「なんだこのポーズ」コロナ休園中の動物園のぶら下がる“レッサーパンダ”に反響
新型コロナウイルス感染防止のため、臨時休園を余儀なくされている各地の動物園。埼玉県こども動物自然公園も3月初頭から休園中だが、公式ツイッター(@saitamazoo_tw)に投稿される動物たちの写真がユーザーを和ませている。なかでも話題を集めたのが、おかしなポーズをしたレッサーパンダの写真。飼育員の齊藤友萌(さいとう・ゆめ)さんからそれを目撃したときの状況、そして休園中の動物たちの様子を聞いた。
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■扉を開けたら…、「可愛すぎ!」レッサーパンダの面白ポーズ
――公式ツイッターで、面白いポーズをとるレッサーパンダの写真が話題になりましたが、これはどんな状況なのでしょうか?
【齊藤さん】レッサーパンダたちを室内放飼場から室内の部屋に戻すとき、扉を開けたらこんな面白いポーズをしていたので、笑ってしまいました。思わず撮影して、ぜひこの姿をみなさんにご覧いただきたいと思い投稿しました。この写真を見て、少しでも楽しい気持ちになっていただけたら嬉しいです。
――このレッサーパンダについて教えてください。
【齊藤さん】名前はリュウ、2019年7月2日生まれのオスです。性格はマイペースですが、慎重なところもあります。
――現在、積極的にツイッターで発信していますが、その理由は?
【齊藤さん】みなさんに休園中の動物たちの様子を知っていただきたいからです。多くの方が外出することができないなど、不自由な生活をされていると思います。動物たちの力で、少しでも癒すことができればと思っています。
■来園者がいないことで、スタッフの動きに敏感になっている動物も
――3月2日から休園しているそうですが、再開の見込みは?
【齊藤さん】5月6日までは休園が確定していります。ただし、それ以降の再開園予定も未定となっております。
――休園中の動物たちの様子に何か変わったことはありますか?
【齊藤さん】レッサーパンダに関しては、特に変わりありません。ただ、来園者がいないことで、スタッフの動きに敏感になっている動物もいます。
――スタッフのみなさんはいかがでしょう?
【齊藤さん】お客様がいらっしゃらないので、放飼場や展示場、看板の整備を行っています。 ベンチや壁のペンキ塗りなどもスタッフ自らが行っていますね。あとは、休園中だからこそ、SNSに積極的に動物たちの画像や動画をアップしています。動物たちの様子を見て、明るい気持ちになっていただければと思います。
――では、来園者へメッセージをお願いします。
【齊藤さん】今は休園中ですが、またみなさんにお会いできることを楽しみに頑張ります!