ゾクゾク震える...カッコいい!「世界の男前」厳選6人
写真、文・松永学
マルタン 23歳 グラフィックデザイナー

-吸い込まれそうなブルーの瞳をもったマルタンがデザインするものが気になります。
僕はナントという街の近く大西洋の海で育ちました。ナントでデザイン学校を出てから今はパリに住んでいます。仕事はグラフィックデザイナーですが、おもにロゴデザインを中心に活動しています。アドリアン・フルティガー (Adrian Frutiger) のフォントが大好きでよく使います。僕にとっては彼は英雄です。
以前日本の大阪のクライアントからの依頼でロゴを制作しましたが、彼のフォントを使用させていただきました。日本でも人気らしいですね。いつかは日本に行って街の中にあふれるロゴ、看板をこの目でみたいと思っています。
パリは11区と12区が落ち着く場所です。生活感もあって庶民的なエリアです。女性は素直でインテリジェンスな方が理想です。ジュリア・ロバーツの笑顔は最高です!
ジェフレー 24 歳 グラフィスト

-全身黒で決めていたジェフレーはさすがグラフィスト! 黒でもニュアンス違いの着こなしです。
以前はバスケットボール、ダンスのヒップポップをやっていました。働き出して時間がなくなり最近は身体を持て余しているところです。
日本食が大好きでオペラ通りの日本食レストラン街に頻繁に通っています。特に茶碗蒸し、温泉卵が置いてあるお店がお気に入りです。少しずついろいろなものが食べられる日本食は素晴らしいですね。お皿のデザイン的要素も他の国の料理より優れていると思います。
理想の女性はおしゃべりでお互いの意見を分かち合える人。女優のスカーレット・ヨハンソンの容姿なら文句なしです。
ルイ 27歳 映像プロデューサー

-いいことあったのか? 超ご機嫌のルイのお父さんの再婚相手は日本人!
僕は4歳からテニスとゴルフをやっていました。テニスプレーヤーではロジャー・フェデラーが最高です! 僕の父は再婚して2歳の妹が誕生して、彼女、もう可愛くて可愛くて考えただけでもメロメロなんです。日本人の新しい義理のお母さん? きれいで優しいですよ。
2年前には彼女の親戚に会いに日本に行きました。お好み焼きは何回も食べましたよ。大好物になりました。映画学科の学生だった頃、オデオンにたくさんある名画座に毎日のように通って、日本の映画作品、Ozu(小津安二郎監督)やKurosawa(黒澤明監督)映画に感銘を受けました。
女性はきれいだけどダイナミックな人に弱いです。女優ではエイミー・アダムス! 彼女にはクラクラしまくりです。
ユー 26歳 コンピューター関係エンジニア

-ちょっと事情があって顔を怪我してしまったユーは懐っこい性格です。
13歳の時からラグビーをやっていて顔に傷は日常茶飯事だったので、こんな傷は大したことありません。日本の漫画で育ったと言っていいかもしれません。『ONE PIECE』『ゴルゴ13』が愛読書でした。Samurai文化も大好きで日本の城巡りをいつかはしたいと思っています。
パリではモンマルトルで育ったので今でもそこに行くと小さい頃のことを思い出します。ここでよくけんかしたとか! でもそんな友達は今でも付き合いがあって気の知れた仲間になりました。
理想の女性はこだわりがあります。ちょっと肌が浅黒くて緑色の瞳を持っている人。あと僕はそんなに大きくないから小柄な人です。注文多いでしょうか?
ナタリー・ポートマンはいけている女優だと思います。
エディー 25歳 コンピューター系コンサルタント

-速足で颯爽に歩いていた エディーは打ち合わせに行くと。
僕のポケットにはいくつもの仕事用のスマートフォンが入っていますよ。打ち合わせでも手ぶらではありません(笑)。僕はスポーツが大好きで、休みの日にはトライアスロンかエスカラードをやっています。
付き合う女性はエスカラードを一緒にできる人がいいですね。インテリだけどスポーツ好きなら二人でどこまでも登っていけそうな気がします。タイプで言うと女優のジェシカ・チャステインです。でもトライアスロンはハードで孤独なスポーツなので女性にはおすすめできません。
日本食は特にお寿司が大好きで、ネタをひとつ選ぶとしたらマグロです。日本では美味しいマグロがたくさんあると聞いています。いつか食い倒れに行きたいです。
マルコ 24 歳 文学科大学生

-セーヌ川がパリで一番好きと、マルコはフランスの国境を超えてすぐのドイツから来ました。
実はパリに来て4か月しか経っていませんが、セーヌ川にはよく来ます。僕の育ったドイツの川と違って風情がありますね。フランス語にぴったりの風景です(笑)。あとはマレ地区はドイツにない街並みで異国情緒がありますね。日本のことは漫画の『ポケットモンスター』や『名探偵コナン』で勉強しました。学校を出たら行ってみたい国のひとつです。
女性はクラシックな人! と言ってもちょっとユーモアがあってインテリがいいです。過激な女性はちょっと苦手ですから。テレビドラマ『フレンズ』時代からジェニファー ・アニストンが大好きです。