を死守する」ことが第一命題なので、仕事の質や完成度、周囲への影響などは無視します。この閉鎖空間マインドは「謝らない女」と同じですが、謝らない女は一応仕事をするのに対して「仕事をしない女」はそもそも仕事をしないので、後者のほうが厄介です。

こんな調子なので、新卒時代は当然のこと、アラサーアラフォーになっても「驚くほど仕事が遅く、仕事の質が悪い人」のまま成長しません。

仕事をしない女=仕事ができない現実を見たくなくて全力拒否する女

「仕事をしない女」は、「自分は仕事ができる」という実力に見合わない自己評価を持っているものの実際は仕事ができず、低評価な自分と向き合いたくなくて他者を全力で拒否する女です。

「仕事をしない女」は、「会社は仕事をする人たちが集まるところ」「チームとはメンバーが作業を分担するもの」といった基本前提を揺るがす存在で、頼んだ仕事は終わらない、言い訳ばかり、注意しても改善しない、作業コストとコミュニケーションコストが膨大すぎる、「仕事とはなにか」「人はなぜ働くのか」といった哲学命題に時間を割きたくなる、などの圧倒的負荷を周囲にもたらします。

仕事をしない女が社内や部署内にいたら、どうすればいいのでしょうか?

すぐにできることは、重要な仕事、締切がタイトな仕事、ミスが許されない仕事、インパクトが大きい仕事を割り振らないことです。彼女たちは「結果」「質」を一切考慮しないため、ほぼ毎回「確認コスト」「やりなおしコスト」がかかります。したがって、人手が足りていないチームほどすぐに対応する必要があります。締切がない仕事、マニュアルが確立されていて悩む必要がない仕事などをとりあえずアサインするとよいでしょう。

また、彼女たちはひとつぐらい「そこそこのクオリティでできる仕事」があるので(皆無の場合もありますが)、「そこそこできる仕事」を早急に見つけることも大事です。そうすれば「あの人なにも仕事してないのになんで給料をもらってるの」「うちら、損してない?」と周囲がイライラしたり部署の空気が悪化したりする要素が減り、世界平和が保たれます。

とはいえ、上記はあくまで対症療法にすぎません。根本解決のためには、彼女たちと対話をして、「こちらが求めている仕事」「彼女たちが考えている仕事」のギャップを埋めることが必要ですが、これにはかなりの時間がかかるうえ、無駄に終わることも多々あります。というのも、彼女たちは「人の話を聞いているふりをしてまったく聞かない」がゆえにここまできてしまっているので、焼け石ウォーターになる可能性が高いからです。年齢が高くなっていると「自分より年下に教えを乞うなんてありえない」「自分より社歴が短い人にアドバイスされたくない」などのブロッカーが追加されますので、あきらめたほうが得策です。

彼女たちは、部署にいるだけで仕事と職場の空気すべてを超悪化させるハイリスクノーリターンな存在です。彼女たちに時間を割くよりも、部署内メンバーの仕事やイライラをいかに軽減するかを考えたほうが現実的です。

(文:ぱぷりこ、イラスト:黒猫まな子)

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