「写真と実物では顔が違うね...」17キロ減量で別人に生まれ変わった会社員「丸みのあるお尻が自慢」
先ごろ、全身の適度な筋肉と美しさを競うボディコンテスト『サマー・スタイル・アワード(SSA)』の埼玉大会が開催された。17キロの減量に成功してコンテストに初出場した会社員の入月あかりさん(27)は、「自分の限界を超えていくことができた」と笑顔を見せた。
【写真】ハイレグビキニで丸みのある美尻があらわに…17キロ減量スレンダーボディの入月あかりさん
◆痩せた自分を知らないから、スレンダー体型になってみたかった
――ボディメイクはいつからはじめましたか?
【入月あかりさん】 昨年6月からダイエット目的で宅トレからスタートしました。それまでずっと太っていて…一番太っていたのは2〜3年前なんですが、今より17キロも体重がありました(笑)。今年の2月からスポーツジムに通い始めて、4月からパーソナルトレーニングも始めたのですが、それからは一気に身体が変わりました。トレーニングを始めて1年半で、約10キロ減量しました。
――パーソナルトレーニングでどう変わりました?
【入月あかりさん】 トレーニングのメニューも負荷も違いますし、自分だと“追い込み”ができなかったのですが、トレーナーさんのマンツーマンの指導で、自分の限界を超えていくことができました。それが宅トレとの大きな違いですね。
――かなりハードですが、頑張れた理由は?
【入月あかりさん】 痩せた自分を知らなかったので、スレンダーなスタイルになってみたかったのと、自分自身を試してみたかった。頑張れば、いままで知らなかった自分になれるんじゃないのかなと思って。
――人前で身体を審査されるコンテスト出場に、ためらいはありませんでした?
【入月あかりさん】 コンテストに出場している選手の写真を見て、そのカッコいい姿に憧れていました。恥ずかしさやプレッシャーはなく、本格的にボディメイクを始めてからは、がんばって鍛えた身体をステージで見せるのが楽しみになっています。
――それだけ体重を減らすと周囲の反応はどうでしたか?
【入月あかりさん】 「どうしたらそんなに減量できるの?」「なんでそんなにがんばっているの?」とよく聞かれました(笑)。でも、「ひたすら筋トレしているよ」と答えると、「そんなのできない」って引かれることもあります。でも、男性から声をかけられることが増えたかもしれないです。
◆サイドポーズが私の強み、丸みのある形に整えたお尻が自慢
――今はもうコンプレックスはありませんか?
【入月あかりさん】 ないです(笑)。自信があるのはお尻。筋肉をつけて丸みがでるように形を整えています。それとサイドポーズが私の強みで、ステージで見てもらいたいです。
――ボディメイクが仕事に役立っていることはありますか?
【入月あかりさん】 営業職なので、お客さまとの会話が弾み、世間話をするきっかけになり、そういう面では役立っているかもしれないです。トレーニングのおかげでメンタルが、常に安定するようになりました。あと、名刺に顔写真が印刷されていて、痩せる前の写真なので、「実物と顔が違うね」とよく言われます(笑)。
――ボディメイクが自身のプラスになっていることは?
【入月あかりさん】 この歳になってこんなに自分が変われる、がんばれるっていうのを知れたことが、コンテストへの挑戦で得られたことです。スタイルも生活もそれまでとガラッと変わったんですけど、自分を変えられるということがわかったのがよかったです。
――つらいトレーニングを続けていく原動力は?
【入月あかりさん】 トレーニングをすればするほど、自分の身体が変化していくのがおもしろくて。どこまでいけるか挑戦したいというのが、モチベーションになっています。家族も友だちも応援してくれて、コンテスト会場にも来てくれました。その応援に応えられるように、もっとがんばっていきたいです。
――職場でも応援してくれているのでは?
【入月あかりさん】 職場では内緒にしているんです。理由は特にないのですが、なんとなく恥ずかしくて、話しにくいので(笑)。
――今回初めてのコンテスト出場ですが、この先も続けていきますか?
【入月あかりさん】 まずは今回に向けて集中してきたので、そのあとについては、結果も含めてゆっくり考えます。ただ、ボディメイクはずっと続けていきます。つらいこともたくさんあるんですけど、楽しいです。食べることが大好きなので、食事制限はつらいけれど、それがあっても続けていきたいです。やっぱりキレイでいたいから(笑)。
(文/武井保之)